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用語説明 経営における最重要項目は、理念、ビジョン、戦略を考えることである。 理念とは、その仕事をする目的のことである。何のために仕事をしているのか。その答えは、理念を実現するため、であるべきだ。 ビジョンとは、理念を実現するにあたっての目標である。どういう道筋を通って理念を実現するのか。その道筋の通過予定地点をビジョンと呼ぶ。 戦略とは、ビジョンを叶えるための手段である。その手段は1つとは限らず、数限りない手段が存在し、そのうちのいくつかを選択することになる。 旅行
AIDMAの法則 AIDMA(アイドマ)とは、消費者が商品を買うにあたっての心理プロセスを指す言葉であり、注意(Attention)、関心(Interest)、欲求(Desire)、記憶(Memory)、行動(Action)という5つの段階を示す言葉の頭文字である。 人が商品を買うためには、まずその商品の存在を知らねばならず(注意段階、認知段階)、知った上で興味を持たねばならず(関心段階、興味段階)、さらに欲しいと思わねばならず(欲求段階)、しかし忘れてしまっていてはならず
売り上げの因数分解 売り上げの上げ方を考えるためには、その目標となる数字、すなわち明確なビジョンが必要であることはすでに述べたが、その上で、売り上げがどのような構成要素で成り立っているのかを知る必要がある。売り上げを分解すると、このような式で表される。 売り上げ=客数×客単価×購入頻度……① 式①を見れば、それはそうだと納得されるだろうし、どうすれば売り上げが上がるかも見えてくることだろう。客数を増やすこと、客単価を上げること、購入頻度を増やすことが、売り上げを上げる
「戦略論:売り上げを上げる」の章で、流出客を食い止めるには顧客リストを使ってこまめに連絡をするのがよい、とすでに述べた。そして、そのためにLINEを使ってリストを管理する方法も説明した。 顧客リストとは、新しい商品やサービスを作ったときに能動的にお知らせの連絡ができて、そのお知らせを受けたときに行動を起こしてくれる顧客が何人いるのか、そのリストである。 売り上げの多い経営者はまず間違いなく顧客リストを作っているものである。そして、年々そのリストを増やしていく努力をしてい
「戦略論:売り上げを上げる」の章で、単価を上げるにはターゲットを変えるしかない、とすでに述べた。なぜならば、単価(ギャラ)とは、顧客の持つ予算によって決まるものだからである。 ギャラが上がるメカニズムは、マジシャンの腕前が上がることによって、5万円を支払っていた顧客が10万円を支払ってくれるようになる、というものではない。10万円の予算を持った顧客が、あなたに仕事を頼むようになる、というものであるのだ。 10万円、20万円、50万円、100万円の仕事を頼まれるようになる