アメリカ人とのビリヤードで”責任”とは何かを考えさせられた話

とまぁ、YouTubeのサムネかとも思うような題名から本日はスタートさせてください。

題名の通り、沖縄は北谷町、宮城海岸のすぐ横のサンエーの真ん前。
ちょうどタコス屋さんの横の横ぐらいのビリヤードができるBARのようなお店に行った時の話。

深夜の11時くらいだったかな。どうやらビリヤードができると言うことでお店に入った僕ら大体6人ぐらい。
それはそれは背の低い日本人学生丸出しな訳で。。笑

お店に入るなりビリヤード台はすぐ奥に見えました。そこにはそれはそれは胸板が僕の2倍くらいある、中東の血が少し入ってそうなキャップ後ろ被りの人と、半袖短パンから除く手首足首の細さとその骨格がTHEアメリカ人だと思わざるを得ないイケメンと、アフリカの血混じり、ドレッドどすこい身長3m(体感)のアスパラのようにひょろひょろの人が

ビリヤードをやっているんですわな笑
コロナ禍、海外に行きたくてもいけない中久々にぞくっとしました。
びびっている自分とワクワクしている自分と。アニメの主人公になったかのような感覚を胸に。

アメリカ人の威圧感、酒、ビリヤード。完全に外国の空間。
これがサッカーとかだったら全然怯まないとは思うんですけど、ビリヤードってちょっと異色じゃないですか??笑

てっきりチャラい奴がチャラブってお酒とタバコと一緒に嗜むのがビリヤードだと思っていたもんで。
#偏見にも程があるぞお前

ビリヤードはあまり経験がないので、まるで外国の空間に居合わせてしまった僕はその人たちに、初っ端から挑むことができるはずもなく。

一緒に行ってた友人が、どうやらビリヤードが得意なんだ俺は、と言わんばかりの顔でそこに挑んでいきました。日本人とは違い遠慮なくとんでもないスピードで英語を話しぶつけてくる彼らの言葉をなんとか拾い、導かれたルールは

勝負で勝ったら譲ってやるととのこと。勝ち残りらしいぞ。

ってことでその友人は挑んで2回目の勝負で勝ちました。

ビリヤードに慣れているわけではないので、タイマンの勝負は勝ち目がないと思ったので、その友人と一緒になってチーム戦をやろうやと流れになリマして、いよいよ勝負の時です。

舐められたらあかんわなと思ったので、これでもかと言うくらい胸をはり、あたかも俺は秘密兵器ですという雰囲気をまとい余裕の笑顔を振りまきました。

態度がデカくなると、気持ちもデカくなるもんで。人間ってのは面白いです。

勝負は意外と拮抗して、最後の最後まで粘ったのですが、負けてしまいました。#試合の描写少ないだろお前

試合に負けると相手が

「I!IU!NSG!(uv3unr0a1!Q'198 shot!!」

って言うんです。何言ってんだかさっぱり。でも一つだけ聞き取れる単語

「shot」

お酒のめやお前らってことです。

おっとっと、最初から飲む気なんてなくて、そもそもこれはただシンプルに運が悪いだけかもしれないのですが、僕たちのチームは酒弱いやつの集まりでして笑

shotなんてもんは無縁中の無縁。俺らはただ楽しみたかっただけだから酒なんてのまねぇよって行ってその場を立ち去り、深夜2時、沖縄ビリヤードは幕を下ろしました。

帰り道少しみんなで話しをした。

やっぱり勝負に対する認識が全然違うよね。
あっちじゃ何も言わずとも勝負となれば何かしらを賭けてんだろうな。
自分の言葉の責任は行動でとるようなマインドが根っからあるんだろうな。


それなのに、俺らは自分の言葉に責任も持たず負けて何もせず、情けない。

0か100なのが当たり前でしょ。ってことをどすんと胸を疲れたように感じました。
中途半端ならやるなよ、責任を持てないなら。

すごく大事なことを、沖縄の深夜に感じながら、とぼとぼと宿まで帰るのは、日本人のばか猿どもでした。

タイマン勝負の邪魔をしないで、己の誇りを持って戦わせる。
そんな文化が日本にも根付いたら面白そうだなってふと感じました。

根付かせよう。まずは僕の身の回りから。

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