私の芸術運動78あの時の佐渡
昨日の夕方にいきなり、密かに絵を再開しました、止めていたつもりはないけれどどうも筆が上がらず年末の忙しさにあっという間に月日が経っていました。
実は昨日完成させた絵は過去に途中で辞めてしまった絵なのです、どうしてもしっくりこなくて、途中で放棄していた絵を改めて昨日構図は同じままにほぼ全体に加筆しました、というより完全に描き直したと言った方が正しいです。笑
あの時描けなかった絵がなぜか今は描ける、と言う事をとても不思議に私は思いました
絵に正解は無いのに、なぜがあの時の私には導き出せなかったものが昨日ふと思い出したように一気に描き上げてしまったのです
私に絵画が追いついたのか?絵画に私が追いついたのか?インスピレーションが合致したのか?今になって私の中で何かが腑に落ちたのは間違いありません
というより肩の荷が降りたような感覚を覚えました
絵を描き終えた私はずいぶん気分が良く、部屋で1人でガッツポーズなんかして歌を口ずさんだりしました
ガリガリに乾いた喉に冷たい水を一気に流し込んだようなそんな感じが確かにしたのです。
帰ってきた彼女にも得意げに絵を披露して気分良くとこに着きました
朝起きて職場に着いてトイレに入った時、私は便座に座りながら何故かガッツポーズをしている自分に気付き、なんで?と思ったのですが、絵を完成させてあげられた事が嬉しいという感じでした、まるで他人の話をするような言い方になってしまいましたが、寝ても覚めても、絵の完成が自分の心の中にとても心地よいものをもたらしたのだと実感しました。
今回の新作は前に行った佐渡島の玄関口両津港の街並みです
絵とその時の自分の感情を短い文章でまとめてアップしたので是非読んで見てください。
たわいも無いごくごく普通のありふれた芸術
その中に見る人間の儚さと生きる事への歓喜とその瞬間性と永遠性を感じていただけると思います🙇♂️