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スーパーカブ放浪記2024〜佐田-杵築編〜
4月18日
8:56
起床
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今日こそ行成商店の30%オフのサンドと気付いて目が覚めた朝
しかし30%オフは九時までなので間に合わない事に愕然とした朝
なのでユックリと身支度を整えて九時半行動開始
やっぱり呼吸器系が苦しいな💦
でも行く∑m(`・ω・´ )
スーパーカブ起動
一路、国道10号線を北上する
9:49
ENEOSセルフ別府SS
例の如くいつもの給油所
木曜で五円引きじゃないけど満タンにする
所詮カブの満タンなんてたかが知れてる
さて行きますか(´ω`)
10:23
佐田城址
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1399年、宇都宮親景が築城
土塁・空堀・土橋、一部石垣が遺存する単郭式山城
佐田の街並みが一望できる別名・青山城
親景はこの築城を機に住居を豊前城井郷菅迫(福岡県築上町)から佐田に移し、名を佐田親景と改めた
佐田氏は宇都宮系城井氏の分家で有力な鎌倉御家人である
宇都宮氏の同族である為、周防の大内氏に従っていたが大内氏滅亡後は豊後の大友氏の配下となる
特に14代・弾正忠隆居、15代・弾正忠鎮綱父子は大友宗麟父子の信頼も厚く、佐田勢は大友軍に属して活躍した
1587年に豊臣秀吉の九州制圧に伴い、佐田氏がこの地を追われるまで佐田氏8代188年間の城地であった
こんな所にあったのか〜
存在は知ってたけど見付けられなかったんだよね
でも今回は目的が別なので登城に掛ける時間がないので登山口から眺めるだけにしておく
10:25
大塔橋
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そんな佐田城址登山口に架かる石橋
この石橋は1918年に大見尾と矢津を結ぶ橋として安心院町の矢津川に架けられ、矢津の石橋とも呼ばれていた
しかし1983年の県道改良工事で廃道となり、1998年の県道拡幅工事で解体撤去されることになった
だが地域のメモリアルとして残したいという地元の要望があり、この地に移設再建したものである
やっぱ石橋もいいね
今度、石橋巡りしてみようかな♪
10:33
佐田神社
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鎌倉時代に大友能直により再建され、以後何回か再興されている佐田郷の総鎮守
神殿は1864年に改築されて現在に至っている
表参道と脇参道の二方向から境内へ向かう事ができる造りとなっており、八百年以上の歴史を持つ由緒ある神社なのである
しかし此処はヤバい
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拝殿前に立つだけで髪の毛がスーパーサイヤ人
ここは凄いパワースポットだ(´ω`)
拝殿の前にたっただけで髪の毛が逆立った!
10:37
小鳥宮
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本殿向かって左手には佐田神社の社号標が建っている
台座は亀を模っている
背後に見える煉瓦の塀は幕末に賀来一族の賀来惟熊によって建造された反射炉に使われた耐火煉瓦を利用してつくられたもので高温により表面が黒く変質しているのが分かる
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そんなエリアに佇む小さな社に小鳥宮の扁額が掛かっている
小鳥宮の右手には宇都宮大明神の石塔が建っている
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大正元年に村内中村地区の天満宮・貴船宮・宇都宮大明神・祇園社が当社に併合されており、その一つらしい
10:42
佐田社板碑
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佐田神社境内に散在していたものを一ヶ所に集めたもので四基中、向かって右端の角塔婆と三番目の板碑が市の有形文化に指定されている
角塔婆とは四面板碑の形のもので、この碑面の四面には種子(梵字)を薬研彫りされており、銘文に依れば1333年造立
板碑には碑身上部に大きく種子キリーク (弥陀)を薬研彫りして1332年、時宗教徒に依る造立の銘がある
建立者は当時この地域を領有していた佐田氏と思われる
佐田氏の館跡地として、この佐田神社境内も候補地とされている
10:45
佐田反射炉跡
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反射炉碑
江川太郎左衛門が幕命により大砲を造ってから僅か十一年後の653年より賀未惟態は独力で反射炉を築き、大砲を鋳造した
反射炉を築き、大砲の試射をしたのがここ宮の台である
反射炉の煉瓦は今も佐田神社本殿裏の土塀に遺っている
佐田の文化遺産である
10:50
渡辺クリーニング店
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閑散としている佐田の町並みにポツンと佇む店舗
小さな集落ではあるが建物は意外と新しく、その中で唯一と云ってもいい程レトロな佇まいについ惹かれてしまった
佐田は良く通るけど、この集落には入った事無かったから新鮮だった♪
10:59
佐田京石
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太古の祭祀場か?鳥居の原形か?埋納の標石か?
通路を登って左側の柵内はマウンド中央の石柱から半円形を描くように石柱が配された環状列石と推測される
また右側の柵内にはドルメンと思われる巨石がある
石柱の表面にはペトログラフ(岩刻文字)の存在が指摘されています
背後にある標高四七五mの米神山
この山頂部にも環状列石 がある
地元では、こしき石と呼ばれ、蓋石を取り除くと暴風になると伝わり、暴風石とも呼ばれている
11:06
泣別れ峠
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1185年の壇ノ浦の合戦で敗れた平家の落人達が、この近くのお堂で更に山奥に隠れ住むか、それとも里に住むかを談合 (相談)したと伝わる
その為、地名はが談合堂と呼ばれる様になった
そして談合の結果、この峠でそれぞれに泣き別れて行った事から泣別れ峠と呼ばれる様になった
普段も何度か通ってる道だけど初めて知った
単車だと気軽に寄り道が出来るから良いな
吉田拓郎の落陽を口ずさんでた♪
11:31
天津 志おや
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十一時前には着いていた予定の鰻屋
宇佐千円一夜で当たった二千円分の券を使って、うな重注文
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とても美味かった〜
もう別府でウナギは食べれないくらい美味かった
まぁ〜実際また別府に安いウナギ喰うだろうけど、この時はホンマ他所でウナギは喰えんと思った
さて用事は済んだ…
どこへ行こう…(´・ω・`)
12:26
千財農園
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何年ぶりかに訪れたフジの名所
2400坪の藤棚に250本のフジが咲き広がる
白・ピンク・紫など見事なフジの花と甘い香り、新緑の茶園と新茶を煎じる香ばしい香りは初夏への移ろいを楽しませてくれるスポットである
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久し振りに千財農園の藤の花の薫りに包まれる
なんか癒やされるね(*´ω`*)
12:50
スイートボックス
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農園内にあるソフトクリーム販売店
千財農園オリジナルのふじソフトが売ってたから買ってみた
ふじソフトクリーム
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藤の花がこんな味なのかは解らないが、たまにはこう云うのも悪くない
藤の花の下に行って、食べて涼を楽し
13:03
四日市横穴古墳群
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一鬼手横穴群と加賀山横穴群から構成された集団墓の総称である
六世紀後半~七世紀にかけて造営されたものと推定される
一鬼手横穴群の一基と加賀山横穴群の二基は赤色で彩色された文様が施された装飾古墳で有力者の墓だったらしい
横穴墓とは丘陵の崖面等に穴を掘って造られた墓の事
宇佐市内にはこの他に安心院町下毛地区にある下市百穴(市指定史跡)や院内町原口地区にある水雲横穴古墳群(市指定史跡)などが知られる
へぇ〜こんなのがあったのね
全然知らなかった
13:11
藤原茶舗
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一度来てみたかったお茶屋さん
雑貨も土産品も扱ってる四日市の老舗茶舗
なんかお茶飲みたかったんだけど、煎茶や緑茶は無くて抹茶くらいしか無かった
俺は緑茶を二煎、三煎と楽しみたい気分だったので抹茶ではない
仕方ないのでグリーンティーを注文
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300円と安かったからね
うん…甘い…
どうせなら水出し緑茶とか飲みたかったな
14:39
杵築駅
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移動してJR九州日豊本線の駅の一つ
何かしらイベントやっていないか情報収集に寄る
特になんにも無かった
仕方ないから観光マップを観てたら、おば様に声をかけられる
「時間潰せるような喫茶店とかないですか〜」
地元民に見られたのかな?
でもこの周りにはなんにも無い事を知ってるので「無いです」とキッパリ
その後、おばさま達はどうなったのか定かではない…
14:50
杵築城下町
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南北の高台に残る武家屋敷や商家など往時の姿が色濃く残る全国でも珍しいV字型城下町
サンドイッチ型の城下町とも呼ばれている杵築きっての観光スポット
半年ぶりに訪れる
さて町に変わりは生じているのかな?
14:52
芳の芽
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日本酒の瓶が並んでるのに凄く惹かれて気になったがその店舗の佇まいにも惹かれた
古民家に増設したと思われる箇所が飲食店として開放されているみたいだ
夜は居酒屋営業をしているみたいだ
やはり一度、杵築で飲み歩かないとだな…
今、杵築は侮れない∑m(`・ω・´ )
14:58
ダイレックス杵築
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何はともあれキツい
鰻で栄養付けたけど、体調が回復する訳もないので、滋養強壮飲料ネオアルファEXを購入
それを呑んで誤魔化す
15:04
9 ▷▷10
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9から10と読むらしい
四日市の藤原茶舗でグーグル地図を見てたら見付けた新店舗だ
中休みに入っていた…
すると軒先に、きつき謎解きグルッと周遊ラリーなる貼り紙を見付ける
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あるじゃんイベント
これはもう彼処へ行くしかないよね
15:08
杵築ふるさと産業館
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直ぐ裏にある杵築の観光拠点
土産屋として利用出来る売店も入っている
此処に謎解きグルッと周遊ラリーの冊子があると踏んで来てみた
するとスタッフが「やりませんか?」と話し掛けてくる
そのつもりの旨を伝えると喜んでいた
よっぽどやっている人が少ないんだな…
15:28
杵築小学校
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一問目の問題の答えが此処だと思い、訪れる
併しどうも違う様だ
学校の敷地内には入れないし…
もう一度考えてみる
・
・
・
そうか、そう云う事か!
15:32
藩校の門
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1788年に七代藩主・親賢公が設立した藩校・学習館の主御成門
学習館では1871年の開校まで藩士の子弟を中心に漢字・国学・洋学・算学など学び、幕末や明治維新の混乱期に活躍した人材を多く輩出
現在も杵築小学校の門として使用されている
そう、小学校の門とは此処の事だったのだ♪
なお、この門を入って左側に藩校模型学習館があり、中には蒲校模型を展示しているが今回はパス
前回、楽しんでるからね
15:35
酢屋の坂
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北台の武家屋敷と商人の町をつなぐ坂
土塀と石垣と石畳が非常に美しい坂道である
その昔、塩屋長右衛門は谷町から南台への坂の下で営んでいた塩屋(酒屋)を繁盛させた豪商で、その後は谷町から北台への坂の下で今度は酢屋の商売を始め、此又成功
それから坂はそれぞれの商いから塩屋(志保屋)の坂・酢屋の坂と呼ばれる様になった
そんな坂が二問目の答えの場所
中段まで探して降りる覚悟だったが最上段に答えがあった
15:41
勘定場の坂
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江戸時代に収税や金銭出納の役所があった事から名付けられた杵築城と北台武家屋敷を結ぶ坂道
藩主及び武士が通行した坂で広く、前面に緩やかな傾斜がある石段は駕龍かきの足に合わせて造られてた
また側溝には上からの水が一気に流れないよう工夫されている
53段ある石段は約150年前に姫島から取り寄せた石でつくられており、真っ直ぐに伸びたこの坂道には飾らない素朴さがあります
15:44
逆さ富士
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勘定場の坂を藩校の門に向かって登って行くとある隠れスポット
石段に富士山と見立てた敷石がある
どうやら一つの石を割った物を対照にお敷かれた職人の遊び心らしい

北台武家屋敷から数えて24段目に配置されており、西(24)の富士ととも呼ばれているらしい
へぇ〜知らなかった
15:47
シスター美容室
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勘定場の坂入口にある美容サロン
お城まつりのポスターに惹かれる
五月五日か〜
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無理だな(´・ω・`)
15:51
岩鼻の井戸
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歩く事が交通の手段だった江戸時代では 道路脇の清水や井戸で喉を潤していた
この井戸は谷町の岩鼻の下にあって町筋唯一の井戸であった
武士・町・農民も利用し、藩命で井戸をさらえた
岩鼻の地名は岩が突出しているからであり、この岩は凝灰岩で北台や南台の台地の基盤の岩石である
この岩鼻の井戸から北台を結ぶ坂を岩鼻の坂と呼ぶ
此処が三問目の答えがあるスポット
謎解きと云うか、ワード集めだよな…
15:54
杵築天満社
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南杵築の南台西地区に鎮座する御祭神に菅原道真公を祀る神社
南杵築の安住寺・諸冨氏が四国に向かう途中、暴風雨に襲われ、たまたま近付いた岩山に天満宮が見えたので祈ったところ無事に帰る事ができたので1615〜24年の元和年間に現社地の南東の八坂川河畔の据場に祠を建てて祀ったと伝える
1680年に現在地に遷座した
そんなゆかりの神社
四問目の答えスポットです
15:58
杵築市立図書館
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おおいた県からの挑戦状の問題でここの施設マークが豊後梅とカブトガニであしらったデザインと云う事を知り、訪れてみた
なるほどカブトガニだ(´・ω・`)
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確か市役所前にもカブトガニの像が建っているほどだもんね
本物のカブトガニは杵築では見た事はないけど…
そういやマンホールの蓋もカブトガニだったわw
そんなついでに図書館見学
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綺麗で広くてDVDの貸出しもある充実した図書館
こんな図書館なら遊びに来たくなるな〜
良いな〜杵築♡
16:15
南台展望台
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南台武家屋敷通りの東端にある杵築城ビュースポット
五門問目の答えスポットなので訪れたのだが記憶が蘇った
あ…忍者の姿で塀の上に登って撮影したところだ( ゚д゚)ハッ!
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あれはもう七年も前になるのか〜
なので同じ場所で同じポーズで撮影してみた♪
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何はともあれ杵築エリアでのワード収集は終わった
16:24
杵築市役所
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杵築城下町をブラついてたら喉乾いたのでちょいとお茶っこタイム
杵築の市役所は名産の杵築茶が無料で飲めるのだ♪
で紙コップで飲んでたら何故か新幹線の中の給水器で水を飲んでた記憶が蘇る
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あ〜ペラペラなコップに水汲んで飲んだアレって紙臭かったよな〜(´ω`)
16:29
食楽酒遊 ゆとり
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杵築の気になるお店
なんとなく中華居酒屋かな〜と思われる外観
店の前には中華そばの旗が立っている
そう云えば別府にあった杵築餃子小春が杵築に戻るって話を聞いた事がある
此処がそうなのか?
間借りなの?
やっぱ一度杵築で飲み歩かないとなぁ〜
16:46
杵築神社
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杵築の守り神として松平重休公を御祭神に祀られる神社
江戸時代、松平氏により山上にあった杵築城の郭群が廃止され、居館が建てられていた藩主御殿跡を整備され建立される
立派な石垣があるな〜と思って立ち寄ってみたら来た事あったわ
17:01
のみめしや 勝
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十七時から開店と知ったので訪れてみた
カブで来てるから飲めないけどね…
なので烏龍茶頼んだら、お通し出た
めしやなのに…
このお通しのポテサラ、ベチョベチョだけど酢が効いていて美味しい
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更に唐揚げは揚げたて
このお通しは良いじゃん
でも酒のあてだよなw
何はともあれ塩むすびを注文
すると海苔が巻かれていた…
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しかも韓国海苔
でもコレはコレで旨い
串焼きも扱っていてハツ・モモ・ぼんじり・軟骨つくねの四種類がある
なのでぼんじりを一本だけ注文する
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なかなか旨いじゃないか♪
そんな悪くない料理に舌鼓を打つ店内では懐メロが流れてる
多分同年代だろう
で、客は俺ひとりで注文を捌いてする事が無くなった大将
俺とずっとお喋りしてました
するとミカミから連絡が入る
車検終わったらしい…
う〜む、来週と思ってたから予定が狂っちまったな…
18:01
9 ▷▷10
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今回、杵築に訪れた目的の店再び
店内に入り、カウンターに座る
ここの一番人気らしいオムライスを注文する
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プレーンオムレツがチキンライスに乗っかっている
そのオムレツを割るとフワッとチキンライスを覆う
早速一口
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旨い!
ふんだんにバターが使われている
更にデミグラスと合わせて一口
濃厚さも相まって絶品としか言わざるを得ない
シンプルながらも極上なオムライスだ
中のチキンライスのチキンも心做しか美味しく感じる
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でも濃厚過ぎて、後半は麻痺したのかな
味に物足りなく感じてきた(´・ω・`)
ワインとか一緒に呑んでたらリセット出来ていいかもだけど、オムライスのみだと…
別盛りにケチャップあるとカスタム出来ていいかもね
でも充分美味しかったよ
18:37
UMI NO JIKAN
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のみめしや勝の大将に教えてもらった杵築の夢公園にオープンするお洒落な牡蠣小屋
別府の碧の時間の姉妹店らしい
五月にオープンするってさ
場所だけ確認しに来た
18:39
ヤマダ電機杵築店
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意味はなく寄ってみた
何気に家電店好き
軽く物色してマッサージ機に掛かる
毎月按摩に行くなら月賦で買った方が良い様な気がしてきた
で店内物色しようと思ったら閉店だって…
まだ十九時だよ💦
田舎の家電店って閉まるの早いのね…
19:03
橋詰公園
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八坂川に架かる杵築大橋の袂に在る公園
公園と云うか広場
その昔、この橋詰には舟付き場があり、色んな人や品物が遠くへ旅立って行ったり、集まってきたりと、とても賑やかな場所で市が開かれるほどだったとか
その為、幕府から民衆への広報を伝える高札や触れ書きが掲げられる高札場としても利用されていた場所
大きな橋の場合は橋の管理を任されていた役床と呼ばれる髪結床があり、遊びの施設や屋台などが並んで一大興業地になる事もあったらしい
そんな地を整備した広場
ここからライトアップされた杵築城が見渡せる
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ちなみに八坂川にはカブトガニが棲息しているらしい
19:08
杵築市健康福祉センター温泉場
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1991年に健康増進を目的に建設された福祉施設杵築市健康福祉センター温泉場
この日最後にひとっ風呂
何年ぶりだ?
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とにかくマッタリと源泉かけ流しの湯に包まれ温まる
そんなプチ放浪の〆
さて、家路に就きますか
20:23
ひろきん邸
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ホクホクになったけど、ヒエヒエで帰宅
とりあえず買い置きしておいた惣菜で晩酌
そんな鰻だけの予定だったけど、なんやかんやと楽しめた一日
ただでさえ体調不良なのに風邪引かなければ良いけどな…
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