全ての世界
こうやって、蒔いた種を刈り取らせてくれる機会があるのが有難い
心にしみながら、寂しくもどこか嬉しくもある
どこかで感じた感覚と似ていると思ったら
これはまさに自分が芸術に抱く感覚と似ているような気がします
これが芸術というものなのか?
そういうものを僕は芸術と捉えているのか?
なんとも不思議な感覚です
僕にとってこの感覚は世界を変える可能性を秘めています
人それぞれに、その人の世界があります、そんないくつもの世界が重なり合ってはじめて現実として認識していると僕は考えます
世界を変えるには、まずは自分の世界が変わるようなものに出会うことから始まります
インスピレーションです。
本当にいとも簡単に白から黒にひっくり返ったりするのです
絵画一枚、写真一枚、映画のワンシーン、たわいもない一言、本の一文、一瞬目に映った光景、どれを一つ取ってもまさに世界を変える力があります
この世界の全てのものがそういう力を秘めています
僕の絵画にもそんな力が!と僕は思っていますけど?今までの画家人生でそんな事があったのでしょうか?
僕の知る限りでは、つまり僕の現実ではそういう事は無かったです
なのにとてもじゃないけれど辞めようなどと思った事はありません
これからそういう現実に出会えるのを楽しみにしています、僕は何かを確信しているのです
いくらぶっ壊してもその部分だけは壊れない
そういう部分が僕の心の中にはあります、その部分の中に僕の全てがあり、その部分の中から自信やインスピレーション、とにかく全てのものが溢れてきます
その部分だけかなり密度が高く、純度も高いです。
それが僕の全てです。
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