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論語と算盤 日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一氏の著書に「論語と算盤」がある。「論語」とは、道徳や理想や理念を指す言葉であり、算盤(そろばん)とはお金や経済を指す言葉であるが、道徳ばかりでは現実に困窮する経済問題を解決できず、理想を失ったお金が幸せを生むこともできない、として、経営は理念とお金と、両方が大事だ、ということを渋沢氏は言っている。お腹を空かせた子供を助けるには、「助けてあげたい」と思う道徳心と、パンを買ってあげるお金の両方があって、はじめて助けてあげられる、という