プレミア12 日本🇯🇵ー台湾🇹🇼
韓国戦の方がおもしろかったですね😂
台湾の先発投手がどの立ち位置の投手なのか
にもよりますが、
お互い2勝0敗でスーパーラウンドでも
対戦するとしたら
同じ投手は続けない派なら
左のあんなタイプを最初にいくのは
全然ありかな、と。
もしくは
投手がそんなに層厚くないなら
2.3番手の相手に強い投手当てて
日本にはそれ以外の投手を当てるってのも
理解できます。
井端さんを批判してる人達、大丈夫?
なんだろ?
野球知ってるのかな?
まあ仕方ないけど、
僕は結構唸ってるだけに
腹立ちましたね笑
短期決戦の
采配について
アマチュア以外であまり唸ったことは
ないので、楽しみに観ていただけにね。
具体的にどこよ?
って感じですが
バントの使い方
清宮くん途中交代
牧くんの6番
投手起用
野手を固定
SNSみるとこんな感じです。
はい。
OK OK
僕が解説していくよ。
良い子のみんなや
純粋な野球少年たち
子どもに“ちゃんとした”野球を
教えたいお父さん、お母さん
“ちゃんとした指導者”を目指す人たちは
よーく目見開いて今日の記事を読んでください。
バントの使い方
はい。
恐らく言われているのは
韓国戦🇰🇷の辰巳くんと
台湾戦🇹🇼の紅林くんかな?
どちらも
リードしている状況でのバントね。
🇯🇵ー🇰🇷
辰巳くん
【7回裏 4-3 無死1塁】
これさ、自分の判断でバントした可能性も
全然あるっていうのも理解しておいてほしい。
ここで考えられることは
⚫︎自分の調子が良くない
⚫︎左対左(引っ張りにくい)
⚫︎次の森下くんの状態が良い
⚫︎1点リードしているから2点を取りにいく必要はない。1点ずつ。仮に取れないとしても、相手チームにストレスを与えて、攻撃に良い流れを作らせない攻めを日本🇯🇵はしたい
もし打たせるなら?
左投手でもあるし打順も良いので、ここで小園くんの単独スチールはリスク。
引っ張って最悪入れ替わって
一死1塁で森下くん
ってのが落とし所。
ということで
ここはまあ机の上ではどっちでも良い。
あとは辰巳くんの状態と
気持ちの部分がどうだったか?
というところ。
だいたい
このケースだと。
回が始まる前に、『小園が出たら送るぞ』
とか『出たら、どうする?打ちたい?打てる自信ある?』とか
逆に『バント嫌だ?』とか
face to face で確認しますね。
それで決めたら、
あとは監督が責任持つ。
『あいつ出来るって言ったのに失敗した』
とかは勿論言っちゃダメ。
成功する確率が高い方を探す。
やるのは選手だから
やる人の精神状態を知ることが大切!
続いて
🇯🇵ー🇹🇼
紅林くん
【7回表 3-0 無死1.2塁】
もうこれは500%バント。
これこそclosingのバントよ。
⚫︎下位打線
⚫︎右打者→ゲッツーの可能性
⚫︎先程の辰巳くんの打席と違って2塁〜3塁に進めるバント
もうこれはバント。
ここで打って良いのは
⚫︎メチャクチャバントが下手
→なら代打バント送れよってなるけど笑
⚫︎左の強打者or足速い
⚫︎メチャクチャ当たってて、打ってもゴロになる確率が低い(相手投手のタイプと打者のスイングのタイプから計算orデータなどでしっかりしたエビデンスがある)
→深い外野フライなら一死1.3塁が作れるから
まぁOK
⭐︎解説⭐︎
【ゴロが多い投手】
低めの落ちる系のボールが良い投手
低めに速い球
【ゴロが多い打者】
引っ張り専門
低めが好き
ポイント前
手首返りがち
この辺の組み合わせ。
左打者なら引っ張っても3.4ゴロだから
ゲッツー崩れがあるけど、右打者なら
5.6ゴロだから、ゲッツーになる。
左対左だと外のスライダー、カットボールからの速いストレートで攻める事ができる投手なら、引っ張りきれず、センターライン寄りにゴロを打たせられるから、ゲッツーとれる。
などですね。
なのでここはバントで間違いない。
何を言ってんだ大衆は、
という話です。
清宮くん途中交代
当たり前です。
プロとか大人は
プライドとか建前があるから
難しいですよね。この辺とても気をつかいます。
だから余計に
スパッと変えた井端さんがすごい。
そんで代わりに入った佐野くんが
打つから。
何も言えないでしょう。
これ実は監督として
一番ヒヤヒヤする所でもある。
良くないなと思って
選手を途中で代えて、
代わりに入った選手が良くなかったら、、、
代えられた選手は
『は?何なん?』てなるし
そもそもそれは“判断ミス”ということに
なります。
だから
代わった選手、まじで頼むぜ
と思っているし、
まあ、コイツよりコイツの方が良いって
確信を持って代えているので
外したことはないですが。
だから、
ダメだから代える
ではなく
この選手より可能性がある選手がベンチにいるから代わりに行ってもらう
という考えが正解。
牧くんの6番
良いだろ。
森下くん打ってるんだから。
4.6は結構セットだったりします。
3番の辰巳くんの状態が悪すぎたら
少し考えなきゃな、と思っていたけど
台湾戦🇹🇼良い感じのレフトオーバーを
打ってくれたので、良いかなと。
あそこには左打者を置きたいのが理想なので。
それより
牧くんの後ろを打つ打者と
1番の桑原くんの方が個人的には心配です。
投手起用
いや、北山くん8回とか
隅田くんの3イニングとか
才木くんの台湾戦🇹🇼先発とか
したいけど、怖いなあ
ってのをことごとくやるから
すごいよ
井端さん。
“育ててる”ね。
野手の固定
こんなん言い出したらキリないやろ
5勝したら最後の試合キャッチャー代える
とかじゃないの?
あとは連戦だから
疲労を考慮して内野手シャッフルするとか
逆にこの短期間で
レギュラーを見つけて固めるのが
やりたいけど、難しい作業。
それをやっているのを評価してほしいね。
総括
一貫して言えるのが
今大会を“育成”にも重きを置いて
戦っているのがよくわかる。
それは先程の投手起用や野手の使い方。
ミスったら
何言われるかわからない大会で
リスク背負って
育成しているから
すごいなぁと思いますね。
どんな形であれ、ビジョンが見える指導者は
優秀です。
その場その場での感想しか
言えないお年寄り解説者には
わからない部分です。
だから
欲を言えば万波くんとか水谷くんを
観たかったなぁと思ったり、、、笑
まあ良いでしょう。
あとは
台湾🇹🇼の本気を観たいです。
あれが本気なら
決勝盛り上がらないので
韓国🇰🇷ともう一回やりたいですね。
ちなみに
アメリカ🇺🇸に住む友人、何人かから
『これは何の大会だ?』とメッセージが来ました。
はい、アメリカ🇺🇸では
そんな位置付けです。
おたくも出てますやん!て笑
大の若手野球選手が知らないのですから笑
今回は結構解説しました。
テレビの解説を野球少年たちに
聞かせても良い知性は育ちません😂
僕のInstagramをおすすめしてください!
そして指導者の方々は
一緒にもっと勉強しましょう!
そんな人たちが集まる場を
目指しています😄
Hiroki Iijima