旅と写真
世間で言う夏休みである8月がもう終わろうとしています。
今年は去年とうってかわって、強い日差しと猛暑が酷な夏だと思います。
気づけば腕を中心に日焼けをして、ヒリヒリと痛みを感じています。
さて、先日急遽旅行に行ってきました。
今年は遠出は無いかなーと思っていましたが、幸運のこともあり(マイル貯まってんじゃーん!)一週間前に決定しました。
向かう先は瀬戸内にある芸術島で有名な直島、豊島(てしま)です。
本当は犬島も行きたかったのですが、フェリーの乗換含めたスケジュールの都合上断念することに...
このシーズンの天候は台風など大雨で心配はしていましたが、見事な晴れ模様でした!
島に向かうフェリーから、大はしゃぎ。
実は直島は前にも一度訪れていたのですが、とても印象的だったのと、改めて今カメラを抱えて周りたい!そんな思いからまた行くことに決めたのです。
直島は1日では周りきれないと言われていましたが、今回は車をレンタルしたこともあり、効率よく周ることができました!
最高気温は東京と変わらなかったのですが、カラッとしていてジメジメ感がなく、過ごしやすい方でした。といっても暑いことには変わりありませんが!!
前に訪れた時より、観光客が増えた気がします。新しいレンタル自転車店ももあり、外国の方はもちろん、若い学生たちが多かったです。
これも昨今のSNSの写真を中心に注目されるようになったのが要因かと思います。今、旅先をSNSのタグを辿って、それらの写真を見てから決める人も多いのでは無いでしょうか。
「ここでこうしたい!」よりも「ここでこんなような写真を撮りたい!」に変化していると思えます。
また、面白いことにハッシュタグで検索すると、意外と風景写真というより人物(旅のつれそい)が写っている、または一緒に撮った写真なんですよね。
一昔前までは、るるぶとか旅行パンフとかでプロのフォトグラファーが撮影した綺麗なイメージ写真を見て選択していたものが、アマチュアの写真で決めることも不思議ではないそんな時代。
旅行者、旅行会社を意識した写真を普段撮っているわけではないですが、今求められている写真、ウケる写真が何かということにはアンテナを常に向けていたいものです。
さらに、インスタライブとかストーリーとかちょっとした動画も簡単に共有できるまさに誰でもメディア時代ですね。
と...色々と頭に写真のことが過ぎりながらも、感じるままに目の前の光景を堪能しました。
日常で人物を撮ることが多いので、スナップ撮影を新鮮な気分で楽しめました。
色々なジャンルや対象を撮って魅せようとすると、作家性がブレるとか言われますけど、単純に変に凝り固まらずにOFFモードで気持ちのいくままにシャッターを切りたいところで切っていきました。
思い詰めてシャッターが切れなくなるぐらいなら、枯渇するぐらいまで切っていたいなと思っています。
といいつつ、人物もちゃっかり撮影してますが(笑)
個人的に直島より豊島の方が好みでした。正直、直島の方が観光地感が強くて...。豊島の方が瓦の家群、小さな港や数少ない飲食店とか全体的に雰囲気が好きです。
普段、都会での人物撮影が多く、ビル群慣れしているからより自然に憧れを持ってしまいます。
ないものねだりというやつです。
ただ、景色がいいからポートレートも映えるって写真だけにはなりたくなくて、ここでも自分ならどう撮るかなどもリアルな場で考えさせられました。
結局、OFFなのに真剣に写真について思案するなんて根からの写真好きなのかもしれない。
そんな自分を知れたのもまた良い旅であったなとも思いました。
いやぁ〜写真は楽しい!
あらゆる地で撮影したいですねっ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?