【ドラム】すぐに実行できるドラム道〜セッティング編〜
第二弾はセッティングについてです。
今回は比較的初心者のドラマーに向けて書いてます。また今一度自分のセッティングを見直すいい機会になると良いですね!
レッスンをして"自分のセッティング組んでみて"というと。
✔︎毎回セットが統一できない
✔︎そもそも自分のセッティングをどうしたら良いかわからない
セットのことで悩んでる人が結構多くて、もしかしたらセッティングで行き詰まってる人が多いのかも、、と思いこのnoteを書きました。
*今回も無料。もしセッティングに悩んでる人がいたら自分のドラムセッティングのヒントになるかも、
よかったら参考にしてみてね🙋♂️
✔︎自分の体にあったセッティングを知ろう
▶️ 腕や足が長い→太鼓、シンバルとの距離を取る。
▶️▶️ 腕や足が短い→太鼓、シンバルとの距離を詰める。
▶️▶️▶️ 腕や足が長いがスティックは短めに持つ→太鼓、シンバルの位置を(▶️)よりも少し詰める。
▶️▶️▶️▶️ 腕や足が短いがスティックを長めに持つ→太鼓、シンバルの位置を(▶️▶️)よりも少し距離を取る。
⬆️これはあくまで例えですが、このような要領で身体の構造や状況からドラムのセッティングを決定しましょう。
⏬例)自身の場合
自分はケース2の▶️▶️▶️に近いセッティング。
特に腕が長いので本来は
ケース1の▶️のセッティングでした。
しかし、メタルコア特有の速いフレーズに対応するために、スティックをほんの少し短めに握っています。
その為、現在では少し中心に寄ったセッティングになっています。
スローンに関しては前回noteで言ったようにスローンの前半分に掛けているので後ろに下げる形にしてます。
⚠️⚠️⚠️
特にドラムを始めて日が浅い人に要注意
いきなり*自分のしたいセッティングにすると悪い癖がついたり、上達の妨げになるケースがあります。
*憧れの人のセッティングを真似るなど
どんなゲームでも最初は初期装備、そこからレベルをあげていろんな装備を手に入れるように、ドラムを叩く時もまずは初期セットから、少しずつ自分のレベルに応じてセッティングも進化させていきましょう👆
そしてセッティングの中でも特に意識を持って欲しいのが
✔︎3点の安定
3点とはハイハット、ペダル(バスドラム )、スネアの事。
セッティングに悩んでいる人たちはこの3点がまだしっかり決まっていない事が多いです。
自分の身体を理解したら、次にこの3点をがっちり決めましょう。そうすれば上記のように全体のセッティングがおのずと見えてきます。
〈3点を安定させるメリット〉
・プレイが安定する
・セッティング時間の短縮ができる
・プレイの安定
この3点は基本的なビートを担う大事な基盤です。
「3点の安定はビートの安定
ビートの安定はプレイの安定」
3点をがっきり固めることによりそこから様々な応用のフレーズにも繋げることができます。
・セッティング時間の短縮ができる
セッティングを組む際、3点から固めていくと効率が上がります。
スネアの位置からタムを設定→タムの位置からシンバルを設定
という風に、3点を先に決めておくことにより、他の太鼓、シンバルのセッティングもスムーズに決めていけます。
▶️スローンとバスドラムの関係性
スローンは初期は膝は90度ではなく少し高く設定したほうがいいです。
スローンに腰掛けて足をキックペダルに乗せる時、膝からペダルまで垂直に降りるように位置を調節しましょう。
スローンの高さを変えたい時は垂直になっている膝からペダルまでの軸はブラさずに調節しましょう。
👇椅子の座り位置に関しては前回noteもぜひチェックしてみてください!!
▶️スネアの位置
スローンの位置を決めたら自分の腰の位置とほぼ平行位置の高さに設定し、身体との距離は自分の腕の長さや、スティックの持ち位置に適用して設定しましょう。
*キックとスローンの位置関係も忘れずに⚠️
▶️ハイハットの位置
上記で決定させたスネアの位置での左手の可動域を侵食しない且つ、右手を自然に下ろした際にハイハットの"ボウ"の部分にスティックのショルダー部分があたる場所に設定しましょう。
🚨このように3点のセットは他と比べて重要度が高いので、毎回のライブやスタジオでほぼ同じセッティングを目指しましょう
周りを決めて行く前に地盤を固めて行きましょう☝️
3点を決めたら、最初の段階で述べた"自分の身体やスティックの持ち位置"を把握し、
①スネアの位置から、それぞれが自然な形で振れる位置にタムを設定。
②タムの位置から自分のタムへの可動範囲にギリギリ触れない場所にシンバルを設定
③後は練習あるのみ!!!
ドラムのセッティング=時間との戦い⏳
でもあります。
特にライブハウスでは限られた時間の中でこの3点だけでも誤差は無くしたい、、、
そこで自身がしているオススメの方法👇
✔︎約束事を決めよう
ライブの際、ドラムスローンや3点のスタンド類を持ち込み、各スタンドに印をつけて、自分のセッティングを毎回統一させる。という人もいます。
(これは大変素晴らしい👏)
しかし、金銭面的にも、運搬的にもスローンやスタンドを用意するのが難しい人もいます。(自身もスローンやスタンドは基本的に持ち込みしていません)
そんな方々へ、
ここで重要なのはそれぞれの機材をセットする時の約束事を決める事。
⏬例)自身の場合
・ペダルシャフトの長さは収縮状態から左右どちらかを2cmほど伸ばす
・ペダルシャフトはバスドラムに対して平行ではなく少し手前側に傾ける
・スネアのスタンドは3つある足の一つを自分に向け、右側の足をバスドラムの下にいれる
・ハイハットのペダルは左ペダルの横にくっつける
などなど。。。
このように、予め自分の3点の位置を決定させた上でそれに伴った自分のセッティング内での約束事を決めておくとセット時のタイムロスはほぼ無くなります。
【まとめ】
▶️色んなセッティングをするには、まず自分に適したセッティングから✋
▶️3点のセッティングは毎回ほぼ同じにしましょう。
▶️セッティングの際の約束事を決めておきましょう
ここから基礎を重ねて、自分なりの攻めたセッティングも再現可能な技量を目指しましょう。
今回はここまで。
良いプレイは適したセットから🙋♂️
ではまた!!