
ヤドカリ放浪記2024〜大竹-沼隈編〜
5月9日
0:23
セブンイレブン徳山夜市店
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玉祖神社入口交差点で日付が変わる
リスタートしてから二時間そろそろ休憩に入らないと…
しかし周南市に入るまでなんにも無かった…
そして周南市に入って三軒目のセブンでやっと休憩
一軒目は既に営業が終了、二軒目は反対車線側で諦めて、三軒目が此処
もうブッ通し運転は無理だね〜(^ω^;
それにしても冷えるね〜寒いわ
でものんある気分を購入
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のんある気分って事はノンアルな気分って事で実はアルコール入ってんじゃね?って買ってから気になったw
1:55
広島県突入
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山口を横断して、広島入り
小瀬川沿いを走り、安芸国入り
最近意外とこのルート使いがちだな俺
それはさておき、もう少しだけ北上する予定だったが力尽きる寸前だ…
2:14
八坂公園
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予定を変更して廿日市市八坂の住宅街の中にある公園へ
今宵の寝床である
早速寝ます
流石に疲れました💦
7:29
起床
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意外と車の往来がある住宅街
天気も良くて車内の気温上昇
車外に出て、歯を磨きながら辺りを散策する
公園のグランドにはまだ鯉のぼり
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それにしても山並みが聳えて見晴らしと環境の良い所だな
7:40
三県一望の地
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吉田松陰が長州から江戸へ護送される途中、西国街道で当時最も難所とされたこの八坂峠にある岩に腰をかけ、遥かに見える周防大島を望みながら「この場こそ 三県一望の地である」と別れを告げた地
此処からは安芸の島々・周防大島・伊予の山々が一望出来るのだ
長州と幕府の戦いが繰り広げられた場所でもある
間違ってUターン出来ない所まで入って来てしまった…
どうやって引き返すかは後々考えるとして、何はともあれ、景色を楽しむ
7:43
腰掛けの岩
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そんな吉田松陰が腰を掛けた岩
これに座りながら、さっきの三県一望の言葉を発したとされる
朱い鳥居を潜って直ぐの所にある
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う〜ん…ここからより鳥居前からの方が景色良いけどな〜
7:46
依田神社
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三県一望の地のすぐ上に鎮座している依田伴蔵の没後百年を機に1966年に地元の有志が建て、依田伴蔵を神として祀っている神社
依田伴蔵は兵学及び刀槍の指南役であった事から現在、居合道の社とされ、祀られている
時が経つにつれて傷みが激しくなっていたが2016年7月に没後150年を迎えた事から修繕が行われた
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そんな旧西国街道沿いの高台に祀られている神社
神社の由緒書や説明文はないが「オゾンの多い所です 20回深呼吸しましょう」と云う看板のみが立っていたw
さて下りますか
7:50
残念社
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依田神社から降りてきて左手に降りていくとある通称残念さん
長州征伐の際、四十八坂を単騎で西に向かって急ぐ幕府軍の武士がいた
長州軍は戦闘員だと勘違いをして狙撃
その武士は残念といって倒れた
後にこの武士は丹後宮津藩士の依田伴蔵で軍使として長州軍営に赴く途中であった事が分かり、長州軍は遺憾の意を表した
残念社は村人が伴蔵の戦死を悼んで祀ったものである
7:52
治山ダム
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1999年5月2日に発生した林野火災により、約136haの山林を焼失
それを教訓に土砂災害を防止する為のダムを設置
又このダムには林野火災に備え、約二千㎡の水を貯めている
水の流れる音がするな〜と思ったら此だった
滝を期待したのにな〜
さて…未舗装の道をバックで下りますかw
8:09
宮浜温泉
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なんとか旧西国街道を抜け出して宮島に一番近い温泉郷へ
開湯は1964年
宮島を望む浜辺にある事から宮浜と名付けられた広島の奥座敷である
昔、中江と一緒に来たな〜
8:10
海望の源泉地
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宮浜温泉開湯後、環境の変化で湧出量が減少した為、新源泉として1993年に発掘
源泉の深さは1400㍍に達した
泉質はラドン含有量26.5マッヘ/㎏の単純弱放射能冷鉱泉
現在は整備されて一寸した広場になって、源泉垂れ流し♪
体調が良かったらMy湯舟を広げて浴びてたなw
8:19
古代山陽道の石畳
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古代山陽道は四十八坂と呼ばれるこの付近の山裾を通り、鳴川を通過して大竹市に続く道
広島岩国道路や団地の造成等の為、分断された所もあるが往時の旅人が草鞋で踏み歩んだであろう石畳が此処である
またこの坂道を西に登った所には室町時代の将軍足利義満から九州探題に任じられた今川貞世が九州に赴く途中に詠んだ歌を刻んだ歌碑があるらしい
8:29
千人塚
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江戸幕府が天皇を中心とし、外国を打ち払う尊皇攘夷を掲げた長州藩を征伐する為に起こった長州征討
1866年6月から約二ヶ月、幕府軍が敗れ退却するまで廿日市大野の滝の下付近と四十八坂は激戦地となった
紀州新宮藩士・橋本角兵衛など無念にもこの地で散った藩士達は、この戦いで戦死した多くの無名の戦士達と同じ場所へ葬られ、千人塚として幕末の動乱の歴史を静かに今に伝えている長州戦争史跡
ネコが日向ぼっこして寛いでいたので近付いたら警戒された
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8:32
大頭神社
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宮島の厳島神社の摂社として603年によって創建
古くは厳島兼帯七社の一つとされた由緒ある神社
御祭神に大山祇命・国常立命・佐伯鞍職命の三柱を祀っている
久し振りに訪れる
本殿左側行くに既に目的の妹背の滝の雌滝が見えている
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でもその前に〜
8:40
妹背の滝
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本殿裏に流れる雄滝
この名称で呼び始めたのは大正初め
長州戦争の頃は先述通り大野の滝と呼ばれていた様だ
狂歌と山水画を好んでいた当時の大野郵便局長が現在の名称に命名との事
妹背とは妹と夫
すなわち夫婦を意味する古語らしい
そんな雄滝
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見事な豪瀑です
滝壁が赤茶褐色に染まってるのが気になります
打たれ様かとも思ったけど、止めといた
体調悪いし、神聖過ぎるしね
8:50
雌滝
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戻って、本殿から望めたもう一個の妹背の滝
以前は普通に行けたのに何故かバリケードが張られていた
でも気にせず滝下迄行き観瀑
毛保川支流に懸かる落差45mの分岐瀑ではあるが滝行には向いていない
帰りに毛保川の中を歩くと本殿前に出た…
近道あったんだ(´・ω・`)
9:05
セブンイレブン廿日市大野更地店
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トイレ休憩
水分補給の為、二㍑の天然水を購入
この時、既に昨日から行こうとしてたスポットの事をスッカリ忘れる
9:20
蘭陵王像
グーグル地図で観光名所を検索したらHITしたスポット
行ってみると宮島口旅客ターミナル前のロータリーだった
だったら観た事ある筈だな…
でも折角なので鑑賞する
舞楽・蘭陵王の像だが作者については定かでない
厳島神社蔵の陵王面は国の重要文化財に指定されている
そうだったんだ
9:21
宮島口旅客ターミナル
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宮島に渡る乗船場
折角なので厳島神社の鳥居だけでも観ていこうと寄るも此処からは見えないね
なのでその脇の方へ流れて宮島コーラルホテル前にて見渡す
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こんな良い天気の日に渡ったら、さぞ楽しいだろうな
9:25
MIYAJIMA CAFE
宮島口旅客ターミナル前にあるカフェ
宮島牡蠣バーガーに惹かれたので入店しようと思ったが十一時オープン…
断念する
代わりと云っちゃなんだが店前に展示していたパッカードスーパーエイトを見学
パッカードはかつてロールスロイスやベンツ・キャデラックに並び、不動の地位と名声を得ていた名車
展示車両はA&C創業者が実際に乗っていたものらしい
9:30
JR宮島口駅
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路駐していた愛車に乗込み再出発
でも直ぐに信号に捕まり、停まった場所が駅の正面
なので信号が変わる前に駅舎を撮影する
鉄ヲタではない
9:37
フジグランナタリー
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ナタリー号跡と云う観光名所でグーグル地図で案内されたスポット
ナタリー号跡が判らず折角なのでチョイと買物に入って朝食を購入
9:43
ナタリー号跡
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あった
フジグランナタリーのニトリ側のテナント前に跡と云うより部品が数点がモニュメントとして展示されている
1937年建造のナタリー号はエンジン付帆船としては世界でも稀な大きさを誇り、また英国風クラシックスタイルのその姿の華麗さから欧米各地に多くのファンを持つ存在であった
地中海での洋上の社交場として親しまれたナタリー号は縁あって1971年にこの廿日市を第二のふる里とし、今日まで地域のシンボルとして愛されてきた
しし誕生から六十有余年、ナタリー号も老朽化の宿命から逃れる事は出来ず、惜しま れながらも1998年に解体
広島のみならずナタリー号を愛した人は多く、その記憶を将来に渡って留めることを願い、船の一部を使ったメモリアルアートとしてこの地にナタリー号の名を刻む事となったのが、このナタリーサルベージ・アートストリート
思ってたのとちゃうな(´・ω・`)
9:45
ナタリーマリナタウン
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そんなフジグランナタリーの道路反対側に広がる海岸広場
特に何にもない…
海の景色だけ眺めて先に進む(´・ω・`)
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10:07
第一山陽木材港南給油所
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ここら辺で一番安い給油所
利用は二度目
そう、蘇生したヤドカリを迎えに来た時にこの給油所の存在を知ったのだ
レギュラー160円/㍑
満タンですかと聞かれたが、次の給油所迄の距離を計算しても三千円分のみ給油して貰う
10:18
RVインパクト
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数年前、初代ヤドカリがダメになった時にお世話になった此方
近くまで来たので挨拶に伺ったが休みだった
ついでに燃料タンク内が錆々で丸ごと取り替えた事実をしれっと告げてやろうと思ったのにな…
10:23
洞雲寺
そんなRVインパクトの近くにあったお寺
桜尾城主であった厳島神主藤原教親・宗親親子により、1487年、その菩提寺として創建された曹洞宗の禅院
寺内には藤原興藤・桂元澄・毛利元清夫妻の墓や陶晴賢の首塚等いずれも市指定重要文化財があり、戦国期の興亡の姿を今に語りかけている
又これらを含め、県重要文化財が七点、市重要文化財が七点を所有している
少し敷地内を見て歩く
この時点で昨日から行こうと思っていたつゆ太郎水は通り過ぎていた…
11:48
深山の滝
国道31号線を南下
少し興味あった呉ポートピアパークの前を通り過ぎて、県道66号線に入る
するとナビ通り訪れると滝の入口から工事中で入山禁止になっていた…
残念…
諦めるしかない
11:57
コープ焼山
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トイレ休憩がてら昼飯購入
広島と言ったら穴子なので穴子巻を購入する
そのまま駐車場で食してると何か飛んできた
どうやらバックで駐車しようとした車が停まってた車に追突してヘッドライトカバーが飛んできたのだ
そしてその車が駐車場を出ようとした
当て逃げを目撃してしまった…
一応車両の画像は撮っておいたけど、いざこざに巻き込まれたくないので先に進む
12:37
キッチンママ
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特にあてもなく車を走らせてると日替り定食550円の案内が目に止まった
車Uターンさせ入店
もう日替り定食一択だったので入店と同時に「日替りで」とまるで常連の様に注文して席に座った
そして改めてメニューを見るとそそられる定食や料理がズラリ…
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もう少し考えてから注文すれば良かったな
何はともあれ日替り定食が運ばれて来た
生姜焼きにメンチカツとメインが二種類も♪
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小鉢と味噌汁も付いている
更に大盛り無料で550円
充分じゃないですか(*´ω`*)
ふぅ〜お腹が満たされました♡
13:06
吾妻子の滝公園
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元は千尋の滝と呼ばれていた東広島市の滝の周辺を整備した公園
平安時代末期の1180年、平家追討の為に立ち上がった源三位入道頼政が平家に敗れ、自害するとその室菖蒲の前は追手を逃れ、幼子と共にこの滝の岩屋に身を隠した
併し幼子は死し、悲嘆に暮れた菖蒲の前は「吾妻子や千尋の滝のあればこそ広き野原の末をみるらん」との和歌を詠じた
それ以来、千尋の滝は吾妻子の滝と呼ばれるようになったと伝えられている
そんな滝が流れる公園
ナビ通りではとんでもない所に案内される
13:07
吾妻子の滝
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東子の滝とも書かれる、あずまこの滝
落差は約15mあり、幅が35mというワイドな滝である
水流は左右に分かれ、東側は雌滝、西側は雄滝と呼ばれる
今でも滝の上には観音堂があり、種若丸の墓と言われる宝篋印塔が安置されている
13:21
三永水源地
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1943年にダムが完成して軍港として有名な呉市の水源として今も活躍しているスポット
国登録有形文化財にもなっている堰堤の他に桜や藤棚のスポットとなっており、シーズン中は無料開放しているとの事
でも三永の藤棚の開放は六日までだった
藤の花って此からの季節じゃね?
入れないのなら仕方がない先に進む
てか何処に行けば良いんだろ…
13:32
三永歴史民俗資料館
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進行方向前方に茅葺の古民家を発見して急遽車を停めて見学に寄る
この資料館は、昔の家の生活を知り、あわせて家の意味を考える場として1976年に賀茂郡福富町久芳の神田邸を移して開館
資料は時代の変化の中で失われつつある農具や生活用具を中心に収集、展示し、囲炉裏や竈も復元している
此等の資料は東広島市の生活と社会の変化を知る事ができる生活文化財であり、ひとつ一つに昔の人の生活の知恵と工夫がこめられている
外観しか見学出来なかった
内部の見学は前日まで予約しないと駄目なんだって
そこまでして見たいとは思わない
13:46
賀茂川源流渓谷
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Googleマップの観光名所検索で出てきた清流庵に行ってみたら着いた渓谷
そんな賀茂川源流渓谷最初のスポットが夫婦淵
上にある淵を雌淵、下にある淵を雄淵と呼んでいました
それで夫婦淵になったと言われている
もう一つの説は上の淵と下の淵との間に小さな淵があるので合わせて三つの淵を一緒にしてミツプチと呼んでいたのが段々ににミュウプチになりやがてミョウブチになり、とうとうミョウトブチになったとも伝わる
また正面から見ると左右対称に二つの滝が流れていた
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それを仲の良い夫婦に見立て、夫婦淵と呼ぶ様になったのかも知れませんと書かれていた
三㌔程進めば河鹿の滝なる滝があるらしい
流石にそこまでは無理だけど少し上流を目指してみる
13:53
賀茂川最上流端の井堰
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賀茂川には灌溉用の井堰が四十五ヶ所ある
そしてその最上流端にあるのが、この二つの井堰
上井出は壊れていおり、今見えているのは下井出で上井出の用水路は左岸側に下井出の用水路は右岸にある
二つとも今は使われていない
仁賀では二十六ヶ所あったがダムが建設された為、四ヶ所の井堰は廃止になった
その先から滝の落ちる音が聴こえる
砂防ダムだった…orz
13:55
観音淵
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この下には青く澄んだ深い深い淵があり、そこの岩の上に観音堂があった
1945年の大洪水で道路も観音堂も流れた
その復旧と下流への防災の為に堰堤を造り、道路も現在の高い所に付け替えられ、観音堂も地域の人たちのカで再建さた
しかし防災工事により青く澄んだ深い淵は埋まってしまい、以前の観音淵の面影は全く無い

そんな観音淵の畔に祀られた今の観音堂の御神体の石は二度の大災害に遭いながらも二度とも松の根本で見つかったと伝わる
そんな観音堂なのにちょっと簡易的な造りなのが残念である
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さてこれ以上は今の俺の体力的に無理だと判断
此処で折り返します
14:12
仁賀ダム
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ダム湖の左岸側に位置する芙蓉の山は古くから深い緑を湛え、豊かな清流の源となり、地域の人々の生活の歴史はその豊かな感に育まれてきた
芙蓉には繊細な美しさ・気高さの意味が込められており、豊かな自然に囲まれた仁賀ダムの湖の景観に重ね合わさるものがある
また芙蓉の地名は古くから地域の人々に親しまれ、竹原市民の母なる川、賀茂川の源流地として仁賀町民の誇りとなっている
別名・芙蓉湖
14:37
菅原道真公手掘り井戸
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約1100年ほど前、都で右大臣という位についていた菅原道真は朝廷で大変重く用いられていた
併し901年、藤原氏の策略の為、都から遠く離れた九州の大宰府に大宰権師として送られた
途中、この地に上陸したところ、人々は水不足で大変困っていた
みかねた道真公は自ら井戸を掘りはじめるとコンコンと綺麗な水が湧き出し、人々を救った
人々はお礼に干し飯を甑で蒸して差し出しました
その後、このご恩を忘れないようにと皆で丘に社を建立
甑を御神体として祀っている
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これが岸ヶ岡の甑天満宮です
その時の井戸は菅公手掘りの井戸として大切に守られ、今も清水を讃えている
その前には荒神社があった
15:00
瀧宮神社
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三原市に入り、温泉に向かってる途中にその社号に惹かれて寄ったこの神社
544年、木梨里熊なる者占い櫻山の頂に素戔嗚尊の御降臨ありと依りて櫻宮と号す
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701年、出雲国須佐国造請じ、櫻山の続き八雲路山遷座し、峡流あるにより瀧宮と改称す
百年後、803年の大洪水により現在の神供の地に祀られた
御祭神は素戔鳴尊
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良い神社なので少し境内を散策する
15:06
龍神井戸
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昔、龍が降りてきては水を飲んだと伝わる井戸
それ以来、龍この井戸には龍神様が鎮まっているとの事
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龍神を信仰される方はその姿が見えるらしい
信仰はしてないけど龍神は信じているが見えなかった…
15:11
大和国龍田大社
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風神と刻まれている碑
千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに水くるるとは
在原業平朝臣
主祭神 龍田比古命 龍田比売命
御神徳 大気・生気・風力を司る風の神
と説明が書かれている
…どう云う意味ですか?
他にも境内社が一杯あったけど、参拝もそこそこに先に進む
良い神社でしたよ
15:23
田屋城址
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通称:城山
1369年、将軍・足利義満公から備後国御調郡木頃庄の地頭職に任命された石原右衛門尉頼元が築城した城
石原氏は源氏出身で永く石原村に在住し、在名を持って石原を姓とした
その後、室町幕府は衰退し、群雄割拠・下剋上の戦国時代へ移行し、近隣領主との抗争は屡々発生
山陰尼子氏の襲来により、石原小次郎が1513年に討死
安芸国毛利氏が勢力を拡大後は毛利氏に従い、1569年、筑前立花城で石原弥次郎が討死する
秀吉の朝鮮出兵でも小早川隆景の重臣・石原太郎左衛門が功績を残すなど広く転戦した事が伺われる
毛利氏は1600年の関ヶ原の戦いに敗れて、防長へ移り、石原氏もこれに随伴して田屋城は戦国の波乱の時代に一所懸命に所領を守った230年の歴史を閉じる事になる
石原氏の子孫は幕末まで毛利の家臣を務めた
そんな広島県のお城
流石に登らなかった
15:35
養老温泉
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この土地は昔からヨロと呼ばれ、コンコンと湧く泉に養老の伝説が伝えられていた
そして1960年に酒を製造する為の水を探している際にラドンを豊富に含む温泉水が発見された
その直後に源泉である養老温泉本館が開業
藤井川沿いに三軒の宿が建ち並び、うち二軒が温泉を引いている
冷鉱泉にはメタケイ酸も含まれるので美肌効果も期待でき、飲用にも適している尾道の奥座敷
来た事ある筈なんだけどぁ〜
記憶に残っていない…
何はともあれひとっ風呂
15:40
天然温泉 うら湯
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旅館浦島が2013年にオープンした日帰り入浴施設
入浴料600円で利用出来る
やっぱ本州は高いね〜
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でも此処を逃せば今日はもう浸かる所がないだろうから600円払う
そして大浴場へ
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内湯には加温循環ろ過の湯が注がれている湯舟が一つ
そしてサウナと水風呂のセット
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ラドン泉には無意味に露天風呂は源泉かけ流しのは壺湯
まぁ〜循環ろ過湯よりはマシか
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なので壺湯と水風呂の交互浴でマッタリ一時間
マッタリ湯あたりしなかった効能の薄いひとっ風呂でした
17:05
高諸神社
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676年、新羅の王子が戦乱を避けて日本に向かう途中に台風で遭難し、今津の海岸に漂着
今津の荘園を管理していた役人の田盛が王子を助け、自宅に引き取って看病したが王子は間もなく死亡
ある夜、王子が田盛の夢枕に現れ、「わが携えていた一振りの劍があり、これを祀れば必ず福が授かる」と告げた
田盛は早速この地にお宮を建て、劒大明神として祀った
そこから、おつるぎさんと呼ばれ親しまれている
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御祭神は須佐之男命と劒比古神
境内には田盛が祀られた田盛神社のほか王子神社・稲荷神社等がある
何気なく気になって寄ってみたら、なんか気高い雰囲気感じた
色々と見応えある境内社が点在していたがユックリ見て回る時間は無くもないけど、時間的に遅いので余り境内には居てはイケない時間帯
なのでサッサと拝殿にお参りに行く
そして何気に拝殿の左側に入っていくと〜
17:09
御神木
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本殿の横に生える良い樹だなからと思ってたら御神木だった
凄く捻れていて、よもや此が御神木とは思ってもいなかった
他に立派な樹は沢山有るのに…
でもこの捻じれ具合
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不思議な力を感じる
だから御神木に選ばれたのかな
樹齢は350年以上で樹の種類は柏の木らしい
17:11
疣神様
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本殿の真裏にヒッソリと祀られていた
地元では疣が取れる神様として親しまれているとの事
17:12
宮島さん
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市杵島姫命を祀る石祠
厳島神社のことらしい
おつるぎさん詣ではこの辺にして、今宵の寝床へ向かいます
17:38
道の駅アリストぬまくま
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県道47号線沿いに位置する素朴な道の駅
今宵の寝床である
施設は既に閉まっており、施設の裏には謎の池がある
何はともあれ、飲みに出ます
17:48
ローソン沼隈新川店
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道の駅最寄コンビニ
まずは缶酎ハイでも買って喉を潤してから〜と思ったら改装中だった…orz
十四日にリニューアルオープンらしい
コンビニ近くて便利だな〜と思って今日は此処でしようと決めたのに…
まぁ〜えぇ〜わ
17:59
四季順
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台湾料理屋
別府の昇龍みたいな店
此処迄来て、地元っぽさもない店に入りたくない
18:00
尾道中華そば麺家笑
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開いてない…orz
本当は道の駅手前にあったお食事処兩子で飲もうと思ったんだけど、道の駅に入る前に通るとそこも開いてる気配が無かったから下ってきたのに…
そしてもう一軒在る筈なのに分からずr47を歩いて下り〜
18:06
ハローズ沼南店
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広島・岡山・香川・愛媛・徳島・兵庫・山口で展開する24時間営業のスーパーマーケット
もう外呑みは諦めて惣菜類を買って帰る事にした
18:28
結
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下ってる時に焼鳥屋があるな〜とは思っていたが、此処がGoogleマップで知って行こうと思ってた居酒屋か
てっきりテイクアウト専門店と思ってたから素通りしたんだよね
そして最近焼鳥続いてたしね
で買物したけど、折角だから一軒位はって思ったんだけどまだ準備中…
グーグル地図じゃ十七時からなのに…
もう帰る
沼隈ツマらん…(´・ω・`)
18:37
岩永書店
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ちょいとるるぶを立読み
久し振りに旅行誌とか見たわ
書店を出ると焼魚の匂い
居酒屋あるの?
多分そこら辺の民家の晩飯の香りだ…
18:53
ヤドカリ帰還
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車内で晩酌
炙りサーモンにコハダの昆布締め、ユッケ風鯨で晩酌開始だ
そしてWiFiが繋がり、心はロンリー気持ちは「…」FINALを視ながら晩酌
居酒屋入らんで正解だったかもしれないね
やっぱちょっとキツいしね
何はともあれ、そんな放浪初日
思いの外あちこちに行けたな(*´ω`*)
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