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24/02/24-25 JBCF鹿屋・肝付RR&志布志CR(鹿児島遠征記)

こんにちは!長い長い鹿児島遠征をまとめていきます。年末のポイント昇格を辞退して、E2スタートとなった初戦。過去最強の自分に仕上げて臨みました。
この記事1本で色々まとめるためレースに関係ないことも多いですが、読んでもらえるとはっぴーはっぴーはーっぴー、ハピハピハピハピハピ♬ですね。


22(木)-23(金)

木曜日に刈谷で集合して、大阪でお昼ご飯。みんなで推しのアクスタを持ってラーメンとともにパシャリ。楽しいね。

うんま

15時過ぎにマサさん、やすと、よしたくと合流。さんふらわあに乗船して、志布志港へ向かう。

五月、さんふらわあだよ
でかくね(伝わらん)

さんふらわあ乗船後は即、風呂&夕食バイキングへ。バランスよく食べたと思うけど、少し食べすぎた。無駄に意識高く、揚げ物とスイーツは控えた。

刺身ドカ食い
朝食
船長、出てきたら泣く
出発!
船内で作られた雑なコラ
(通称: トゥミーム)

夜は暑くてあまり寝れず、1時間ごとに起きたりしていたがなんやかんやで到着。
宿に着いてから昼までゆっくりして、試走へ。雨が弱まるはずだったが、変わらず。折角4,000円もするヴェロトーゼを導入したにも関わらず、試走で両足とも破壊。一生買わん。
コースそのものは急勾配があるものの、距離が短いなという印象。逃げは作りにくいなということだけ頭に入れておいた。

試走終えてからは、宿に戻って風呂と夕食。うなぎを食べている人を横目にお金がないとみなりは生姜焼き定食を食べた。美味しかった。

うまい

夕食後は翌日の準備をしながら22時半ごろに就寝。寝れたような寝れなかったような。イナーメオイルのリカバリーをテカテカに塗っておやすみなさい。

ビシキマTCR

24日(土)(鹿屋・肝付ロード当日)

ここからはいつものレースレポ+α的な感じ書いていきます。

これまでの取り組み

この鹿児島の初戦に出ようと決めたのは12月の頭頃?昨年の反省を生かすべく色々なことを試しました。以下にその例を。

①CTLをはじめとした数値の積極的活用
②体重管理
③寒さ対策
④無酸素域の強化

①は水井のアドバイスから。CTLが低いという指摘を受け、週間TSSを強く意識するようにした。これによってCTLも練習量も上昇し、ベースづくりの一助になった。

計画的にね

②はクリスマスに行われた定光寺自治会の出来事。とみなり太ってね?とかいう話になって宮田さんからオートミール一食分を頂いた。家でも白米の量を減らしてオートミールを摂取することで2.5kg減。パワーを落とさずに体重を落とすことが出来た。一時は、毎日夕食の主食をオートミールにしていたが、体調を崩したので、今は自転車に乗ってない日だけ。これで十分かなと。(今のところは)
③は12月から突入した長い不調の中で、あったかい日だけ調子がいいということに気づいたから。たかむらにイナーメのベリーホットを借りた。ありがとう。レインジェルも買って寒さ対策。
④は昨年7月の石川ロードをはじめとした悔しいレースの反省点を生かした取り組み。色々な人にアドバイスをもらう中で、各時間のMNPに近い数値を何発も出す力が重要だと気付かされた。特に苦手な短時間のインターバルを強化して、レースに臨めるように練習した。

今週の練習内容・平均体重

土: 102.0km TSS: 218.4(L2ベース)
火(午前): 51.6km TSS: 74.7(脚回し)
火(夜練): 49.2km TSS: 193.8 (スプリント4本込)
水: 19.8km TSS: 26.7(雨、リカバリー)

平均体重: 60.9kg

目標

優勝してE1昇格

結果

27位…

使用機材

2回目の登場

・フレーム:TCR ADVANCED 1
・ホイール:手組ホイール(38mm, 1370g)
・タイヤ:AGILEST FAST 25C (F: 5.0bar R: 5.2bar with TPU)
・コンポ:R6870 Di2 + 8000 mix (Equal Brake)
変更点
・チェーンルブ: ワコーズチェーンルブリキッドスピード→Muc-off wet
・FD: R6870→R8050
チェーンルブはMuc-offの方が感触が良い(においも)。FDは故障したためやむを得ず。

各種データ

なぜスプリント?
FTP設定は変えた(252Wは冬の不調仕様)

補給

・CCD(600mlほど)
・Mag-on(レモン、アップル1本ずつ)

レモンはカフェイン入り

考え事

①3周目までは自分から攻撃しない
②レース中盤でオープン参加の鹿屋体育大学が攻撃すると予測、備える
③登りでバラバラになる雰囲気があったら攻撃する
④逃げは決まりにくいだろうということを頭の片隅に

④は試走から得られた情報。やはり雨で濡れてでも行った方がいいと感じた。

レース展開

アップはイナーメオイルとかレインジェルをぬりぬりしていたら、時間がなくてパス。お気持ち程度に検車に向かう際に強めに踏んでおしまい。
スタートしてから数周はハードな展開になるかと思いきや、登りも大したペースではない。基本的には下りを前目でクリアするために登板が始まる前までには先頭付近に上がることを意識。

4周目に松山の高校生が単独でアタックしたので、乗る。実はこの周は周回賞だったが忘れており、コントロールライン目前まで、高校生と2人逃げしていたが、はこぶねさんに刺されていた。やらかし。

2人飛び出し

5周目に鹿屋体育大学が揃ってアタック。これは予測して前にいたためすぐに乗りに行く。しかし、思ったより登りも下りも踏まされて辛い。さらに前の人が中切れを埋められず、鹿屋体育大学の選手に「脚無いなら降りろ」と怒られる始末。悪いの自分じゃないはずなんだけどなー。知るかよと思いつつシカト。

全力ブリッジ

このレースで、一番きつかったのはこの場面で、吸収されてからはまたゆるいペースでレースが進む。途中、よしたくも先頭に出て集団を伸ばしていたがそこまでハードな展開にはできず、最終周へ。正直言ってここまで余裕だった。

よしたくも前にいるね◎
ひたすら前で動く

最終周の登りも、直近の周に比べれば速いかなという程度。公園に2, 3番手で侵入。ここまで来たら速いラインに飛び乗ってスプリントするだけなのだが、左から大きな集団が上がってきた際に先頭の選手と集団が交錯し、落車。フルブレーキするが、リアが完全に滑ってしまいそのまま突っ込んで落車。あれだけ前方で落車すると思わなかったし、避ける術もなかった。こけてからはしばらく地球になっていた。身体を起こすと、肘と左足に痛みがあったが、走れなくはないので変速系とブレーキだけ確認して27位でレースを終えた。

レース後

とりあえず、みんなのいるところに戻る。ヘルメットとか怪我の心配をしてもらったが、昇格できなかったという事実がとみなりを襲う。なぜ集団が完全に崩壊するまで攻めなかったのか、なぜあの位置に居たのか、クリテより昇格しやすいRRでの失敗、左脚はパンパン…とにかく悔しくて涙が止まらなかった。それだけ真剣に考えて練習したつもりだった。それでも上手くいかなかったという事実に耐えられなかった。
宮田さんには「泣くのはまだ早い、明日に切り替えろ」と声をかけて頂いた。ここで終わるわけにはいかない。明日は全員引き千切って勝つと心に決めてこの日のレースを終えた。
(声をかけてくれた皆さん、ありがとうございました。)

25日(日)(志布志クリテ当日)

この日もあまりよくは寝れなかった。しかもガーミンウォッチのモーニングレポートに表示されるHRV値が最悪。見なければよかったと思ったが、そうも言ってられないので、粛々と準備。というわけで、以下がレースレポです。

目標

・逃げを決めて優勝、E1昇格

結果

・ほぼ2人逃げで2位、E1昇格

使用機材

前日とほぼ同様。空気圧の変更のみ。
(F: 4.8bar, R: 5.0bar)
これなら雨でも安心。

各種データ

補給

・CCD(150-200mlぐらい)

考え事

①2人行ったら必ずチェック
②前待ちも考慮

考え事としては上記2点はあったが、前日のこともあったので、「俺が一番強い」精神で全員引き千切って逃げることしか頭になかったように思う。

レース展開

出走が16人と少ないからか、守りに入ってスプリントに備えたいのかな?という人が多い印象で、ペースはさほど速くない。自分としては望まない展開なので緩んだ瞬間にアタック、180°ターンも長く先頭で踏んで縦伸びさせて、集団を疲弊させることを狙う。調子自体は悪くなく、踏んでもすぐに回復するような感覚があった。
ひたすらこれ。どれ?これ↓だよ。

GINRIN熊本の選手も同じような動きをしており、一緒に行ければ心強いなーなどと思いつつ周回を重ねる。
3周目で上手く抜け出すことができ、1人逃げ開始。7秒ほど差をつける。その周の終わりに、はこぶねさんと湾岸の古谷選手がブリッジして3人に。このままいければ…と思ったが、流石に3人は行かせてもらえず吸収。

一人逃げ

周回賞は無視して、6周目へ。折り返しのストレートで湾岸の古谷選手が抜け出す。誰も追わない。逃げるならラストチャンスと考えてブリッジ。「2人!2人!」と叫ぶ。「行きましょう」と答えて頂き、協調開始。

全開
限界

大体、先頭5.5倍程度。しかしこの辺りからは疲れを自覚し始める。古谷選手が長めに引いてくれてとても助かっていた。最後の折り返しで、古谷選手に着けなくなりドロップ。(正確に言うと、着くこともできたが、きつかった。)
というのも、メイン集団からGINRIN熊本の選手とはこぶねさんが近づいているのを確認していたため、この2人グループに吸収されてスプリントした方が昇格可能性が高いと考えた。
(無理して、古谷選手に着いて脚が無くなった状態で吸収されると4位に落ちる可能性があった。対して、2人に吸収されることを選ぶと吸収されるまでの間に脚を回復させ、スプリントすることができる。メイン集団はギャップと残り距離から追いついてこないと判断。)

予定通り、吸収されてスプリントへ。カウンターだけ警戒していたが何事もなく一番後ろについて最後の180°ターンへ。ゴールラインの手前でGINRINの選手を捲り2位でゴール。

完全に勝った人の顔(勝ってはない)
いい写真

レース後

少しは周りを盛り上げられるような走りができたかな。自分としても、勝つことはできなかったけど、望んだ展開に持ち込むことが出来て、攻めの走りで2位に入れたことは自信になった。この時の気持ちを今後も忘れないように走りたいね。

帰路

フェリーでウルトラバカ酒飲みになる予定だったが、極度の疲労とフェリーの揺れで埋葬。基本的に乗り物酔いはしないが、疲労がかなり影響した。
歯磨き中にトイレから聞こえてくる悶え声で、もらいゲロしそうになるが、ダッシュでロビーに退避して耐える。あと30秒トイレにいたら確実にやらかしたであろう。あぶな。

夕飯、カキフライだけかじってた
うなぎ食べ放題だったの熱すぎ
マルシェのタコライス
これで1本無料に、店員さん曰くそうそうでないらしい

まとめ

兎にも角にも昇格出来てほっとしています。自主降格しておいて沼ったら嫌だなーとか色々なことを考えていたので、初戦できっちり上がれて良かった。
次戦は西日本チャレンジロード(U23)に参戦します。今の調子を維持できればいいなといった感じ。全日本狙いなので粘って15位に入れるように残り少ない期間ですが、練習を積んで挑みます。

Photo by高村、dibbieさん
ありがとうございました。

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