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文芸

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#文学

文学館の近くには、それ

文学館の近くには、それ

文学館の近くには、記憶に残るものがある。

それは、優れた文学作品のように心に刻まれる。

それは、魅力的な、あるいは魅惑的な詩句のように心をときめかす。

それは、恋文のようにロマンもあると思う。

では、それを見に行こう。

◾️さいたま文学館(埼玉県桶川市)埼玉県にあるさいたま文学館の近くには、新聞と手のアートがある。

どちらも銀色。

だからこそ、日の光でキラキラしている。

目が眩むよ

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学生時代にドッグイヤーした英詩、なぜか吸血鬼。

学生時代にドッグイヤーした英詩、なぜか吸血鬼。

学生時代に読んだ本のドッグイヤーを見てみたら、やけにエモかった。

という記事を書いたのですが、個人的になかなか面白かったので、またやります。前回の記事はこちらです。

前回は短歌でしたが、今回は英詩にします。

前も書きましたが、学生時代、英語を(真面目に)勉強すべくアメリカ詩のゼミを選んだものの、詩の世界をまったく知らず、さまざまなアンソロジーに目を通して、詩の知識を深めることにしました。

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学生時代にドッグイヤーした短歌、エモいし深かった。

学生時代にドッグイヤーした短歌、エモいし深かった。

英語を(真面目に)勉強するために、大学のゼミではアメリカ詩を選んだものの、

詩の世界をまったく知らん。

ということで、日本には、短歌と俳句という詩があるので、アメリカ詩と並行して、勉強すべくそれらの本を読んでいた私。

で、多くの作品に触れたほうがすぐにそのジャンルの概要的なものがわかるだろうと思い、さまざまなアンソロジーを手にするわけです。

学生時代、手にしたアンソロジーのうちのひとつは、

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冬のホント、贈りもの。

冬のホント、贈りもの。

師走。

師たちは、我々の前を走っています。

でも、ときどき転ぶかもしれない。

師たちだって、おんなじ人間ですわ。

あるいは、ずっと走り続けられるのかもしれない。

ちょっと前まで「読書の秋」でしたが、「冬も読書するよね」ということで、先人や先輩の言葉、というか作品を紹介してみます。私個人がパッと思いついたやつを。

テーマは、冬です。

冬の言葉、ウィンターソング。

【三好達治選『萩原朔

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ふたたび、読書の秋、洋書の昔話。もしくは、ゆめ物語。

ふたたび、読書の秋、洋書の昔話。もしくは、ゆめ物語。

また、自宅にある本の話をしようと思います。

ネタがないんですよ、ネタが。

ネタがないことに妬む。

ネタがないから、寝た。

という爆笑必須のギャグ(あるいは超絶スベリ芸)はいくらでも思いつくのですが、今の時期は”読書の秋”とか言われているし、何度も本を紹介したっていいですよね。

あ、今回は「国内の出版社だけど洋書」っていう書籍を取り上げます。

それはコチラでございます。

【国内の出版社

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読書の秋、洋書の昔話。スポーツの秋、大根かつらむき。

読書の秋、洋書の昔話。スポーツの秋、大根かつらむき。

大学生時代、ときどき洋書とか買ってました。

翻訳された作品を読み、気に入ったら、今度は原文で読みたい。

とか、思ってたんでしょうな。

あるいは、「洋書を読んでるとモテそう」とか思っていたのかもしれない。「オレはカッコイイことをしているから、人々もカッコイイと思ってくれるに違いない!」という謎の思い込みですな。

今回は、読書の秋だし、私の自宅にある洋書を少しだけ紹介してみます。

あと、シミ

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