キレイなお姉さんは視力が悪い！？　出版原稿No.30

　現代社会に蔓延している「近視」ですが、多くの方は「軸性近視」の状態だとされています。文部科学省の学校保健統計では高校生を卒業する頃までには約７割以上が裸眼視力１．０未満になることがわかっておりますが、その８割は軸性近視であると推計されています。

　軸性近視とは眼軸が長いという状態です。ふつうは球形に近い形の眼球が、近くのものにピントを合わせるために、目の奥行き方向にフットボールのような伸びた形になるのです。

　そうなると、眼軸が長い人の外見の特徴として「目が大きい」ということになります。眼球がフットボール状だと、顔の前に突出してくるので、大きな目に見えるわけです。
　目の話をするようになって以来、比較的目の大きな人に会うと、皆さま強度の近視で不便だということを嘆いています。そういった方々は目が悪い、というよりは、情報化社会に適応進化した方々だ、ということができるわけですが。以前の投稿をご参照ください。↓

https://note.com/hirokihiraga/n/n3a2d17244da9%0A

　さて、魅力的な女性の特徴として、ぱっちりした目、というのがあります。諸説ありますが、子供や赤ちゃんのかわいらしさに通ずるとかなんとか。
　キレイで大きな目は、視力も良好そうな印象を受けますが、実際は彼女らは近視の傾向が強く、実は裸眼ではあまり見えていないようです。女性は男性より遠見視力が低いのは統計的にも明らかですし、メガネをしていなくても、コンタクトレンズを装着していることが多いんです。

　ぱっちりした目の魅力的な女性の気を引きたい男性は、外見や服装などに磨きをかけても、あまり意味がないかもしれません。 何せ彼女らは、男性の外見はあまり見えていないのです。

　むしろ、内面であるとか、教養、気遣い、などに磨きをかけるといいかも知れません。あるいは声質なんかにもウケがいいかもしれません。外見だけカッコつけても無駄かもしれない、と思うのです。

　私も独身の若かりしころ、好みのタイプの女性と会うときは、数日前からいつも以上に体を鍛え、当日は入念に筋肉をパンプアップし、少ない髪を整え、身体のラインにフィットした服をきて臨んできました。
　しかし彼女らは、筋骨隆々でイケメンの私に全く興味がなさそうなので、おそらく見えていなかったのだな、と今ならわかります。

　もしくは、私はカッコよさというものを、大幅に間違えていたのかもしれません。

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　いかがでしょうか？本投稿は拙著「最新の視力研究で導き出した 何歳からでも目がよくなる方法」の出版の際にカットされた原稿です。

　書籍のコラムとして書いたのですが、今読んでもカットされても仕方ない、しょうもないネタですね！

　自分がモテなかった過去を、女性の視力のせいにする…お目汚し失礼いたしました。

　平賀の言っていることは分からんでもない、女子にモテたとこなど無いわ！という同士は、ぜひスキしてください！
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