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学年会のレジュメをgoogleドキュメントで一年間運用したらメリットだらけだった
はじめに
初めまして。
小学校で働く「ささ」と言います。
この教師という仕事自体は嫌いではないんですが、現場の閉塞感を感じている、お疲れ系教員です。
学校現場での働き方を振り返るという視点でこのnoteに書き連ねていこうと考えています。
「ワクワクする」働き方を目指しています。
どうぞよろしくお願いします。
「ワクワクする」働き方 ≒ クラウド活用
GIGA時代のスタートともに、私の勤務する自治体にも google ワークスペースが導入され、授業だけでなくクラウド環境が職員室にも整備され、自然と校務にも活用されるようになってきました。
当時、校内の研修主任だった私は先生方の研修のツールとしてGoogleワークスペースを活用した研修の運営を行いました。先生方に働きかけをする担当としていつも半歩先を意識して学びました。
メリット満載のこのクラウドを研修のツールから校務分掌、そして学級経営にも転用させることで自分自身の働き方が変わったと実感しています。何より時短で協働しやすい、そして「ワクワクする」働き方だったのです。
異動に伴い、学年主任となり、学年会のレジュメにGoogleドキュメントを活用してみることにしました。
1. クラウド版レジュメの導入によるメリット
クラウド版レジュメを学年会で一年間運用した結果、以下のようなメリットがありました。
複数メンバーが同じファイルにアクセス可能で共有性が向上。
修正やコメントの追加が容易で情報の共有と意見統一がスムーズ。
このファイルだけ見ていれば学年での意思疎通はOK。
チームとしての連帯感や組織力がアップ。
関連ファイルがリンクされているためファイルを探す手間ゼロ。
デジタルデータとして管理できるので保管とバックアップの手間が軽減。
年度末に改めて引き継ぎ資料作らなくて良い。
2. 学年会レジュメファイルの運用ルール
![](https://assets.st-note.com/img/1690358214213-vQbQ4fNKHr.png?width=1200)
学年に関わること、クラスに関わることをファイルにメモするルールを採用。
すべての学年メンバーが編集権限を持ち、いつでもどこでも書き込みができる。
各先生のメモを学年団で共有し、お互いに助け合える協力関係を構築。
3. レジュメの活用例
明日の予定、やること、宿題の共有による配り忘れや伝え忘れの防止。
行事の分担と進捗状況の管理、関連ファイルへのリンク付け。
経営上の考えや気づいたことの記録。
他学年や管理職からの依頼タスクの受け渡し。
締め切りがあるタスクの進捗確認と完了チェック。
生徒指導メモの記録(写真などを添付)。
休暇や急な休みに関する連絡と授業の調整。
![](https://assets.st-note.com/img/1690360254560-20XeOfpPxt.png?width=1200)
4. 使いやすいフォーマット
![](https://assets.st-note.com/img/1690359351310-ibxMsSKW8Y.png?width=1200)
1つのファイルで一年間継続して使用するためページ分けをしない。
ページ上部にファイルのリンク集を作成し、特定のイベントに素早くアクセスできるようにする。
ページ下部に日付を入れ、その日に関連する情報を記入する。
5. 非同期コミュニケーションとしての効果
学年会レジュメファイルは非同期コミュニケーションのツールとしても活用できる。
毎日開かれているため、すれ違いが多い学年でのコミュニケーションをサポート。
ビジョンや大事な思いを共有し、学年全体の協力を促進。
6. タイムセーバーな蓄積効果
メモが蓄積されることで学年会の時間が削減される。
過去の情報を共有しやすくなり、主任の仕事量も軽減。
まとめ
クラウド版レジュメの運用は学年会の効率化とコミュニケーション向上に非常に役立ちます。オススメのツールとして、ぜひ導入を検討してみてください!
次回はこのレジュメにGASを組み込んでカレンダーの予定を出力させるプログラムを紹介します。