丸投げしないAI作曲実験5:Suno AI v3でフルバージョン作りました!
恋する波動関数フルバージョンできました!
もうちょっと詰めたいところはあるけど今の時点でのChatGPT作詞補助とSuno AI作曲でできるレベルだとこれぐらいできたら結構いい方なんじゃないかなと思います。
数日前にSuno AI v3のアルファ版トライアルが始まったので、最初だけは前回記事にしたv2での作曲で、Verse2以降はv3で作曲しました。
v3は明らかに一貫性が上がっています。
v2のときはContinue From This Songしても相当ガチャらないと1番と2番で全然メロディ違ったりサビも同じメロディにならなかったりは当たり前な感じでしたが、v3はかなり曲調が揃います。逆に苦労したのはBridgeが全然Bridgeになってくれなくて、Verseと同じ曲調に無理やり歌詞詰め込もうとして破綻する事例が多発しました。[Bridge]という指示がかなり軽視される印象です。
v3はv2よりも表現の幅が広がった感じがしますが、そのせいなのか曲の出だしからv3を使うと指示してもいないイントロっぽいのを入れようとしてVerse1の歌詞を無理やり使って破綻するとかかなりの確率で発生します。なので安定して作りたいなら出だしはv2、続きはv3というのがおすすめです。
あと、v3は歌詞をそのまま歌わないことが多いです。正式版が公開される頃には改善されるとは思いますが。
歌詞づくりについて、例えばVerse2の4行目は前回の時点では「その光はいま壁を突き抜けていく」にしてましたが、Suno AIで曲にしていく中でなかなかうまく収まってくれなくて、もう少し文字数があると安定しそうだったのでChatGPTに相談してみましたが結局いい答えをもらうことができず、なんとか自分で考えて「閉じ込めきれない光が今壁を突き抜けていく」にしました。もちろん文字数増やすだけならいくらでもアイデアをくれるのですが、出てきたのは例えば下記のような感じでした。
文字は増えてますが、なんか求めてるものとは違うんですよ。外に出せない気持ちが自分の心の中で何度も反射して、増幅して、それがついにレーザー光線みたいに心の壁を突き抜けて激しく発射されるようなイメージを表現したいのですが、まあ自分でやろうとしてもなかなかいい案が出てこないので難しいことだというのは分かりますが、やっぱりChatGPT先輩でも簡単にはいかないんだなということが分かった感じです。
結局自分で考えることになったのですが、でもこういう答えだったとしても一度相談するという形で自分の頭から外に出して見るだけでも意外と発想の役に立っているのかも知れません。
こんな感じで、Verse2以降は前回のたたき台をベースにSuno先生の作る曲の雰囲気に合わせて文字数を調整していくという作業と、あとは破綻しない曲が出てくるのをガチャる作業で曲をつくる、というのが今回の丸投げしないAI作曲実験の結果でした!
Suno AIも今後進化するでしょうし、動画生成もsoraとか出てきたし、他にも作ってみたい曲のアイデアも出てきたのでまたなにか作り始めたら記事にします。
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