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[liminal;marginal;eternal]の演出に感じたことについて

本noteについては、2025年1月11日・12日に開催された「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の「SHHis(シーズ)」「CoETIK(コメティック)」が出演する、283プロダクションのライブ「283Production LIVE Performance[liminal;marginal;eternal]」で行われた演出について、感じたことを書き留めたnoteです。
否定的なことを多く書いているため、本ライブが楽しかった!と感じている方にとっては、閲覧非推奨でございます。
また本文中に特定の個人を指した記述をしておりますが、特定の個人をいたずらに誹謗中傷する意図は全くございません。
あらかじめご了承のほど、よろしくお願いいたします。

1.今回の演出についての概要

ひとまず簡単に、今回の演出についての概要についてまとめます。
・2025年1月11日・12日に「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の「SHHis(シーズ)」「CoETIK(コメティック)」のキャラクターが出演する、283プロダクション名義(アイドルマスターシャイニーカラーズ名義ではない)のライブ「283Production LIVE Performance[liminal;marginal;eternal]」が開催された。
・本公演はXRライブであり、従来のアイマスライブとは異なり、声優ではなく、CGキャラクターがライブを行う方式であった。なお、ライブに当たっては、リアルタイム映像・歌唱ではなく、事前録音・事前制作された映像を流すシステムであった。
・公演は1月11日・1月12日ともに4公演開催された。今回は4公演の現地通し券はなかった。
・現地以外に、ライブ配信・アーカイブ視聴チケットが販売された。
・4公演の内の1月11日の午後公演にて、SHHisの緋田美琴がイベント中に体調不良となり、11曲目以降(公演の約半分)の出演を取りやめる演出があった。演出時には、舞台暗転時に、美琴が倒れたことを示唆する七草にちかのボイスが流れ、会場アナウンスが流れる、またPA席にスタッフが集まるといったリアリティがある演出がされた。
また1月12日の午前公演についても、大事をとって美琴の一部出演を取りやめる演出があった。

・出演取りやめ部分は、欠場扱いとなり、オリジナルメンバーが彼女の歌唱パートを歌唱する対応がとられた。(基本的には、SHHisのユニットメンバーである、七草にちかが彼女の歌唱パートを代替した)
・美琴が歌唱を取りやめた楽曲については、1月11日の午後公演は5曲、1月12日の午前公演は3曲であった。

2.私がなぜこの演出に不快感を感じたのか

まず最初に前置きしておきたいのが、私は今回の記事を書くために、odd;2とeven;4のアーカイブを購入しております。
この理由は、「ライブに参加していない外野の意見なんか~」といった投稿が、Xを中心に散見されたためです。
実際の演出を見るためにもアーカイブ購入は必須と感じ、2公演目と4公演目のアーカイブを購入・視聴いたしました。

さて前置きが長くなりましたが、今回私が一番不快に感じたことは、「アイドルマスターシャイニーカラーズの公式Xを巻き込んだ演出を行った」ことです。

私はこれを最初Xで拝見し、「アイドルマスターミリオンライブ!」の11thライブが、開催前日に中止になった旨を、公式Xの投稿で知ったことがフラッシュバックしました。

私はもともと上記11thライブに参加予定であり、前日に会場周辺に前乗りしていました。ライブ前日で楽しみも頂点になる中、18時ごろに上記ポストが投稿されました。
ポストを見た瞬間、冷静な思考ができなくなりました。特段事前のアナウンスはなく開催延期については全く想像がされていなかった状況です。しかしタイムラインを追っていく中で、上記投稿が現実であると認識しました。
私事ではありますが、上記ライブが行われるまで、10月頭に大きなプロジェクトを仕事で抱えており、「このライブまでは」とライブを励みに、毎日過ごしておりました。そのようななか、今回開催前日、あと会場に向かうまでといったところでの延期のお知らせでした。
コロナが落ち着いてきた状況の中で、体調不良でライブがそのもの延期になるといったことは、晴天の霹靂であり、深い絶望に包まれながら、ライブ前日の夜を過ごしました。
翌日の土曜日は、名古屋観光をする気力もなく、早々に帰宅しました。
余談ですが、この時に名古屋地元店舗とコラボを行っていた「でらます」イベントを楽しんでいた同僚のプロデューサーは心底尊敬しますし、コラボ店舗にとっても、信頼感(今後のコラボ継続についての)を与えることに貢献していたかと思います。

上記のような流れがあったのにも関わらず、今回、ブランドのアカウントとはいえ公式Xで告知ポストを行った。この事実に、私は初めてアイドルマスターに深い怒りと悲しみを感じました。
上記11thライブについては、アイドルマスターの別ブランド(今回の演出が行われたシャイニーカラーズを欅坂46とすると、11thライブが中止になったミリオンライブは日向坂46である…といったイメージです)であるので、関係はないといった意見もあるでしょう。しかしながら、公式としてMoIW2023やオケマス、アケマスツアーズやスターリットシーズン、過去にはポプマスでブランドを超えた施策を展開しているのですから、個人としては配慮が必要と感じています。
またミリオンライブだけでなく、学園アイドルマスターの松田彩音さんも体調不良により、すでに予定されているライブの出演を見合わせされることが発表されています。

私はアイドルマスターとしてのキャラクターを使用してXRライブを行うのならば、こういったところにも配慮をしていただきたいと強く感じました。
非常に自分勝手な意見であることは承知しております。しかしこういったお知らせを「文字で見る」ことのインパクトは、実際の映像で知るよりも非常にインパクトが強いものです。
体調不良。その4文字だけですが、私は少なくともXのポストを見たとき、上記延期がトラウマの様によみがえりました。ハッチポッチ2が決定し、少し忘れかけていた、忘れようとしたことが、今回の演出により思い起こされました。

ここまでが、不快感を感じた第1の理由です。

私たち観客は、決して安くないチケット代を払い、ライブや公演を見に行っています。そのなかに、見に行こうとしているモノが中止になれば良い
と思って見に行く方は、ほとんどいないでしょう。
今回のような体調不良だけでなく、デレマスユニットツアー石川公演や学マス大阪公演のように、天災で延期になることもあります。
またライブが中止にならなくても、仕事や身内の事情で、泣く泣くライブに行けなくなった経験をされた方も多くおられるでしょう。
そのようななか、ライブが無事開場し、開演して最後まで見られるといったことは、当たり前のようで当たり前ではないのです。
そこには、出演者・関係者のたゆまない努力の賜物だと感じています。
ミリオンライブのACT4で、センターである春日未来役を演じる山崎はるかさんが、体調不良でライブ前のラジオ関係のお仕事をお休みされるといったことがありました。
私はライブ参加前、このことで非常に不安を感じていました。ミリオンライブ初期から引っ張ってこられた山崎さんが、ACT4不在になってしまうといったことは、考えたくありませんでした。
このライブは、ミリオンライブ初の「39人」がDAY2で揃うことがアナウンスされており、出演者が勢揃いすることが、非常に注目されているなかで、一人も欠けてほしくないといった思いも強くありました。
そして迎えた当日、DAY1の1曲目である「Welcome!!」で、個別衣装を纏いながらステージに現れたアイドルたちの中に、山崎さんがアップでスクリーンに映し出されました。この時に、私はWelcome!!がLIVEで聴けたこと、個別衣装で登場したことよりも、山崎さんがステージに立てたことに心底安心し、涙したことを覚えています。
そしてDAY2のMCで、39人揃ったこと、そしてそのために、尋常じゃない思いをライブにかけていることを、山崎さんから語られたと記憶しています。
ライブ終了後、5月ごろに山崎さんが妊娠されていることを発表され、10月に出産されました。山崎さんご自身から、ACT4のステージ登壇にあたっては、医師と相談の上、かなりギリギリの状態で登壇されたといったことも明かされています。

このようにライブの出演にあたっては、演者も並々ならぬ努力をされています。他のライブでやむなく体調不良になってしまった方も、事前調整などを当然されているかと思いますし、それについては私たち一般人が計り知れない努力をされているのは間違いありません。
そのような演者の努力を今回の演出で、ライブといった媒体(映画やマンガではなく、チケットを取って見に行く公演で、事前アナウンスなく実施した)で、故意で演出として行ったことに関係各者の努力を踏みにじっているように感じました。これはアイドルマスターだけでなく、他の音楽グループや舞台や歌劇など、芸術関係全ての関係者を冒涜しているのではないでしょうか。

ここまでが、不快感を感じた第2の理由です。

最後の理由としては、そもそも楽しみに行くためにライブに行っているのに、出演アイドルが苦しむようなマイナス要素が強すぎる演出を行った点です。
ライブという、音楽を楽しみに行く場に、マイナス演出を行うこと自体に、強い嫌悪感があり、大変不快でした。(これがマンガやアニメの演出なら、全く問題ないかと思います)
MRライブというものは、当然のことながら、出演者の体調不良は考慮する必要がないというのが、かなりの利点であると思われます。(これは制作側にとっても、観客側にとっても)それを逆手に取り、今回の演出を行った。
このことについて、私個人としてはMRライブの魅力を台無しにしていると思いますし、今後のシャニマスのMRライブについては、参加を躊躇してしまうといったところが本音です。

3.演出が実施された背景

では、この演出が実施された背景について、考えていきたいと思います。

まず一つに、「曲数が少ないため、公演ごとに違うカラーを出すために、インパクトがある演出をする必要があった」という事情があったかと思います。

間違いはあるかもしれませんが、現在のCoETIKとSHHisの楽曲数は次の通りです。

CoETIK(ユニット)
7曲

CoETIK(ソロ)
3曲+1曲(1/3)

SHHis(ユニット)
11曲

SHHis(ソロ)
2曲

合計24曲

※ユニット曲はそれぞれのユニット単独楽曲とする

上記の通り、斑鳩ルカの特殊曲である1/3を含めても、合計曲は24曲です。
実際のセトリを見ると、基本20曲で構成されていることから、上記曲数では、2公演ならともかく、4公演なら大多数の楽曲がセトリ被りとなります。

また他ユニットならともかく、特にCoETIKはシャニマスの他ユニットの曲を歌唱する(ユニットシャッフル)を行うことは、文脈上ありえない(Ex.CoETIKがイルミネーションスターズの楽曲を歌唱する)かと思いますので、必然的に上記24曲の中からセトリを組む必要があったかと思います。
※参考までに、昨年の765MR(はんげつ・961)、一昨年のミリオンでは、元々楽曲数が豊富であり、かつ担当曲以外の歌唱もありました。 

また今回のライブを見ていると、3Dモデルの制作だけでも、非常に時間をかけて作られていると感じるくらい、精巧な映像となっていました。おそらく制作期間については、半年を超えているかと思います。
公演が発表されたときには、前述したミリオン11thの延期や松田さんの体調不良も発表される前であり、当然のことながら今回の演出について決まった状態で制作進行が進められており、演出の変更ができる状況ではなかったと考えられます。

以上、まとめますと
①セトリで使える楽曲が限られており、インパクトのある演出を行う必要があった
②他マスの事情については、開催決定が発表された後に生じたため、制作上演出を変更することができなかった
の2点が主な理由かと推測されます。

4.今後の懸念・要望・一つの疑問

今後の懸念としては、「今まで以上に、DAY2の千秋楽公演の倍率が高くなる」ことが想定されるかと思います。
今回のライブでは、even;4のライブを見れば、全ての問題が解決された状態で見ることができますし、尚且つ斑鳩ルカの1/3の歌唱があり、1曲追加といったことになっておりました。
過去のアイマスライブでも、2日目だけのゲスト(Ex.MoIW2014DAY2の戸松さんなど)が発生したり、それこそシャニマス5thの演出だったりと、比較的2日目(最終公演)が優遇される傾向があります。
もともとDAY2は倍率が上がりやすいと思っておりますが、シャニマスにおいては、一層DAY2の倍率が上がるのではないでしょうか。
それを踏まえての提言ですが、今回のようなDAY2での演出が大きく変わるような公演の場合は、「DAY1を見た後、DAY2で当日参戦できるようなキャパの会場を用意すること」を検討いただきたいと、運営に強く望みます。
このような演出になっていると思わず、DAY1しかチケットを持っていないといったプロデューサーさんも散見されました。そのような方々の救済のために、2日目の公演に当日券で急遽参加できるようなキャパを確保してほしいと思います。(今回の様に2日で完結するような演出をするのであれば…ですが)
また一つの疑問ですが、昨年風野灯織役の近藤玲奈さんが体調不良になり、シャニマス6thのライブを欠席されることがありました。

もしこの状態が現在まで続いていたら、今回のライブを行っていたのでしょうか。これについては、運営の見解をぜひ聞きたく思います。

6.シャニマスライブでの「プロデューサー」について

シャニマスでのライブは、他マスと異なり、もともとキャストが登壇するライブでも、「ファンとしてライブというストーリーを楽しむ」ことに重きを置いているかと思います。それについては、5thやLIVEFUNに現れています。
今回のXRライブはよりその傾向が強くなっています(XRで283名義なので当然ですが)。シャニマスのブランドとして、「アイドルの個別のストーリーをより深く掘り下げることで、強い実在感を感じさせる」ことを重点的に考えているのではないでしょうか。
それに伴い、プロデュース活動としての側面が強い他ブランドのライブに参加しているプロデューサーさん達が、今回のライブに違和感を覚えることは、至極当然なのかもしれません。
(MRライブとしては、他マスでもやっている通り、P向けではなく、ファン向けにライブをするべきだとは思います)

7.ブランド間のプロデューサー同士の対立について

今回の演出について、ブランド間同士のPについて、一部対立が発生していることを残念に思います。
こういった状況であるからこそ、いたずらにブランドそのものを批判するのではなく、冷静に状況を分析することが必要なのではないでしょうか。
「外野から文句を言っている他ブランドのPはおかしい」といった発言や、「シャニマスはこういった演出をしてくるから、ブランドそのものが嫌い」といった発言をしても、特に何の解決にもならないですし、場合によっては意見を出している人の人格否定をしているような発言もあります。
今回はシャニマスですが、ミリオンライブにおいても、麗花の劇中劇での妊娠カードや、


10th ACT3でのSentimental Venus音響トラブル演出など、「他ブランドPから自ブランドではやらないでほしい」といった意見が出たことも把握しています。
私は上記について、意見が出ることはなんらおかしいことではないかと思いますし、意見が出ることは至極当然のことかと思います。余談ですが、ミリオンライブACT3の演出は、ライブでの演出はやりすぎかと感じている部分もあります。(シャニマスLIVE FUN DAY2 のTwinkle wayのトラブル後にこの演出があれば、私は否定的に感じる部分が多かったかと思います)

各ブランドP間で対立するよりも、お互いのブランドの良いところを探すことができれば、一番良いかと思います。

8.流れてくる情報量の多さ

この記事を書いている1月17日の、noteの「今日のあなたへ」を見ると、大半がLME関連のnoteです。
またXのおすすめも、LME関連のお気持ちも含むポストが大量に流れてきます。
情報社会の現在ですが、少しこのあたりの情報から離れたいときは、Xやnoteアプリを起動させないといったことしかできないくらい、情報が洪水のように流れてくるというのは、情報化社会においては避けられないものではありますが、個人としては、少ししんどいものがありました。

9.ライブ自体の感想について

ライブ自体については、非常にクオリティが高いものでした。特に、にちかは、ユニット曲とソロ曲での表情の違いがよく表れてました。ユニット曲ではキレッキレでキメていますが、



ソロ曲についてはかわいらしく楽しそうに歌うような感じになっており、

そのギャップに魅力を感じました。
またeven;4の終了後に、ルカが「1/3」を歌唱するといった演出も、ご存じクリパの演出を彷彿とさせるものであり、最後のルカのセリフも相まって、満足感が高くなる演出だと感じました。
ライブを4公演続けて現地で体感したプロデューサーからは絶賛の意見が多いのは、このラスト演出にかかる部分が大きいと思われます。

10.最後に(AI要約あり・お急ぎの方はこちら)

何を書きたいのか、よく分からないnoteになってしまいました。
今後のアイマスにおいて、演者の体調不良やその他要因でライブ・イベントが中止または延期になることなく、演者もプロデューサーも関係各者も皆健康で楽しめることを祈念して、〆とさせていただきます。
ご覧いただきありがとうございました。


chat GPT君に、下記の通り要約してもらいました。
かなり正確に要約してくれているので、AIの力ってすごいですね。

<以下要約>

このnoteでは、2025年1月11日・12日に開催された「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のライブ「283Production LIVE Performance[liminal;marginal;eternal]」における演出に対する感想が述べられています。特に、ライブ内での体調不良を理由に一部キャラクターの出演取りやめを演出したことに対して不快感を抱いている点が強調されています。

主なポイントは以下の通りです:

  1. 演出内容と不快感: 体調不良による出演取りやめをライブ中で演出したことが、過去のライブ延期や中止の経験と重なり、観客にとって強い衝撃を与えたと述べています。特に、SNSで公式アカウントから告知されたことがトラウマを引き起こしたと述べています。

  2. 体調不良に対する配慮の不足: 演出で出演者の体調不良をリアルに描写することが、他のライブにおける努力を無駄にしているように感じ、観客としては楽しみにしていたはずのライブがマイナス要素に変わってしまったことに不満を感じています。

  3. 演出背景の考察: 曲数の制約やインパクトある演出が必要だったこと、制作段階で変更が難しかったことが背景にあると推測されています。

  4. 今後の懸念と提案: DAY2の倍率が上がり、ライブの内容に差がつく可能性があるため、当日券やキャパ調整を求めています。また、他ブランドのファンとの対立を避け、冷静に意見を交わすことが大切だと述べています。

  5. ライブの感想: 演出やキャラクターの表情の違いに関しては高評価で、特にルカの「1/3」の歌唱など、ライブ自体のクオリティには満足しています。

最後に、今後のアイドルマスターにおいて、すべての関係者が健康で楽しめることを願い、締めくくられています。

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