A rolling stone gathers no moss.

2024年2月13日 16:38

転籍苔むさず

日本にもある諺だけど同じようにイギリスとアメリカにもある。

割と有名な話だけど、イギリスとアメリカでは解釈が異なってくる。(あくまで解釈)

A rolling stone gathers no moss.

イギリスでは
｢転々と職業や住居を変える人は成功できない｣という解釈

アメリカでは
｢絶えず活動している人は常に斬新でいられる｣

真逆の意味となってくる。

前置きはここまで。

個人的にはどんどん新しいことに挑戦している人が好きだ。現状では飽き足らず、変化することを厭わず、自分を、自分のステージを新たにしていく人。

苔なんか生えるはずもなく、次から次へとクリエイトしていく、その姿はかっこいい。中々見えないけど「変化すること」で辛い思いをしていることも含めて…
(変化を嫌うファンもいる。それを責めることは一切できない。楽しみ方は人それぞれだから)

僕が大好きなシンガーソングライター(エンターテイナーという表現が１番しっくりくるけど)は、あるところで圧倒的な人気を誇っていた。

でも「その場所」は(こちらから見るに)彼女にとって物足りない場所だった。人数や場所を提供する側の問題としても。

彼女はその場所に別れを告げることにした。たくさんの想いと思い出を胸に。ものすごく辛い思いをして、でもファンと自分自身のために…飛躍するために。勇気をふり絞って。

新たな場所で。

試行錯誤しながら一切「芯」はブレることなく地道に活動していった。前の場所からのファンも少なからずいたし、何より見ていて嬉しかったのは新しいファンをどんどん取り込んでいっていたこと。

その新しい道は決して平穏なものではなかったけれど、その実力と人柄、才能と努力を以て徐々に新しい場所でも人気を得ていった。
(文章の都合上、過去形にしていますが現在進行系の話です)

もう彼女の才能は本当に開花する「時」を待っているのみ。

彼女は恐らくこれからも変化を求めて転がり続けるだろう。限界なんて飛び越えて。

そして、その姿を僕は見続けたいと思う。
寒い中でも美しく、林檎のように凛として美しく居るその姿を。

彼女の名前は、圧ねぇ。庄最愛夏という芸名でシンガーソングライターとして既にアルバムも数枚出している。(当方の過去の投稿にてディスコグラフィーを紹介させてもらっています。気になる方はご覧いただければ幸いです)