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ネクタイせどり 基本知識②~ネクタイのデザイン~

ご覧いただきありがとうございます!

今回はデザインの話です。

ネクタイせどりでは、同じブランドのまったく同じデザインをいくつも仕入れるということは殆どありません。
もちろん、続けていると同じ物に出会うこともありますが、基本的には毎回初対面ということになります。
そう聞くと、急に自信がなくなる人も多いかと思います。
自分も最初は『えっ、どうやって判断すんの!?』と思ってました。笑
ただ、デザインのパターンはありますので、まずは下記のデザインを覚えていただくことから始めてみてください。

では、早速一つ一つ見ていきます!

①ストライプ柄

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斜めにストライプがデザインされたものをレジメンタルストライプと言います。単に、斜めストライプと検索する方もいると思いますので、検索に引っかかるようにしておくと良いと思います。

ネクタイと言えば!という程、定番人気のデザインです。

右上から左下に向かってストライプがデザインされているものと、
左上から右下と、逆になっているものがあります。

後者はブルックスブラザーズ(Made in USA)が有名です。
なぜ逆になっているのか?という話もあるのですが、今回は割愛します。
殆どは前者の右上から左下に向かうストライプとなります。

一般的にはストライプの幅が太いほどカジュアル向き細いほどビジネス向きと言われています。
『ネクタイってビジネス用だし、太いのは売れないってことか』
と思ってしまう人もいるかと思いますが、そうでもありません。
テレビを見ていても結構太いストライプ柄を見ますし、実際に出品してみると反応も良いです

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別の回で詳しく話したいと思いますが、色の組み合わせ等で反応の良さや売値にも違いが出てきます。

代表的なブランドを一つとなると難しいのですが、先ほど挙げた『ブルックスブラザーズ』はそのうちの一つです。また、マルチカラーのレジメンタルと言えば『ポールスミス』です。ストライプで高値を狙うことができます。
その他、アルマーニ、エルメネジルドゼニア等もおすすめです。

需要も供給も多いデザインなので、ブランド力が高値を狙う鍵となります。必ずこのデザインはマスターしていきましょう!

ちなみに、縦のストライプはバーティカルストライプとも言われます。
シャツ等でよくあるデザインですが、縦のストライプよりも圧倒的に斜めの方が人気があります。

②ペイズリー柄

もう一つ必ず押さえておくべきデザインがあります。
それがペイズリー柄なんです。これはネクタイだから人気が高いというわけではありませんが、ネクタイでも代表的なデザインと言えます。

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植物による模様で、カシミールとも呼ばれることがあります。
独特な模様ですが、反応の良さはレジメンタルストライプにも劣りません。

色合い等も関係しますが、ペイズリー柄はブランド力よりもデザイン力が高いというイメージです。
その為、殆どの方が仕入れ対象から外してしまうようなブランド
(例えば、ピエールバルマン、ニナリッチ、レノマ等々)
や、ノーブランドでも売れるものが多いです。

小さなペイズリー柄がデザインされているよりも、大胆に全面にデザインされた華やかさのある方が高値で売れる傾向と考えています。
そういうと、明るい色が良いのかと思う方もいるかと思いますが、ダークトーンもばっちりと反応ありです。

ペイズリー柄で代表的なブランドは『エトロ』です。

③ボタニカル柄、花柄

ペイズリー柄同様に、植物がデザインされたネクタイは売れやすいです。
可愛らしい花柄というイメージよりも蔓(つる)や葉により独特な雰囲気のものが意外と人気です。

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全面にデザインされたものはもちろん、一輪挿しのようなワンポイントのデザインも良いです。

もちろん、ザ・花柄というデザインが売れないわけではありません。
特に花柄であれば『ポールスミス』が代表的なブランドです。
ポールスミスの花柄はシャツ等でも見たことある方がいるかと思いますが、ネクタイでも高めに売ることができます。

④ドット柄

ドット柄(水玉)も定番のデザインとなります。

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ドットの大きさにより、
・ピンドット:小さいドット
・ポルカドット:普通サイズのドット
・コインドット:大きめのドット
・シャワードット:大小のドット(ランダムドットとも言う)

というように種類がありますが、名前まで覚える必要はないかと思います。
ただし、レジメンタルストライプ同様に小さめはビジネス、フォーマル向き、大き目はカジュアル向きとされています。
もちろん、大きめのドット柄は売れないという意味ではありません。

過去に『父がネクタイにこだわりがあり、購入しました』という方がいましたが、その方が選んだネクタイは大きいドット柄でした。

ドット柄だけで高値を狙えるデザインではありませんが、着実に売れるデザインです。ブランド力のある方が良いと思っていてください。

⑤チェック柄、格子柄

チェック柄と格子柄はまとめています。
チェック柄、格子柄もオーソドックスなデザインで、着実に売れるデザインです。ドット柄と同様にそれほど高値を狙えるデザインではないのですが、着実に売れるデザインです。

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チェック柄にはタータンチェックやギンガムチェック、グレンチェック、マドラスチェック等様々な種類があります。
色合いによって売れ行きが左右されることがあります。

チェック柄で覚えておくべきブランドは『バーバリー』です。
説明する必要はないかもしれませんが、ノバチェックというバーバリーを象徴するチェック柄は高値になる為、覚えておいてください。
きっと一度は目にしたことがあるチェック柄だと思います。

格子柄の中でも飛ぶ鳥が並んでいるように見える千鳥格子(ハンドトゥース)も高値を狙えるわけではありませんが、反応の良いデザインです。

⑥小紋柄・パネル柄・総柄・クレスト柄

このあたりのデザインは出品者の捉え方によって変わってきます。様々なデザインがあるので、正確には間違っている記載があったりします。
ちなみに、自分自身の出品物を見ても、おかしな表記があります。笑

今回は小紋柄・パネル柄・総柄・クレスト柄(紋章柄)と分けていきます。
色合い・デザイン×ブランド力で相場が変わってきます。

・小紋柄
小さなモチーフが並ぶデザインで、流行り廃りに影響を受けないクラシカルなデザインと言われます。オーソドックスな小紋柄は色合い等で変わってくる部分はあります。ただし、積極的に高値を狙うデザインではないと考えています。個人的には仕入れ値を抑えて、回転重視としています。

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・パネル柄
総柄のように繰り返すデザインというよりは、絵画的なデザインと言われているそうです。小紋柄のように小さなデザインではなく、一つ一つが大きめのデザインとなります。

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・総柄
全体に同じ柄が繰り返しデザインされているものが総柄となります。
ここまでくると、小紋柄との違いが分かりくい場合も多いかと思います。
ただし、必ず正確に見抜き、商品名や説明欄に記載しなければいけないことはありません。ほしいと思っている方に探してもらえるようにということが大切だと思います。

パネル柄や総柄はデザイン次第では高めを狙える場合もあります。
ブランドごとの特徴的なデザインとの組み合わせで、相場が上がることもある為、覚えておいてください。

・クレスト柄(紋章柄)

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要するにエンブレムがデザインされたものがクレスト柄です。
ネクタイでは割と見かけるデザインかと思います。
反応の良いデザインで、代表的なブランドとまでは言えませんが、
『ラルフローレン』はブランド力とも掛け合わせて、反応が良いです。
他にはフェアファックス、Jプレス等でもよく見かけます。

⑦無地

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単純にデザインのないネクタイというだけでなく、バリエーションの一つとして持っておくと良いとも言われます。万能なネクタイとも言えます。
ソリッドタイとも呼ばれますので、商品名や説明欄を活用して無地でもソリッドタイでも検索に引っかかるようにしておくと良いです。

無地のネクタイは、売値を高めに設定しても反応が良く売れていきます。
無地ネクタイにも様々ありますが、完全な無地と、シャドーストライプ等と呼ばれるように、薄らとデザインの入るものもあります。

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また、ブランドのロゴ等が入るものもあります。
さらに、光沢のあるものと、ないものがあります。

光沢のある無地ネクタイは、ブランドの相場よりも高値を狙うこともできます。過去に殆ど販売履歴のないブランドで仕入れ値100円、売値4000円になったこともあります。

ちなみに、無地で光沢ありの上、エルメスのH柄ディオールのトロッター柄等、ブランドを象徴するデザインが入ると売値1万円越えが狙えます。

光沢のないネクタイについても、反応は上々でそれほどブランド力が高くなくても3000円前後で売れてくれます。

完全な無地だけが良いというわけではなく、ストライプ等が入る無地ネクタイも同じく反応も良く、売りやすいです。

あまり無地ネクタイがおすすめという情報に出会ったことがないのですが、ストライプやペイズリーと同様に、自信を持っておすすめできるデザインです。

⑧その他

7種類のデザインを解説してきましたが、それ以外にも様々なデザインがあります。例えば、アニマル柄、チェーン柄、幾何学模様等、詳細に見ていけばより多くなります。

ですが、最低限上記の代表的なデザインを覚えることから始めてください。

これに加えて高値を狙えるブランド特有のデザインも覚えていく必要があります。次回以降で、そういったデザインもまとめる予定です。

また、柄だけでなく色のことや一つ一つのデザインについて、さらに掘り下げていくことも考えています。
あくまで現在は基礎講座という認識で読んでいただければと思います。

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