自分の仕入れ基準を作ろう
ご覧いただきありがとうございます。
ネクタイせどらーをしている、ひろきです。
最近は以前よりも相談を受けることが多くなり、
『中々仕入れができない』という悩みも
多く聞きます。
原因としてよくあるのは、
①最適価格(相場)が分からない
②仕入れ幅が狭い
という2つのどちらか、あるいはどちらも
原因として挙がる方が多いです。
今回は今後の成長に大きく影響する
仕入れ基準の作り方を書きます。
これは自分の考えですので、
誰もがこの方法でやるべきとは言いません。
その前提で、読んで頂ければと思います。
①必要な基本知識を覚える
最初から結論ですが、
とにかく『基本的な知識』が必要です。
いやいや、当たり前でしょ。
という話ですが、聞いてください。
厳しい言い方をしますが、
ツイッターのネクタイ情報だけでは、
上手くいきません。
そもそも、殆ど情報が流れていないんです。
『バーバリーはノバチェックが良い』
『グッチはGG柄が高くなる』
こんな情報はどのネクタイせどらーも言います。
販売履歴等を見れば分かることです。
ただし、仕入れ難易度はグッと高くなります。
当然、仕入れはできません。
もちろん大切な知識の一部ではありますが、
一般的に公開しやすい情報でもあるのです。
では、基本的な知識とは何を指すのか。
それは、
①ブランド力
②ネクタイの人気・定番色
③ネクタイの人気・定番デザイン
そうなんです。
特別なことはないんです。
この基本を押さえるだけです。
この記事では①から③を詳しく解説しませんが、
基本を覚えて、後は実践です。
基本知識に当てはめながらネクタイを
繰り返し見ていきます。
『そんなことより売れるネクタイ教えて』
と言われそうですが、この基本の知識を
叩き込むことで最適価格が理解できます。
②チャレンジ仕入れ
基本知識を抑えた上で、チャレンジもします。
このチャレンジは売れるネクタイを仕入れるというより、売れるかどうか迷うネクタイを仕入れていくということです。
『えっ?それって大丈夫?』
と、心配になる方もいるかと思います。
ここで間違えてほしくないのは、
『無謀仕入れ』とはまったく別物ということです。
無謀仕入れの悪い例は、
・安いけどノーブランドを仕入れる
⇒売れる気がして、偶然売れても薄利・再現性なし
・基本を無視して自分の感覚で仕入れる
⇒売れた理由が分からず、感覚頼りになる
将来性がない仕入れ方とも言えます。
もちろん大量に仕入れてひたすら売れば、
分かることもあります。
ただ、膨大な時間と労力がかかります。
チャレンジ仕入れは基本知識が軸です。
例えば、
ネイビーベースにブラウンのストライプは売れます。
まずはこれを自分で確かめてください。
この2色は売れる定番カラーの組み合わせです。
これにブランドを掛け合わせて相場を
探っていきます。
しっかりと売れることが理解できれば、
・ブラウンベースのネイビー
⇒逆パターン
・ネイビー×赤
・ネイビー×緑
色の組み合わせを変えたら反応や価格がどうなるか確認してください。
また、3色以上の組み合わせ等も売れるか試していきます。
さらに言うなら、これがデザインを変えても
通用するのかどうかを確認していきます。
常に売れた理由・根拠が分かるようにしておくことがポイントと言えます。
どんどん対応できるものが増えていき、
仕入れ幅が飛躍的に広がっていきます。
チャレンジ仕入れとはつまり、
データを仕入れるということです。
自分自身は時間をかけながら、
ノーブランドからハイブランド、
数多くのデザインを売ってきました。
労力も時間も費やしてきた結果、
自分の仕入れ基準が出来上がりました。
だからこそ、他の方が仕入れないネクタイも
売れると確信して仕入れたり、
通常の相場より高く売ることもできています。
今回はどのように仕入れ基準を作っていくべきか書きました。
さらに実践的な内容なども書いていこうと思いますので、良かったら過去の記事やツイッターも参考にしてみてください。