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インタビュー連載「新型コロナ危機をどう捉えるか」

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#新型コロナウイルス

今「生きることができない」状況に直面する外国人がいる。鈴木江理子さんインタビュー

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って日本で暮らすすべての人の暮らしに大きな影響が出ています。様々な国での経緯からわかってきたことは、危機の前から社会の中にあった所得や生活、権利の格差が、危機の中でさらに増幅されて現れているという現実です。リスクは誰に対しても平等ではなく、「どれだけ持ち堪えられるか」は元々持っていたものの差に大きな影響を受けるということです。 日本はここしばらくの間、様々な政策や仕組みを作ったり利用したりしながら、低賃金の外国人労働者の活用を大きく進めてきま

今日も誰かの緊急事態。そして「家は健康にいい」。稲葉剛さんインタビュー②

新型コロナウイルスの影響で生活や経済の危機が日増しに深刻化する中、これまで長年路上生活者や生活困窮者の支援に携わられ、今まさに現場の支援や政策提言に奔走されている稲葉剛さんからお話を伺うことができました。 こちらの記事は後編ですが、後編単独でも読める内容になっています。前後編どちらから読んでいただいたても大丈夫ですので、ぜひ合わせてお読みください。 前編記事:「危機に弱い社会」を作ってきた。新型コロナと新自由主義の帰結。稲葉剛さんインタビュー① 後編ではネットカフェの休

「危機に弱い社会」を作ってきた。新型コロナと新自由主義の帰結。稲葉剛さんインタビュー①

4月7日に7都府県を対象とした緊急事態宣言が発出され、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことと引き換えに経済や暮らしに甚大な影響が出ています。止むを得ずの臨時休業で厳しい経済状況に追い込まれる人もいれば、ネットカフェの閉店に伴って生活の基盤そのものを失う人まで出てきています。 こうした現在の深刻な状況をどう理解すればいいのか。路上生活者や生活困窮者の支援に長年携わられ、特に住まいの貧困(ハウジングプア)や居住福祉の観点から積極的に発言されてきた稲葉剛さんにお話を伺いました。

新型コロナ危機はリーマンショックとどう違うのか。もやい・大西連さんインタビュー

新型コロナウイルスの感染が拡大し、感染症そのものによる被害だけでなく、経済や暮らしの危機も深刻化しています。実際の支援の現場は一体どんな状況で、路上や生活困窮者の相談からどんな変化の兆しが見えるのか。東京で貧困や生活困窮者支援に取り組むNPO自立生活センター・もやいの代表で友人でもある大西連さんから話を聞いたので、彼の許可をいただいてその内容を紹介します。 なお、内容は4月1日の15時ごろにリモートの環境で話したときのものです。記事中の写真はもやいから提供いただきました。ま