![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155207640/rectangle_large_type_2_cbccd7364507ce211aab8aedacfe7dd7.png?width=1200)
若者の夢を邪魔する日本野球界の固定概念
日本野球のシステムって、
すごく複雑で到底理解し難いものが
たくさんあるんだけど、
現場の人は感覚が麻痺しているのと、
言ったら干されるとか、
同調圧力で潰される的な恐怖から
長いものに巻かれるしかないので。
代わりに僕がどんどん切り込んでいきたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155207589/picture_pc_cc36047cae1c8f642af8eb465bfcf72b.png)
佐々木朗希選手(千葉ロッテ)のパターン
■現在22歳
■高卒4年目
■ポスティング制度を利用してのMLB移籍を希望
■昨年の契約更改では、その部分での本人の希望と球団の要求が一致せず、途中までキャンプに参加できず。&選手会脱退(という報道)
という前情報で
今シーズン。
コンディション不良やパフォーマンスがあまり高くないことから、
今オフでのMLB移籍は『無理だろ』という空気が流れています。
この『無理だろ』にも2つの見方があって
➀この成績ではMLBで獲得する球団はないでしょ
というものと
②この成績で千葉ロッテに貢献したと思っているの?チームを勝たせてからいけよ。というもの。
そして佐々木選手が移籍のために使おうとしている制度が
ポスティング制度。
これは在籍球団の許可がないと行使できない。
でもおそらく、入団する段階で
ポスティング制度行使についての詳細は詰めているはず
(高校生のときから、早期のMLB挑戦を表明していた)
だから、今更どうのって話じゃないと思うんだ。
ただ周りがごちゃごちゃ言っているだけであって。
その証拠に、球団が明確なコメントをしないでしょ。
それは何もルール違反しているわけではないのを、わかっているから。
いつも佐々木選手が叩かれるだけ。
佐々木選手、、、
今は黙って耐えよ。
早くMLB移籍しなはれ。
ただ一つだけ。
数人でいいから理解者を近くに置いておいて。
全員に受けろとは言わないが、
抑えるところは抑えて、MLB挑戦してください。
大谷翔平くんはその辺がすごくうまいと思います。
”応援され力”みたいな。
あとはキャラもあるが。
できるなら応援されキャラ、みたいなブランディングのほうが絶対得。
まとめ
結論ぼくは、獲得する球団があって本人がいきたいならいったら良いと思いますけどね。
佐々木選手の場合、突然言い出したことではないから。
その中で、トレーニングとか技術的に計画通りにきていない、などの専門的なエビデンスがあるなら、それを理由に本人と話し合うのは全然あり。
ただその理屈を理解して、本人に説得力のある話が出来る人が球団やNPBにどのくらいいるかは、?ですけどね。
いかない理由になるのはそのくらい。
成績やチームの成績だけでストップをかけるのはおかしい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155207721/picture_pc_82ea4fe7468ff5ef2da321dfdb5ea9b3.png)
森井翔太郎選手(桐朋高)のパターン
■現在高校三年生(18歳)
■プロ志望届を提出せずにMLBのマイナー契約を目指す
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155207764/picture_pc_dd59cd3faa81cd15001e6dc600ee813b.png?width=1200)
おそらくチームはどこか目途が立つでしょう。
ドラフト上位候補と言われていましたし。
応援しましょう。
以上(笑)
え?
いや、高校生で全然勝ち上がっていないし、
映像も少ないので何とも言えないんですよ。
だから、Positiveに応援してあげることしか。
あとは投手と打者両方やりたいみたいなコメントも見られたので
それを実現する環境がどこにあるか、です。
その最適解がアメリカの球団ならそこでやるべきだし、
日本なら日本でやるべき。
まとめ
逆に彼の場合
NPB入りする王道の道を歩んできていないので
アメリカにいっちゃった方が良いかもしれませんね。
日本の変なしきたりや上下関係、繋がりとか、練習方法とか。
今までやってきたことと、変化が大きそうなので、
だったらアメリカの方が逆に変化が少ないのかな、って。
ゲームでは
妙な駆け引きとか
指導者からのよけいなアドバイスとか
色々未経験の部分が出て来て、
それに対応できないと
『あいつは強いところで揉まれてない』とか
『大舞台を経験していないからだめだ』とか
言われてチャンスがもらえないってケースが
あるのでね。
僕の見解
投手の場合
ある程度仕上がっていて、
結果を出すだけって選手は若いうちからいって良いと思う。
逆に、まだ練習を積みながら、が必要な選手は
日本でそれを済ませて来てからの方が良いかも。
でもセルフで直せるとか、
積み上げが出来るくらい自立して
他人への依存度が少ない選手なら大丈夫。
フォームのメカニックが複雑かつ繊細で他者の介入が必要な選手は、ある程度自走できるようになってからでないと、厳しいのかな、と。
むこうでは日本ほど細かいアプローチは少ないし、英語が多少話せたとしても、日本人の感覚をDetailsまで理解し合うのは難しいから。
シンプルっていえばシンプルだけど、
まだこれからの積み上げが必要な若い選手は伸び悩む可能性が高い。
野手の場合
これは日本とアメリカで評価の基準が違うので、どちら受けしたいか or する選手かによって、判断が異なる。
とにかく長打が正義。
野手も強い球を一塁に投げるのが正義。
のアメリカに対して、
駆け引きとか
ゲームの展開を読んだりとか
トータルでみて1点勝っていればよいっていうのが日本だから
小さいころから日本の感覚で育った選手は
アメリカの評価基準を受け入れるのに時間がかかる、もしくは
理解できないことが多いですね。
理想は両方に受ける選手を育てることよ。
今はそれを目指してやっている。
でもそれをやるなら、本当に小学生からやらないと無理。
早くそんな育成機関を作りたいよ。
結論、成功も失敗も本人だけの問題なので。
MLB挑戦してダメだった選手に対して、
NPBだったら成功できたのに、とか
いくのが早すぎた、挑戦は失敗だった
などというク●みたいな報道があるけど、
無視したら良いよ。
もともとNPBで活躍することに
興味がある選手に対して、
勿体ないとか言ったところで
何もないじゃんね(笑)
大きなお世話ですって。
お節介焼かなくて良いから。
なので、自分の思うままに決断して頑張ったら良いと思います。
あなたの人生なので。
人の人生は生きれないし、
人のために生きる必要もないので。
活躍を楽しみにしています。
Hiroki Iijima