ネクタイせどり 基本知識~剣幅~
ご覧いただきありがとうございます!
今回はネクタイの『剣幅』について、解説します。
・剣幅をあまり気にしてなかった
・剣幅で売れ行きって変わるの?
・正直あんまり明確に分かっていない
という方は是非、目を通してみてください。
実際、ネクタイを仕入れる際に、
『おっ、デザイン良い!』
『あっ、このブランドでこの値段は安い!』
そんな感覚で、仕入れていませんか?
ここに、一つ工程を増やしてください。
『じゃあ、剣幅はどう?太過ぎない?』
と、必ず確認してみてください。
自分は必ず確認します。
こんな風に。
『おっ、良いデザイン。剣幅は太目かぁ。
まぁワイドタイでもこのデザインならあり。
10㎝は超えてないし』
といった感じです。
では、解説していきます。
〇サイズの基本
そもそも、剣幅というのは、ネクタイの先。
画像の通り、一番幅の広い部分のサイズを測ります。
基本は0.5㎝間隔になっているようですが、
実際は微妙に変わってきます。
商品説明等でサイズを記載する際は、
約8.7㎝と細かく書いている方が、トラブル防止にもなるかと思います。
また、大剣の幅は重要なので、
必ず記載すべきサイズだと覚えておいてください。
反対側、つまり裏面に来る細い方は小剣と言います。
この小剣はだいたい4㎝程ですが、
必ずしも記載すべきだとは考えていません。
実際に自分は書いていません。
大剣幅によって、
・ナロータイ
・レギュラータイ
・ワイドタイ
の3種類に分けられます。
仕入れの際に、もっとも狙うべきなのは、やはりレギュラータイです。
まずは、剣幅をしっかり意識してみてください。
〇なぜ細身のネクタイが良いのか?
つまり、細身のネクタイは良い。
というよりもスーツの主流に合わせて、ネクタイの幅も細身の傾向だということです。
スーツの流行も変わることがあり、ラペルが広いものが流行ることもあると聞いたことがあります。
それにしても、ネクタイの主流は細身。
というイメージが付いているかと思います。
さらには、6㎝以下のナロータイも人気です。
レギュラータイやワイドタイに比べても、出品されている数が少なくなります。
また、スーツだけでなく、カジュアルな服装にも合う為、用途も変わってくる可能性があります。
単純に細身のネクタイと捉えず、ナロータイはナロータイと意識しておいてください。
細いからと言って安値になることもないですよ!
〇ワイドタイは売れない?
冒頭でも少し触れましたが、
ワイドタイの中でも10㎝以上のものは避けてください。
やはり急激に売れ行きが悪くなります。
9㎝~10㎝未満のものであっても、
デザイン力、ブランド力ともに揃っているもの。
もしくはどちらかが、特別良い場合は仕入れ対象で良いと思います。
また、スーツとの関係性だけではなく、
体型とも関係してきます。
身体が大きい方は、むしろ細身のネクタイよりワイドタイを好む方もいます。
ワイドタイの方が貫録が出るという方もいます。
その為、ワイドタイは必ずダメだという話ではありません。
実際に、最近4本まとめて購入されたんですが、
剣幅はすべて9㎝以上。9.8㎝の物も含まれていました。
あえて選ぶ人もいれば、あまり考えていない人もいるかと思います。
少なくとも、10㎝以上のワイドタイは仕入れ対象外と考えることをおすすめします。
〇10㎝でも仕入れることもある
えっ?散々10㎝以上は仕入れを避けるべきと言ってきたのに…。
という感じですが、
その中でもこのブランドは仕入れるという場合もあります。
これは自分の中での基準ですが、
そのブランドは、『ブルガリ』です。
ブルガリは幅の広いものも多く、
実際に触れると分かるのですが、かなりしっかりとした質感、作りです。
セッテピエゲという特殊製法で、厚みもあり、
総合的に考えてありだなと考えています。
これまで売れたブルガリを振り返っても
殆どのものが10㎝を含み、9.5㎝以上のものです。
あくまで自分の経験ではありますが、ブルガリは剣幅に関係なく扱ってみてほしいブランドです。
〇まとめ
ネクタイにとって剣幅は重要な要素です。
売れ行きを左右するものでもあります。
だからこそ、なぜ細身のネクタイが売れるのか、理由を理解しておくことも大切だと感じます。
ブランドの知識についても解説しております。
他にない1ブランド特化型となります。
有料にはなりますので、興味のある方のみ是非ご覧ください。
第2弾はこちら!
今回は以上となります。
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