4年目
こんにちは。
noteがかなり久しぶりの更新です。
なので文字で綴るのもだいぶご無沙汰です。
タイトル通り独立して4年目となった。あっという間だ。
去年から今も続いている“新型ウルイス”により、多くの人が混沌とした状況になったであろう。
自分も予定していたプランが頓挫したり見送りしたり、とても悩まされた。
そして、誰もわからない不毛な話になるのだが、この新型ウイルスが無ければ写真家としてはたまたフォトグラファーとしてどんな年だったのだろうかと...。
東京五輪で経済は盛り上がっていたのか。
写真も潤ったのだろうか。
結局はわからない。
あるのはこの肉体とカメラだけだ。でもそれらも不変というわけでもない。
朝起きて顔を洗い、ふと鏡を通して自分の顔を見る。
白髪やシミなど明らかに20代の時と変わってきている。
そう老化するのである。
カメラも機材そうだ。
バッテリーの持ちも悪くなってくる。汚れたり削れたりしてきている。
こちらは劣化だ。
状況をどう足掻いても、老化と劣化は止めることができない。
確実に衰退する流れの中で写真を撮る。
写真自体は見方によっては劣化もするし昇華もする。
そんなことを考えながら写真の作品作り、仕事など考えながら日が過ぎている。
自分にとって最高の写真ってなんだろうか。
色々な写真を撮って、見てきても回答は空白だ。
こういう活動や生き様は目に見えても、写真そのものになるといまだピンとこない。
話が変わるが、劇場最新作のシン・エヴァンゲリオンを観てきた。
学生の頃から、今までアニメシリーズそして旧劇場版、新劇場版と全て観てきた。
社会的現象も起こしたこの大作がどう描かれたのか。前作から9年も待たされた。
観終わった時の感想...。
いやぁーーーー凄い!!!
そして、エヴァンゲリオンこれで終わったんだ。
そして後日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀「庵野秀明スペシャル」も観た。(エヴァの監督)
どちらも事細かく感想を述べると膨大な量になってしまうのでここでは語らないんだけど、クリエイター(写真家)は絶対に見て欲しい!!
エヴァンゲリオンに関してはこれはもう純文学。
プロフェッシャルは番組の作りとしては陳腐だけど、制作の舞台裏(彼の発言)が見れて面白い。
両方とも庵野秀明というクリエイターのカラーというか濃縮した汁というか魂が見れる。
アニメーション制作という枠を超え、作り手としてというのを考えさせられる。
強引に写真家にリンクさせると。
いい写真を撮ることに頭を悩ませながら、結局は撮る(作る)ことを続けることでしか自身を肯定できないような気がした。
去年から環境も変わった。
正直将来と死活に逡巡はするのだけれども、撮り続けたい。
見てもらいたい。
大変な時期だけど、去年度は芸能や大手企業とお仕事、ZINE発売もできて嬉しかった。
これからもまだまだやっていくので、撮影のご依頼お待ちしております。
4年目もどうぞ宜しくお願いします。
PS:ヘッダーの写真について。この時期は桜が見頃だし、適切な風潮ですが、先日訪れた竹藪がとても印象的でシャッターを切ったものを使用しました。
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