三歩進んで二歩下がる
偶然ですがこの記事が200投稿目です
普段見ないのですが、自分の投稿の数が199でした、いつのまにこんなに投稿していたのだろうか!どんだけ暇なんでしょう😂
200だからといって何か意気込んで書こうと思うこともありませんので今日は今日とていつものように随筆したいと思います。
突飛な事を言いますが、自分のこのブログの投稿や、絵画を眺めて昨日思った事があるのです
過去の事を書き連ねているなと
昨日あった事を今の感性で改めて捉え直して熟考している
過去と今が合わさって未来が開ける、そんなイメージが僕にはあります
この捉え方が悪いとは思いませんが、これは一つの視点でしかありません
視野を広げようとか、視点を変えてみよう、とよく言いますし、僕自身も芸術家として随筆家として新しい視点を見つけるべくやっている事だと言えます
過去に心引かれていると言えるかもしれませんね
過去をリセットして新しい人生を!と意気込むのも過去に引っ張られている証拠だと言えます
それが悪い事だとは言いませんが、新しい視点を持つ事を念頭に置くとするなら必然的に考え直す点だと思いました
僕の今の感覚的には
ジムとかに置いてあるランニングマシーンなんかはかなりイメージに合います
スピードも人それぞれ、時間も人それぞれ
ぐるぐるとコンベアの様に回る地面に合わせて自分がそこにいる感覚です
真ん中が現在で
前から流れてくるのが未来
後ろは過去です
未来に向かって自分が走っているのではなく、未来が自分に向かってくるという感覚があります
自分を突き抜けていくとそれは過去になります
とても効率よく、そして機械的ですし、理にかなっているのかもしれません
しかしどこか虚しいものを感じます
ハムスターがぐるぐる回る輪っかの中を走っている分には問題がないです
しかし同じようにおりの中から出て走り去って行ってしまうと問題です
走っている距離自体は変わらずともです
(これはあくまでたとえ話ですから、ジムがダメだという記事じゃありませんのでご了承ください)
言いたいのはそういう虚しさです、安心安全効率良しなのは間違いないですどこか心苦しいものを感じます
これは色んなことに当てはまってくる気がします
思い当たる節がありませんか??
一歩進んで二歩下がるという言葉がありますが、僕は渋くてこの言葉好きです
こっちの方が生き生きとして来ますし、情熱も湧きますし、何より人間らしいと思うのです
何から何まで効率的にとか、理にかなっているとか、自分の限界を見定めようとしたり、必要以上に下に見てみたり、上に見てみたり、人の足元を見て行動したり、こういうところが人間の進化的であり退化的とも取れる部分に感じます
僕はそういうのを超えた人間の力というものがあるのだと思っています
超能力とかの話ではなく、誰もが持っているものの話をしています👍
馬鹿だなと言われるようなことでも、自分がそれに大小関わりなく誇りを感じているようなものならなんでも良いです、素晴らしいことです、やって見る価値が、その、可能性があります、自分の中だけでぐるぐるとしていてもどこにも行けません
僕も絵が今描けずぐるぐるとしています
三歩進んで二歩下がるのは効率が悪いという人もいるんでしょうけれど、つまらないなぁと思います
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