2019年 best tracksとその理由
Kids ReturnのHiroki Nakamuraです。
毎年この時期になると今年はこの曲がよかったーというのを仲間内とやっていて、2年前くらいからはSpotifyでリストを作ってFacebookにて公開していました。
今年もFacebookでいいかなあとも思ったのですが、毎年同じやり方も飽きるし、noteはプレイリストの埋め込みに対応しているのでnoteでやってみようかなと。
選んだ楽曲は10曲。10曲に絞るのは苦労するんだけど、こういうのはまあ絞ったほうが制約が効いて面白いので絞りました。
順番はなんとなく並べたもので、曲の順位はつけていません。もうそういう時代じゃないしね。
Yenkl (Trikk Sol Remix) - Keope
Keopeを初めて知ったのは2018年のInnervisions - Sónar Barcelona
そもそもKeopeというアーティストを知らなかったし、曲を聞いてみるとほとんどエフェクトの掛かってないギターサウンドにスカスカなローテンポなハウスで、いつ使うんじゃ?と思っていたけど、RAの今年のベストトラックでウォームアップ特集みたいなのをみた時に、あー、この曲もそれに該当するなと理解した。
と、いうものの、やっぱり昼下がりのフェスとかには丁度よいけど、クラブ向けじゃないよなーっという方向けのTrikkのRemixで、バッチリクラブ向けのトラックに仕上げていてTrikk天才かも~。
Thonk!(WhitesquareRemix) - Dave Seaman
どう見てもギターハウスです。本当にありがとうございました。
ご存知Whitesquareでございます。
今年はギターハウスに注力するぞと決めていたのでこの曲を中心にDJを組み立てることが多く私にとってとても大切な曲でございやす。
Pi - David Mayer
こちらも今年来日していたDavid Mayer、初来日だったみたいで意外 of the yearでもありました。
この曲はアフロハウスかつキャラクターが強い曲でピークタイムでDJができる場合は使うことが多かった。ちょっと跳ねたメロディとベースラインがとても好み。
Rio Lea - Joe
変拍子風トラック。
この曲は初めて聞いたときはかなり驚いた。どのタイミングでそれぞれの音がループしているのか理解するのにしばらく時間がかかる。
久しぶりに変拍子のプログレッシブメタルを聞いたときのワクワクを思い出した。ドリーム・シアターのStream of Consciousnessみたいな。
この手の曲をどう扱うかを来年の自分のテーマにしようかなと考えている。
Without Knowing - Project Pablo
ワイはプロジェクトパブロが大好きで
今年は4つ打ち以外をDJでかけることも多く、この曲はその中でもエモーショナルな雰囲気を持った曲なので大事なシーンで大切に使ってきた。
Kids Returnとすごく相性がいい。
Tajna - Denis Horvat
この曲は12月に出たばかりなので今年に入れないでもいいかとも思ったけど、この主旋律や副旋律がクオンタイズされていない世界観を持った曲というのが非常に新鮮。
自分の中では味変トラックと呼んでいて、前述した変拍子風トラックと味変トラックをどうかけるかというのが来年のテーマの1つである。
Terrace - Rampa
破壊力抜群。上げるようで上げないブレイクが続くが最後のブレイクでしっかり上げる憎い男Rampa。Keinemusikの奴らがこの曲をかけるときはTEILEという彼らがプロデュースしているDelayを使って更に盛り上げている。下のYoutube参照。
ミキサーとCD-Jの間にあるのがTEILE。
実はbikkoがこのエフェクターを持っていて最近借りたのでこのエフェークターを使えるところで使っていこうと思っている。
Big Boys Don't Cry - boys be kko
日本が世界に誇るエモじいこと御存知boys be kko。
駒沢JStudioから環七を北上しまして、今は成増で生産された音楽がオランダのAtomnationを経て世界中に発信されたわけでございます。
Hiroshi WatanabeさんやGui Borattoなどのエモ直系サウンドは脈々と受け継がれていっている。
美しい曲なのでここぞという時に使う。
agehaの朝方にプールサイドで流したい曲で打順組んだら絶対入る曲。
Ecstacy Is On Maple Mountain - Nathan Micay
この曲はメロディラインと持っている雰囲気が大好きでよく掛けた。アジアンテイストなメロディと、4つ打ちじゃないのリズムがとても好きだった。
フロアの雰囲気を変えたい時などにも重宝していた。
ロングトーンのシンセがとても気持ちよくて伸びやかで大好物。朝に合う。
The Piano One - Chaim
Chaimは去年もYour Mulanaという曲を出していて気になっていて、今年も素晴らしい楽曲を提供している。今年はギターハウスに注力していたが、ピアノも大好きな楽器の一つだったのでこの曲はハマった。
Kino Todo RemixはAmeがよく流していたイメージがある。
・2019年ベストトラックいかがでしたか?
・Hiroki Nakamuraさんの2019のベストトラックは全部で10曲あったそうです。
・ギターハウスが今年は好きだったそうです。
・来年は変拍子風トラックと味変トラックに注力するようです。
次の記事からは、Kids Returnのリリースの紹介やパーティの紹介だったり、使ってる機材とかプラグインとかの話をちょこちょこできたらと。