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「ピュアネス」は幸福の条件。忠誠心がないやつは、最後にバカを見ると思う。
これからも、おれは人生の編集はタイトにならないだろうと思う。
いろいろなものに手を出しながら、取捨選択を繰り返していくんだろうと思う。
おれは編集がタイトなやつに憧れる。
仕事だけじゃなく、プライベートもタイトな方がいい。
変なことに手を出しすぎず、一つのことを続けるやつに憧れる。
具体的には、結婚は一度、子供は自分と血のつながりがあるやつがいい。
なんか考えるのがめんどくさいことはやめたいのだ。
仕事やキャリアだって、転職が悪なわけではないが、意味のわからない転職は避けたいと思う。
キャリアがタイトにならない理由が一つわかった。
おれは、組織に対する忠誠心がないのだ。
小学校から中学校ぐらいの一般教育、良く考えれば、部活や就職だってそうだ。
チームビルディングの基本となるのは技能や優位性以上に、その組織・コミュニティに対する忠誠心がないとやっていけない。
金庫の鍵を預けられるやつはほんとうに少ない。
日本企業が新卒を採用し、その後終身雇用を標榜する理由の大きな一つはそれだと思う。
忠誠心というのは大人になってから醸成できるものだろうか?
けっこう難しいと思う。忠誠心ていうのは、幻想なんじゃないか。裏切られることもあるし、裏切られたあとでそれを維持するのは本当に難しいと思うんだよな。
処女性みたいなもので、最初の恋愛は純粋にできても、経験を積むごとにだんだんとそれができなくなってくるだろう。そういうことだが、いや、書いていて思うが、それでも相手によっては純粋に、「この人を幸せにしたい」とか思うはずだよな、と。
結婚も一種の忠誠心ではある。
いや、たんなる子育てプロジェクトとも言えないことはないが、それでも2人以上の組織で実行する組織行動である以上、維持するには、メリットやデメリットを超えた忠誠心、運命共同体という感覚がないと無理だろう。無理だと思う。そう実感している。
それにはやはり一種のピュアネスが必要なんだ。
その人のことが好きとかそういうピュアネスだ。
この会社が好きとか、日本代表が勝ったら自分のことのように盛り上がるピュアネスみたいなものがこの世をスムーズに生きるには必要なのだと思う。
だから、日本における転職はある年齢を超えるときついし、結婚もある年齢を超えるときつい。年を取れば取るほど、そのピュアネスを感じられるケースは少なくなる。というか、ピュアネスはそもそもその人の内在的なリソースであって、生きていればけずられていくものだからだ。
それがない場合はどうするか、そのピュアネスを復活させられる環境や人に出会うことでしかない。仕事においてはそれは、自分の自尊心を補完する会社だったり、職業だったりするのではないだろうか。恋愛や結婚においても、相手の仕事も大切だし、嫁が美人とかも人によっては自尊心を担保するものであるはずだ。
そのピュアネスは、基本的には削られる。
だが、うまくやれば、一生続く。
むしろ強固になり、死ぬ瞬間の幸福度に大きく寄与するだろう。
悪いことはしてはいけない。
人を裏切ってはいけない。
なぜなら、それがピュアネスを担保し、強固にする唯一の方法だからだ。
自分の欲に忠実にありつつも、人を裏切らない。与えられた環境や機会を受け入れ、自分ができること、やるべきことをやる。
それだけで人はある程度は幸福になれると思う。
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