禁酒25日:時間について考えた
ついでに禁煙四日目である。昨日は吸いたくてしょうがなかったなぁ。ドーパミンの力やっぱすげぇわ。酒とタバコででるドーパミンの代わりに代替物として買い物依存とかに走ること、あるだろうなぁと思う。
まぁそれはいいとして、ふと思ったんだが、ドーパミンて快楽物質だろう。脳内から発せられる快楽物質ってすごく強い、強固なものだという感覚が強いんだが、でも、それでも酒やタバコをやめよう(特に大きなやらかしもなく)という決断できたのは、理性だろうね。
ドーパミンが酒やタバコで出るのはわかっている。
それを作って儲けている人間がいる。
税金もそこにどばどば投入されている。
そんな金、俺は払いたくない。
ドーパミン中毒になって、政府を助けたくもないし、アサヒやエビスの社員のボーナスを払いたくなどない。
別にバーのマスターの生活をこっちが負っているわけではないし、それよりもオキシトシンやセロトニンで幸福感を得る方法を俺は知っているのだ。
オキシトシンは、家族や人間関係、社会とのつながりを感じた時に出る報酬系である。また、セロトニンは太陽の光を浴びた時や、ウォーキングしたりして気持ちいいという時に出るものである。そういうのは、基本的に無料である。まぁ人間関係や家族は維持のために金がかかるのかもしれないが、それは仕方ないだろう。
ちなみに冒頭で買い物依存の話が出たが、楽天(昔勤めてたことがあるが)の市場のキャッチフレーズは当時、「Shopping is entertainment」だった。買い物した時に、安くていいものをみつけて購入したときに、ドーパミンが出るんだと思う。
楽天ポイント経済圏なんかそれを最大活用しているじゃないかそういえば。
ポイントついてラッキー、安くていいものが買えた、っていうのが中毒になるんだろう。
まぁそれでも、別にタバコや酒よりはいいと思う。
出費は一時的に嵩むかもしれないが、それでも酒・タバコで阻害される健康と時間にはかえがたい。
人生はお金じゃなくて、時間だ。
お金は借りたり増やしたり盗んだりすることはできるが、時間はできない。
だから、人生でもっとも大切なのは時間なのだ。
時間を分解すると、寝ている時間と起きている時間がある。寝ている時間はどうすることもできないと思われがちだが、睡眠という人間にとってとっても重要なことをやっているわけなので、その質と適切な量の確保は重要だ。また、起きている時間でも、家族に使う時間、仕事に使う時間、自分に使う時間の大きくは三つある。
まぁおれの場合、自分に使う時間と仕事に使う時間はほぼ同一のものであり、つまり自分のために使う時間と家族のために使う時間がある。まぁ家族のために使う時間も、結果選択して、自分でこの人たちに使いたいと思った時間なので、それは自分の時間なのだ。
つまり、自分の時間というものがこの世にはシンプルに存在する。
タバコでガンになってそれを大幅に短くしたり、酒で二日酔いになって自分の時間を無くしてしまったりすることの絶大なる無駄。それも人間が人間に仕掛けているんだ。
アメリカで社会問題になっているオピオイドやフェンタニルなども、ああいうハードドラッグを摂取している人たちはもはや自分の時間を生きていない。中国に仕掛けられた新アヘン戦争により、脳みそをやられ、自分の時間をすべて麻薬に費やしている。ネットフリックスをはじめとしたサブスクで時間を潰す人も、その意識は少なからずもったほうがいい。
そういうことから全て距離をおき、自分が本当は何がしたいんだということを問い直し、あまりもうない自分の時間というものを大切にしていきたい。