ネクタイせどり 基本知識①~ネクタイのことを知ろう!~
ご覧いただき、ありがとうございます!
ネクタイせどらーとして、ネクタイをメインに取り扱っている、ひろきと言います。(ツイッター @hirokii_tw)
ネクタイ転売を始めてみたものの、そもそもネクタイに詳しくない…。
ネクタイ転売に興味あるけど、ネクタイなんて知識ゼロ…。
という方も多いと思います。
ご安心ください!実は自分も最初は殆ど分かっていませんでした。
ネクタイする機会は殆どなく、家に何のブランドかも思い出せないネクタイが ”たぶん” 3本くらいあります。笑
ちなみに、今でも結べるまで何度もやり直す必要があります…。笑
そうです。要するに、それでもできるということです!
ただ、そうは言うものの、扱う商材のことを知っておくにこしたことはないですよね。なぜなら、検品やリペア等で役立ってくる知識なんです。
あくまで中古ネクタイ売るなら知っておくべき基礎知識として読み進めてください。(知ってる所は読み飛ばしてください。
①大剣・小剣
簡単に言うとネクタイの両端です。
太い方が大剣、細い方が小剣です。
※リバーシブルで使える物等は太さが一緒の場合があります。
<ポイント1>
大剣は太さによってナロータイ(細身)、レギュラータイ、ワイドタイと呼ばれます。それぞれ、幅(サイズ)が変わります。
その為、商品説明に剣幅を記載することは必須です。
・ナロータイ 4㎝~6㎝
・レギュラー 7㎝~9㎝
・ワイドタイ 10㎝以上
0.5㎝刻みで剣幅は変わりますが、実測では8.7㎝、9.2㎝というようなこともあるので、そのままの数字を記載で良いです。
②中継ぎ
丁度、結んだ時に首に巻いているあたりなので、汗などでシミになっていることが多い部分です。
出品時、中継ぎ部分の写真も入れておくと、購入者側としては安心に繋がるのではと考えています。
③タグ(ネーム)、小剣通し(ループ)
小剣通し(ループ)は名前の通り、結んだ際に小剣を通す部分です。
ブランドのタグ(ネーム)が小剣通してを兼ねてる場合も多いです。
両方ある場合やタグは小剣側に付いている場合もあります。
④閂止め(かんぬきどめ)
このへんになると、???という方も多くなるかもしれません。
裏面の剣先側にあるステッチです。バータックとも言います。
止め縫いの一種で、ネクタイだけではなく、ズボンのベルト通しやポケット等でも使われている縫い方です。
新品のネクタイを購入した際、勘違いして切ってしまう方もいるようですが、中の芯地をしっかりと固定する意味があります。
通常はその部分が独立して縫われているので、仮に切っても全体がほどけるわけではありません。
ただし、裏面全体を縫っている糸の端を閂止めのようにぐるぐると巻いている場合があります。これは切れたり、ゆるくなると全体的にもほどけたり、緩くなるので、要注意です。
⑤たるみ糸
ネクタイの裏面は1本の糸で縫われていますが、大剣、小剣側の輪状の糸をたるみ糸と言います。このたるみ糸はネクタイに自然な伸縮性を持たせる役割があります。ハンドメイドネクタイの特徴とも言われています。
たるみ糸のないネクタイもありますが、糸が緩んでいる際に、たるみ糸を引っ張ると直すことができます。
⑥芯地
ネクタイは生地だけでなく中に芯地と呼ばれる土台のような物があります。
これによりしっかりとした作り、厚みのあるネクタイになります。
ただし、芯地のないネクタイもあります。薄型のネクタイとなります。
中には、結び方によっては薄型の方が結びやすいから、薄型タイプを探しているという方もいました。
⑦裏地
大剣の裏部分には裏地があり、ブランド名が書かれていることがあります。
また、裏地にもデザインが施されている場合もあります。
代表的なのはポールスミスです。他のブランドでもありますね。
簡単ではありますが、ネクタイの各部位についておおまかに説明させていただきました。利益に直接繋がる話をしろ!って思われた方もいるかもしれません。退屈な話だったかと思いますが、少し知っておくだけで検品のレベルが上がったり、どういったネクタイなのかが分かるようになると思います。
また、テーマ別に書いていきますので、次回以降も覗いてみてください。
全文無料で見れますので、お気軽にご覧ください。
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