ZINE 写真集『颯爽』を発刊して #3
『颯爽』を作るまでの経緯や想い、溢れ話?を自身の記録のた為にも綴ったシリーズその3。
撮影最後は屋内です!といってもこの日は極暑で、移動も大変だったことを思い出します。
室内撮影は元から予定しており、撮るシーンや衣装はあらかじめ決めてKajiくんに用意してもらいました。
料理について、これはスタッフが用意とかではなくガチで本人が作ったんですよ!スペシャルカルボナーラです!!
料理過程もけっこう多く撮影をしていたのですが、最終的にページ構成的に悩みの末、絞り込みました。
ちなみに完成したパスタは本人がペロリとたいらげました。ちょうどお昼タイムでもありましたからね(笑)
ソファーでギター写真。あの緑のギターは...偶然そこに置いてあったものなんです!ファンの方はご存知の通り、Kajiくんカラーはグリーン。なんと彼を引き寄せるかのように部屋にもとからあったのです。
ギターそのものは劣化していて演奏が大変そうでしたが、弾語りをお願いしました。
色々とやってもらったりしているのは、彼の自然体を撮るためでして、できるだけ普段通りの日常を過ごしてもらうように、こちらは細かい指示をすることはしませんでした。
また、撮影の合間の着替えとヘアチェンジ中に、思わずシャッターを切ったりもしました!これこそリアルシーンみたいな。
スーツ姿はかなり撮ったきがします。未公開にはなりましたが、椅子に座って、キメショットも結構ありました。
でも、そういう絵も撮りつつ、スーツだけどコミカルな一面も抑えられるようには心がけていました。ギャップ萌えってやつですかね?
室内の撮影を終えて...その日は外ロケもありました。これがある意味で過酷でした...。
とてもつない暑さの中での我慢くらべシューティングでしたから(笑)
渋谷のセンター街をほんのちょっと歩くだけでも汗がしたたるという...。カメラもいつも以上に熱を持っていて...焦りました。
あまりにも厳しい暑さだったので、途中でカフェ休憩も挟みましたし、急遽購入した瞬間冷却パックなんて、15分で使い物にならなくなってしまいましたよ。
そして、最後のシーンはまたもや急な提案で「公園で水とか浴びちゃう?」って流れでしてもらいました。
本当に撮影のシメっていうことで、やり直し無しで、ペットボトルの水で頭から濡れてもらいました!
本当に全部の撮影において全力で妥協せずに励んでくれたKajiくん。旅というと大げさかもしれませんが...。
颯爽撮影の旅、とても楽しくもありました。
写真の良し悪しは、フォトグラファーの撮影テクニックによるものもありますが、被写体が撮影にどう向き合って協力しあえるかも大きな要因です。
べた褒めになっちゃいますけど、kajiくんは志が高い方だなと感じました!ありがとうございます。
そして、写真集を購入していただいた皆さま。
普段知っているKajiくんをちゃんと撮れていましたでしょうか?
彼のことをもっと知ったり、もっと好きになれた写真はあったでしょうか?
楽しんでいただけたでしょうか?
何よりも手にとって見ていただいた方にとって、素敵な写真集になっていれば幸いです。こちらのnoteも目を通していただき、誠にありがとうございます。
もしまた、彼のことを撮る機会がありましたら、その写真も見ていただけたらと思います。
(おわり)