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メリービズの新3C。コミュニティ型経営の考え方

メリービズでは3 C と言われているものがあります。それは一般の3 C である競合(Competitor)・自社(Company)・顧客(Customer)とは別のものです。メリービズではこの3 C を大事にしその発展こそが事業成長に結びつくと考えてます。 メリービズの3 C をここで説明しようと思います。

メリービズの新3C:3つのコミュニティ

C はコミュニティを指します。メリービズには三つのコミュニティがあります。メンバーリモートスタッフ、そして最後に顧客

1つ目のコミュニティ:メンバー

メリービズでメンバーと呼んでいるものは、社員を中心とする、メリービズのコア業務に関わる方々を指します。2020年10月時点で、メリービズの社員は14名、アルバイト・業務委託合わせて15名ほどいます。合計約30名ほどの皆さんがメンバーとなります。

顧客、そしてリモートスタッフより先にメンバーをあげているのは、メンバーを大事にできなければ、当然顧客妹スタッフも大事にできません。

CS(顧客満足 Customer Satisfaction) を上げるために、 ES (従業員満足 Employee Satisfaction)がいかに大事であるかというレポートもあります。あらゆる事業活動はメンバーを中心としており、この活動が充実してなければ企業そして事業も成長することはないと考えます。

2つ目のコミュニティ:リモートスタッフ

リモートスタッフはメリービズの資産です。リモートスタッフあって、はじめてメリービズのサービスは成り立ちます。現在、 登録ベースでは、800名以上いるリモートスタッフが 顧客の経理を始めとしたバックオフィス業務を行っております。
スタッフは9割が女性で、日本全国に留まらず海外にもいます。

3つ目のコミュニティ:顧客

最後に顧客がいます。これは別に顧客をないがしろにするわけではなく、それに先立ってメンバーそしてリモートスタッフを大事にする必要があるという考えです。 

顧客も全国にあり、上場企業から中小企業、スタートアップ(ベンチャー)企業、一般社団法人等の団体、と 多岐にわたります。

最近は特に上場企業からの問合せが非常に増えており、デジタルトランスフォーメーションの動きや、BCP(事業継続計画)の策定必要性、コロナ禍における体制のあり方、などが課題になっています。

コミュニティという考え方

コミュニティという呼び方を生きる理由について説明します。
メンバーでもリモートスタッフでも顧客についても同じですが、メリービズである必要が無い中でメリービズを選んでいる理由を考えるとコミュニティという呼び方が適切かと考えてます。

メンバーがなぜコミュニティなのか?についてもう少し詳しく説明するため、今までの企業(旧来型企業)とこれからの企業を対比してみます。

旧来型企業の在り方

旧来型企業は、事業サイクルが長く、事業を分解し「部品」化している企業を指します。また、入社すると定年まで働く、「終身雇用」が一般的でした。そのような企業では社員を囲い込むような仕事の与え方、ルールを用意しています。

どの職種もプロフェッショナルになることは求められておらず、「部品」になることが求められています。飽きないために、ある職種につくと3年ぐらい働くと、次また新しい職種・役割を与えられます。その企業の外での活躍することはほぼできないような、どの分野においても中途半端な力しかつかないような社員育成をします。(※ ここは旧来型企業の中間管理職を責めているのではなく、経営陣がそれくらいしか予算を用意していないことに問題があります)このように「生殺し」にすることにより、その企業に依存せざる得ない状況を作ります。福利厚生、昇進などを餌に外部に目が向かないようにしていきます。気がついたときには市場価値がない人材になっています。外からきた実力のある人材は活躍する場はありません。(※ 何か古い企業をこき下ろしているように受け取らないで頂きたいです。これに気が付き、より社員に投資している企業もありますし、例え旧来型企業でも自己投資・研鑽のなかで能力を磨かれた社員も勿論います)

新しい企業の在り方

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事業ライフサイクルがどんどん短くなっている昨今においては旧来型企業の組織体制は通用しなくなってきています。経団連でも終身雇用は成り立たないと宣言しており、「ジョブ型雇用」というプロフェショナルを雇用することを進めています。

有能な人材であればあるほど、選択肢が無限にあります。企業としては囲い込むのではなくいかにそのような有能な人材を惹きつけるかということが大事になってきます。多くの大企業で「副業」が解禁された今、別の企業に業務委託・アルバイトとしてスタートする方もいます。その企業が、魅力的であればあるほど有能な人材は惹きつけられ、 さらに有能な人材が惹きつけられ形で次々に新しい人材が惹きつけられる。このような状態を「コミュニティ」として考えてます。

コミュニティの中心での熱量をいかに挙げていくかが、そのコミュニティの発展において重要です。

リモートスタッフ、顧客においてもコミュニティが大事

同様に、リモートスタッフ、顧客においてもコミュニティが大事です。

リモートスタッフにおいても、在宅での働き方の選択肢もどんどん増えており、「メリービズで働く理由」がしっかり無いと他のお仕事でも良くなります。メリービズでは、リモートスタッフを支援し、バックオフィスのプロが社会でより認知され、活躍できることを共に目指しています。ITエンジニアであれば場所に関係なく、実力があれば稼げるように、バックオフィスのプロも優秀なITエンジニアくらいに稼げるような社会にしていきたいと考えています。その想いに共感でき、メリービズのファンになってくださるリモートスタッフを増やしていきたいです。

顧客においても、メリービズ以外のソリューションはあります。メリービズでないとダメだ!という理由をしっかりつくり、熱狂的なファンである顧客を増やしていきたいです。

リモートスタッフが次のリモートスタッフを集め、顧客がまわりにメリービズのサービスを勧めていく、そんな状況をつくっていきたいです。

コミュニティ型経営が次世代経営となっていくであろう

このようにコミュニティを強くすることこそが、事業成功で一番大事!だと考えています。コミュニティをどうやって強化するか?という観点でメリービズは経営を考えており、経営メンバーとしてはそれぞれのコミュニティの支援をしっかりやっていくことにおいて戦略、事業計画、そして計画を実現するためのリソースの配分を考えています。

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工藤博樹(@hirokii)
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