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#コシバナ【第一話】のウラバナ

#コシバナ第一話 「好きなのにバレたくない」

「#コシバナ」への僕の想いを知っていただきたいので、#コシバナのウラバナ、書いていくことにします。

自然な表情を撮るための距離感

モデルさんは越谷に住む大学生の方に協力してもらいました。
プロじゃなく一般の方なので、なるべくモデルさんが緊張しないように、どう うまく自然体を撮るかってところをすごく意識しました。
大切にしているのは距離感。
撮る側、撮られる側の距離感を僕はいつも大事にしています。

撮ってます!って感じにしちゃうと構えてしまうので、距離感を意識しながら、モデルさんに負担をかけずラフな状態を保ちながら撮影しました。

具体的にはコミュニケーションをとりながら撮影。
会話しながら撮っていくことで、自然な笑顔とか、自然な表情が出るので、
そういうとことろを、引き出していきます。

仕事の撮影でも距離感は意識しています。
大きなビデオカメラを向けると、みなさん構えてしまうので、ミラーレス一眼を使います。ミラーレス一眼を使うことで、写真を撮っているように感じてもらえるからです。
でも、ずっとRECしている。
そんな風にして、自然な表情・仕草が出るので、あえて、モデル経験の無い大学生さんにお願いしました。

とにかくエモく撮る

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ストーリーについては、脚本を担当してくださっているあまのさんから、
「とにかく高崎さんの好きなように撮ってください。そこに僕がストーリーをつけるので。」と、言ってもらっていて。

「片想い」「男性視点」「越谷でデート」という設定で。
具体的には、

・主人公は、大学生の男性。
・越谷に住む女の子に恋をしている。
・越谷に会いに来た。
・その女の子を好きになると同時に、越谷も好きになっていく。


というストーリーをイメージしながら、カメラを回していきました。

大相模調節池っていうのが、人口の湖なのですが、ロケーションが良いんです。芝生があって、大きな湖があって、越谷っぽくない。それを映像で残したくて。

コシバナは、いかに越谷をエモーショナルに撮って、モデルの女性も美しくエモく撮るかってところにすごく力を入れているので、
場所をエモく撮る、人をエモく撮る。
そこを大切にしています。

光にこだわった機材選び

SONYのカメラを使っています。
レンズを単焦点のみで撮影しました。
24mmと、50mmの2本のみです。
仕事の案件ではないので、アシスタントをつけられないし、完全にワンオペですので機材は最小限に。
あとは単焦点レンズは綺麗に撮れるというのも理由です。
ブラックミストというフィルターを両方に付けています。

ブラックミストフィルターを付けると、光を拡散させるんです。
光を滲ませる作用があるので、それがエモい描写を作ってくれます。
とにかく「光」を意識しています。

夕方を狙って、光のハレーションというか、光がキランとするような場所をバンバン見つけて撮っていきました。

撮影自体は、モデルさんも楽しんでくれていて、僕も楽しみながら、10分くらいで撮っちゃったと思います。笑

仕事じゃないから、実験しながら やりたいことを

撮影した素材を、どうやってストーリーとして繋いでいくか。
単純に撮ったものを繋げるのではなく、ストーリーっぽくしなきゃいけない、ということろで、初めに決めた設定を意識して作っていきました。
脚本のあまのさんと僕との想いは近かったので、スムーズに繋ぐことができました。

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僕が見せたいのは、「編集」というよりは、「色味」
どれだけ綺麗にエモく撮れて、かつ、その色味を決めていくカラーグレーディングにすごく力を入れていて。

色味も編集の一つなのですが、画を繋いで一つのストーリーを作って、
そこからカラーグレーディングをします。
カラーグレーディングって、いわゆる色を合わせるのではなくって、世界観を作るために色で演出するっていう作業なんですよ。

それをDaVinci Resolve っていうソフトを使って行います。コシバナでは徹底的にグレーディングを好きにやらせてもらってます。
もちろん、仕事の案件でもカラーグレーディングはやるのですが、実際ここまで遊べないです。仕事の案件って、基本的にクライアントワークスなので、そんなに暴走できないというか。笑

なので、コシバナでは、僕のやりたいことを思い切りやってます。
おもいきりフィルムっぽっくしたいとか、質感的にはマゼンダ寄りというか、少し赤みが出るような感じにしたり、映画の質感、フィルムライクな色味というのを徹底的に目指していじっていったという感じです。実験しながら、やりたいことをやりました。

第一話は、冬の光を表現できたので、
また、夏の光の感じも撮りたいなと思ってます。季節によって、全然変わってくるので。

次は第二話について書きます。
読んでいただき、ありがとうございました。


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