私の芸術運動220幸運
昨日ふとした事から芸術はやっぱり世界を変える事ができるんだ!!と思いました。
本当にささやかな事がきっかけだったんです。
ささやかな事が世界を変えるとも言えますね、超個人的な事であっても、そこに愛があれば世界は変わるわけです。
愛で世界を変えるなんて夢見がちにも程があるよ!と言われるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?本当にただの夢ですか?
例えばもし、世界中の人々がそれを信じたならば世界は変わると私は思います。
ジョンレノンや忌野清志郎も歌ってました
「みんなが、そう思えば簡単な事さ」
「その夢を見ているのはあなただけじゃ無い、仲間がいるのさ」
けどやっぱり、そんなのは夢物語さという人達がいるんです、綺麗事じゃ無いか!と。
私は歌じゃ無いですが、絵画でそれをやりたいです。
この世界では、美しい景色を見たり、愛おしさを感じたり、愛おしさやそれからくる切なさを体験したり、別れの寂しさを感じたりするものです、そこには愛があります。
みんながそう思えば、簡単な事
この世界を美しいと思い、愛おしいと思い、絵を描き、その景色を無くしたく無いと思い、心に刻み、遠く離れたこの東京から思いを馳せる、それが景色だったり人だったり、距離も関係無いし、行った事の有る無し、会った事の有る無し、に関わらずそういう一体感を持って生きられるなら、まず戦争なんて起こらない、武器なんて要らない、なぜならそんなもの必要無いから。
私も未熟者で愛の定義もかなりまだ限定的です、絵を描きながら少しずつそれを拡張して行きたいです。
それにしても世知辛い世の中なんですけどね。笑
自分の環境が状況が!なんて事はそんなに関係のない事なんですよね本当は。
私は、本当に心からこの世界の美しいと思う所を描いています、素晴らしいと思います、愛おしいと感じてます。
自分の人生が好きですし、この先何年生きていけるのか知りませんが、その時まで、必死に描いてゆきたいと思ってます、それができる今に心から感謝です。
世界はそんなに甘くない、人生はそんなに甘くない、そんな事は知ってますけども、そんな弱肉強食みたいな時代でもないでしょう、大抵の人間は負けてるじゃないですか?!自分は負け組じゃないとかそんなもの、学生時代の陰キャ、陽キャがどうのこうのと同じレベルの話でしょう。
勝ち負けの世界じゃないんですよ、隣の芝生が青く見えたりする事もありますが、隣の芝生が青いといったい何だというんですか?
本当にそれが人生にとって重要な事だと思いますか?
青い芝生にいい家、そこに1人で住んで孤独に震えてる人だって沢山います、どろんこの庭に小さい家、そこに家族で住んで毎日笑いが絶えない人だって沢山います。
昔働いていた職場の近所に超高層マンションが建ちました、そこに住んでるってだけで周りの下町の人間はみんな金持ちだ金持ちだ幸せだ幸せだと言っていました、そのマンションの最上階に住んでいる人がある日突然に飛び降りたらしいのです、近隣の家の屋根にぶっ飛び亡くなられたそうですが、私はそれを聞いて理由は知りませんけども心が本当にキューーーーっとなったのを今でも覚えてます、金だっていい家だって家族だってあったのに、1人孤独のうちに強烈な何かを思って飛んでしまう、どんなに苦しい思いをしていたのか、私には本当のところは分かりませんけども、想像を絶する心境だったと思います、いまだにこうして心の中でああっ!!と思うのです。
自分なりの幸せ、自分なりの愛情を持って生きて行くって事がどれだけ大切な事か。
私は社会的にも底辺に近いですし、資格も人脈も金も才能も、何も無いのです
でも、幸運な人間だと思います。