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正義が生む損失
人にはそれぞれ価値観がある。その価値観がその人にとっての正義であり、時には執着となりえる頑固さでもあります。
その頑固さが私は好きですが、果たして会社組織において必要のでしょうか。。。
私は会社員です。今の会社では入社4年目で他の社員はみな先輩当たります。そんな中、自分の立ち位置を守りつつ、自分の土俵を広げ、先輩の土俵にも立ちながら、会社にとって欠かせない一人になるよう努めてます。
そんな日々の中思うことなのですが、現場の効率を考えることが果たしてお客様の為になるのだろうかということです。
私の会社はOEM製品の製造業で、基本的にはBtoBのいわゆるメーカーやショップなどに商品を卸してます。もちろん、エンドユーザーからのご注文があれば製造します。
製造業で常に意識し守らないといけないのは納期です。全ての製造工程を社内で行うのとは違って、外注に出す場合もあります。その為、納期の管理は難しく思い通りにいかないこともあります。これはよくあることですよね。
で、問題はここからです。
社内のコストを下げるために納期を遅らせること。これは正しい判断なのでしょうか?コストと納期と天秤にかけてどっちが大事かを判断し決断すればいいでしょう。ですが、明らかに納期が遅れていると分かっていながら、社内コストばかり気にして納期を遅らせているのであれば問題ですよね。
・コストがかかってしまうから
・今までこのやり方でやっているから
・この方が作りやすいから
これは常套句ですが全て正しいことですし、現場が段取りしやすいのんであれば極力崩さず製造するほうが良いのは分かる。
ですが、自分たちがやりやすいようにすることで会社が大事にしている納期が遅れてもいいのか?
現場の都合でお客様への納期が遅れ信用がなくなることが今後どのくらいの損失が出るか想像すらできません。
自分のやりやすいように仕事をすることが会社の目指す先を作れるのか。その見極めを自分の私情を挟まず、俯瞰して常に考えを切り替えられるようにすることが重要です。
その時々で優先順位は変わります。不測の事態も起きます。その時に自分の都合を優先してあたかも大事なことのようにするのではなく、今の状況を見極め、目的に向かった最善を尽くすようしていきたいものです。