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初めてフルマラソンを完走して見えたものは?(横浜マラソン2018)

2018/10/28の横浜マラソン2018で初めてのフルマラソンで、怪我なく完走することが出来ました。速報のタイムでは5時間42分で、完走を目標にマイペースに走ってなんとか完走できたレベルです。そんなスタイルを目指している方の参考になりますよう、簡単に大会前後のことをご報告します。

#未知なる世界へ というキーワードを設定し、初フルマラソンに臨み完走し見えたものは、応援してくれる、支えてくれる方々への感謝の気持ちでした。完走という目標を達成しましたので、自分を褒めてはいますが、それより感謝の気持ちがたくさんです。皆々様のおかげで生かされているということを実感しました。以下、ざっくりな時系列で簡単にお伝えします。

フルマラソン出走の目的
まずランニングをしている目的ですが、健康であるためです。今年6月ころまでは少しでも早く走りたいと考えて走行距離を伸ばそうと努力していました。しかしながら、帯状疱疹を患いまして、身体に無理させていると感じ、健康であることを目的にしたランニングで怪我含む不健康になったら意味が無いと考えるようになりました。それ以降はマイペースで走るようにしています。フルマラソンの出走の目的は、趣味走ることにおける1つの目標で、また、走ったことの無い者からしますと、完走したら何を感じるのか?を知るためでもありました。

横浜マラソン2018の目標
賑やかに応援してくださる横浜の街を楽しく、給食は美味しく、怪我なく、完走すること。そして、制限時間内、可能であれば5時間30分を切ることを目標にしていました。

事前準備(1週間前まで)
まずは10月の練習の走行距離ですが、フルマラソン出走する目標にしては少なかったと思います。月間150-200kmは走って、走り込みしてあった方が良いと見聞きしています。夏の7,8,9月はこの半分くらいの40kmくらいの走行距離でした。

1週間前までには、マラソン大会当日に必要になるものを揃えておきました。今回、スポーツショップに行く時間を取らなかったので全てAmazonで購入しました。購入したのは栄養ゼリーポンチョ乳首シール

事前準備(前日, 10/27 土)
横浜マラソン2018は、赤レンガ倉庫でランナー受け付けが必要です。10/26, 27が受け付け期間で、大会前日に行きました。前日に行ったのは失敗の1つで、次回は改善の必要があると思います。というのは、大会のある翌日に疲れが残らないよう、前日は家でゆっくりリラックスしていた方が良いためです。赤レンガ倉庫はみなとみらい駅くらそれなりの距離がありますし、受け付けに加えてイベント開催中で、混雑していました。ナーバスになっていた大会前日に行かなければよかったと後悔しています。

前日の飲食が当日の走行のキーの1つになると実感しました。特に飲み物。利尿作用のあるアルコール、カフェインの入ったコーヒーや緑茶は避けました。これが走行中のトイレに行きたくなるか、ならないかの決め手になるように思います。食事は炭水化物とタンパク質を多め、脂質少なめになるようにしました。夕飯はコンビニのサラダチキンとサムゲダンスープにご飯大盛りでした。

大会当日に脱水しないように、前日から経口補水液を飲みましたが、これの効果の有無は分かりません。

そして、翌朝起きて、朝食を食べてすぐに出られるように諸々の準備をします。

ウェストポーチを付けて走ります。お昼をまたがって走りますのでお腹が空きますので、おやつたくさんです。給水場がたくさんあるのでペットボトルは不要という考えもありますが、マイペースで飲みたい時に飲みたい方は持っていくと良いと思います。全てウェストポーチに入れておき、ウェストポーチごと別のビニール袋に入れておきます。

着替えなどです。走後は足が楽になるようサンダルも持っていきます。あって良かったです。

当日のウェアやシューズです。当日朝に足の指にはグリセリンを塗りました。また、靴のサイズがあっていたためか、足に豆1つ出来ませんでした。別noteに書きましたが、アシックスの計測サービスにより適切なシューズ選びが出来たと思います。ハロウィンの時期なので仮装したくサリーを被ろうとしました。フサフサしていて、走り難くなりそうなので被るのをやめました。

朝8:30スタート、7:00までにスタートエリアにいる必要があり、手荷物を預けたりなどをしますので、4:00に起きるように計画しました。6時間は寝られるように床につきます。

当日(スタート前まで)
走る4時間前には朝食を食べた方が良い
と聞いたことがあり、4時に起きて朝ご飯を食べます。

カレー大盛りとカステラです。炭水化物を多めに摂ります。

そして、ウェア一式を着て、その上にウィンドウブレイカーを羽織って現地に向かいます。

走行前はリラックスが大事と思います。電車で現地に向かう際、席をゲットして座って行くのがオススメです。ちなみに、僕が乗った電車の乗客の半分くらいはランナーでした。

現地に着いたら、手荷物を預けて、スタートエリアに向かいます。ここでも、リラックスが大事です。愉快なランナー仲間がいますので、歓談し、スタートを待ちます。スタートエリアに行く前に、トイレを忘れずに!

当日(走行中)
スタートしたら、後は、怪我なく、楽しく走るだけです。マイペースに走り続け、完走することが目標ですので、そのためにマイペースに5kmおきに屈伸などストレッチを行います。

こちらの通り、ペースはほぼ一定で、深い谷が定期的にあります。その谷がストレッチのために停止した時間だと思います。

僕がいたスタートエリアは最終ブロックで、スタートラインまで距離にして1.5km、時間にして26 分くらいかかったようです。

おそらくより前の位置のスタートラインの方がペースが早く、走り易いと想像しています。より前の位置に立つには、エントリー時に申告する予定の完走時間を短くすることかもしれません。

栄養ゼリーについてですが、スタートエリアが前の方の方々はたくさんお持ちのようでした。仲間に教わったのは10kmおきに1つ摂るくらいのペースで、とのことでした。その教えに従い、さらに後半35kmの所でも摂りました。栄養ゼリーはスタート前やゴール後にも摂った方が良いようなので、5個は用意しておいた方が良いと思います。

走行中のトイレについては、なるべく行かないように準備するのがオススメです。遅くも大会前日からは利尿作用がある飲み物を摂らないようにしましょう。走行中のトイレは長蛇の列となり、タイムロスになります。僕の場合は、スタートエリアからスタートラインまで歩いて向かっている間にトイレに行き、その後は一度も行きませんでした。

給食、給水、応援してくださる事については、全てが非常に心強いサポートです。脱水せずに、栄養補給もでき、楽しく、元気をもらいながら走られるのはそんな皆様のおかげです。それに応えられるよう、怪我なく完走したいと思いながら走りました。そして、可能な限り、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」とお礼をお伝えしました。この日ほど、「ありがとう」を言った日は無いかもしれません。

ドキンちゃんと記念撮影

パン食い競争的な。あんパン頂きました。美味しかったです。

サンバ!たくさんの応援ボランティアのグループに来て頂いていましたが、僕はサンバが1番元気出ました!ダンスミュージック好きですから。

そして、ゴール。

33kmくらいまではなんとか楽しく、ランニングの最長記録更新!的な感じで達成感も感じながら走られていました。それ以降は辛くてしようが無かったです。本当に足は棒になり、足が上がらない。周りには歩いている人がたくさんいて、僕も歩きたいなあと思う誘惑も出てきました。一方、足を止めたら、動かなくなるのでは無いかという不安もあり、なんとか、なんとか、ゴールまで走りきれました。

走行後
ゴールした後には倒れこんだりするのかと思っていましたが、案外平気でした。早くゆっくりしたいなあと思う気持ちをよそに、ドリンク、計測タグの回収やメダルの受け取りをするのに、長蛇の列。その後に、記念タオルと手荷物受け取り、着替えます。もちろん、ストレッチもします。

マラソン後は良質なタンパク質を摂った方が良いと聞いたことがありますので、なるべく鶏肉を食べるようにしました。

身体の調子は、両足のモモの前部がひどい筋肉痛となりました。翌日も、歩けないほどでは無いけど痛い。特に階段の上り下りが辛い。他には怪我もせず、良かったです。マラソン後、3日たった今、筋肉痛もほとんど感じなくなりました。

おわりに
初めてのマラソン完走について、書いておきました。見直して、加筆することがあるかもしれません。

こう書きながら振り返りますと、感謝と準備の大切さを改めて感じます。マラソン自体はマイペースに走るスタイルですので当日にパフォーマンスを上げるというのは無いです。当日までに、走り込みなどの練習、持ち物、睡眠やリラックスできる環境づくりなどそういう準備が大切と感じました。今後、そんなに頑張るつもりはありませんが、5時間半切り、5時間切りくらいは目標にしても良いかなと思ってます。

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