Urth成長の立役者!バックオフィスを 統括している創業メンバーの西岡さんにインタビュー!
Urthの中でも多角的に仕事をする事が求められるバックオフィス。関係各所との関係性を築き、Urthの事業をスケールさせる役割を担っていますが、どんな経歴の方が働いているのでしょうか?創業メンバーでもあり取締役でもあるnishiokaさんに話を聞きました!
カオスを乗りこなしUrthを成長させ続けるバックオフィス
ーUrthとの出会いについて教えてください
ワンピースのルフィさながら「かっちゃん!一緒に起業しよう!」と現CEOである田中の誘いがキッカケでした(笑)
Urth自体は、早稲田大学のGapfundprojectというビジネスコンテストで最優秀賞を受賞し設立しました。その前身となるビジネスコンテス時代に田中から声をかけられ、共に会社を立ち上げたのがUrthの始まりです!
ーCEOの田中さんとは元々お知り合いだったんですか?
田中と私は小学校の同級生で共にゲームを楽しんだり河原で秘密基地を作ったりと、無邪気な少年時代を過ごしていた仲です。田中が小学校4年生で転校して以来しばらく疎遠になっていましたが、二人とも大学進学を機に上京し、再び交流が始まり起業に至りました。
ー小学校の同級生と一緒に起業されたなんて、とても面白いですね!CEOの田中さんから誘われてUrthを一緒に起業することになった経緯を教えてください。
「起業ってかっこいいな」と思い、正直あまり深く考えずにノリと勢いで決断したのを覚えています。(笑)
私の父も経営者なので、将来サラリーマンになるイメージは全く湧きませんでした。それに加えてミーハーなところもあり、「起業」という響きに憧れもありましたね。。。
ーそうなんですね!その会社がこんなに大きくなるなんてすごいです。その後、新卒で全く異なる業界で仕事をされていたと伺いましたが一度社会に出た理由を教えてください!
学生当時、ノリで起業したは良いものの社会人経験の不足が大きな壁となりました。Urthのためにも、自分の為にも一度就職した方が良いと思って就活を始めました。
ーなぜfreee株式会社に入社したんですか?
元々freeeプロダクトをUrthで使用していたことや、導入時にカスタマーサクセスの方々に大変お世話になったことから、freeeは非常に良い会社だという印象を持っていました。
また、freeeの「スモールビジネスを世界の主役に」というミッションには、私の実家もスモールビジネスを経営しているため、大いに共感できたのが入社理由です。
内定後はすぐにインターンを開始し、少しでも早く社会人経験を積むべく働き始めました。働く中で、freeeのカルチャーや実務のインサイドセールスなど、本当に多くのことを学びました。特にfreeeのカルチャーが非常に強く、その価値観が絵に描いた餅ではなく、当たり前に浸透していることに感銘を受けました。
入社後は研修を経て会計事務所向けに会計ソフトを販売するセールス部署に配属されました。会計事務所向けに会計ソフトを売る経験は非常にハードでしたが、様々な角度から多くの学びが得られました。
現在、私はUrthでバックオフィスを統括していますが前職でバックオフィスの業務を理解していたおかげで、バックオフィス未経験ながら迅速に対応することができました。Urthに入社してからはすぐにfreeeのシステムを活用して会社のインフラを構築しました。元freeeの人間がfreeeの思想を汲み取りながら構築する会社は少ないため、貴重な経験でした。
ーバックオフィス業務の理解があった上での転職だったんですね
freeeから転職をした理由を教えてください
私がUrthにフルコミットした理由は大きく分けて2つあります。
一つ目は、Urthの事業規模が急速に拡大し、副業では両立が難しくなったことです。Urthは2021年から2022年にかけて500%成長し、さらに2023年には1000%成長を遂げました。freeeに在籍しながら副業として取り組んでいましたが、Urthの急成長に伴い、仕事の量と質を共に向上させる必要が生じました。
二つ目の理由は、将来の成長を見据えた判断です。私は親が経営者という背景もあり、将来は自分も経営者になると決めていました。そのため、大きな裁量を持ち、経営に直接関わることができるUrthでの経験が私の成長にとって最適だと感じました。
ー実際に入社後にギャップを感じたことや、苦労したことはありましたか?
Urthでの環境は、思っていた以上にカオスでした。(笑)
例えば、前職のfreeeでは、前任者やマネージャーがいて教えてもらったりキャッチアップできる環境が整っていましたが、Urthではそのようなサポートがない分、すべて一から学び、経験を積むしかありませんでした。特に、資金調達の実務や人事部の立ち上げなど全く知識のない分野での業務は結構苦労しました。(笑)
また、CEOの田中は学生時代に起業し現在も博士課程に進学中です。社会経験が少ないため、仕事の依頼はかなりざっくりしていることが多いんです。
例えば、バックオフィス業務に関しては「かっちゃん、バックオフィスよろしく!」と言われるだけだったり、資金調達や採用に関しても「お金 or 人が足りないから調達してきて!」といった具合で、非常に抽象的な指示が飛んできます。(笑)
そんな環境で仕事をしていると、自然と自分の主語が会社(=Urth)になり、会社と自分が共に成長しなければならないという強い意識が芽生えました。会社が成長しないと自分も成長できない、さらには会社が潰れるリスクもあると思いながら仕事をしています。
このようなカオスな環境だからこそ、カオス耐性がつき、カオスを乗りこなすスキルが身につきました。今では、未経験の領域でもある程度のパフォーマンスを発揮しながら業務をこなす自信があります。特に現在のUrthのフェーズでは、「やったことがないからできない」ではなく、「どうすればできるのか」を常に考えながら仕事に取り組むことを強く意識しています。
異業界で培ったスキルが活きるバックオフィスの現場
ーバックオフィスの業務をするうえで、どんなことを大切にしていますか?
正直なところ、まだまだわからないことがたくさんあります。税務や法務、労務に関しては法改正が頻繁にあり、常に最新情報をキャッチアップする必要があります。資金調達についてもクローズドな情報が多く相場感を掴むのが難しいです。また、人事制度についても現在のUrthに最適なものが何かを見極めるのは一筋縄ではいきません。バックオフィスの業務は、まさに情報収集と適応の連続、、、といった感じです。
そんな中で私が大切にしている仕事の仕方が3つあります。①MECEに調査する、②Urthに即して考える、③現状のケイパビリティを考慮しつつWBSを設計する。この3つのステップを踏むことで、大抵の問題は解決してきました。
まず、①の調査に関しては、Googleの検索結果を3ページ目まで確認し、一次情報も積極的に収集します。専門家に相談したり、インタビューを行ったりして、信頼性の高い情報を得ます。次に、②のUrthに即した考察では、社内のメンバーが最も詳しいので、彼らの知見を活かしながら情報を精査し、必要なものを選び取ります。最後に、③のタスク設計では、現状のケイパビリティを踏まえ、優先順位と実行可能性を考慮して、具体的なタスクに落とし込んでいます。
なぜここまで丁寧に取り組むのかというと、一つでも手を抜いてしまうと、Urthにとって致命的な影響を与える可能性があるからです。過去に手を抜いて後悔した経験が何度かあり、その度に「最初から丁寧にやっておけばよかった」と痛感しています(笑)。
このようにして、常に最善を尽くしながら、バックオフィスの業務に取り組んでいます。
ー異業種や異業界での経験を仕事に活かせていると感じることはありますか?
はい、前職でのセールス経験は現在の業務に大いに活かされています。セールス、採用、資金調達の共通点として、それぞれ異なる対象者に対しても、Urthの魅力を売り込む点が同じであると考えています。
また小さいスタートアップだからこそセールスと連携して動く必要がありますしセールスをしていた分、気持ちを汲み取りながら業務に臨んでいます。
またバックオフィスといえど、色んな外部イベントやMTGをする機会も多いのでそういった時は際にも隙あらば営業しています(笑)
経営に直結するスリルと達成感。Urthのバックオフィスで働く醍醐味
ーUrthでバックオフィスとして働くことにどんなやりがいを感じていますか?
Urthは少人数で事業をスケールさせるため、一人ひとりの働きが経営に直接影響を与える貴重な体験ができます。もちろん、成果を出せなければ経営にリスクが伴いますが、その挑戦こそが大きなやりがいになっています。
特に資金調達や採用においては、目標達成が事業の成長に直結するため、プレッシャーは大きいものの、その分チャレンジングで刺激的な環境が整っています。このダイナミックな環境で、自分の力を試し成長を実感できることがUrthで働くやりがいに直結しています。
ーどんな方と一緒に働きたいですか?
Urthのメンバーは、ミッションから逆算し、自分の価値を最大限に発揮することに長けています。「やったことがないからできない」ではなく「やったことがないからこそ挑戦したい」と考えるマインドセットを持ち、誰もやっていないことに果敢に挑むファーストペンギンとしての精神を持つ方々が多いです。そんな挑戦者たちが集まる環境で、同じようなマインドセットを持ち、特別なことを当たり前のように実現できる方と共に働きたいです。
Urthでは、一緒に働く方を募集しています!少しでもご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ以下ページも覗いてみてください。「ちょっと気になるかも」という方は、Twitterのフォローも大歓迎です!
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