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オーストラリア野球🇦🇺のすゝめ〜State League編〜

オーストラリア野球完全攻略!?
オーストラリアの野球に興味がある方の
参考になれば嬉しいです。


都市

ABLのチームが以下の6都市にあり、そこのアマチュアリーグであるState(州)リーグが年間通して(夏、冬の2シーズン)活動をしています。

◾︎ Sydney (シドニー)
◾︎ Melbourne (メルボルン)
◾︎ Brisbane (ブリスベン)
◾︎ Canberra (キャンベラ)
◾︎ Adelaide (アデレード)
◾︎ Perth (パース)




レベル


ABLのレベルは外国人選手の状況がシーズンによって変わるのでまちまちですが、州リーグだと最大値は変わらないですが、野球人口や平均レベルでいうとSydneyが一番高いかな、といったところです。

まぁほぼ誤差ですが。



日本の独立でちゃんとプレーできていた選手だと
無双します。


アメリカ独立で年齢的に厳しくなった選手
とかも無双しています。


Sydney でTop5に入った投手や打者が
日本の独立リーグにチャレンジしても
あまり良い成績は残せていないので、
だいたい想像付くかな、と。


豊富な試合数

【サマーシーズン】
9月〜3月(7ヶ月)
週2回(水、土)
約200打席以上

【ウィンターシーズン】
4月〜8月(4ヶ月)
週1回
約60打席以上



環境


野球場はだいたい天然芝のグランドがあり、ゲージが付いていてって感じで環境は日本に比べたら申し分ないかな、と。

天候も良く、日も長いので野球をやるには◯


チームは地域のクラブチームという扱いで
ジュニアからU18、3軍、2軍、1軍みたいなイメージでピラミッド上になっています。


内訳はチームによりますが、だいたい

3軍 年配の人もいるエンジョイ野球
2軍 1軍から漏れた選手、u18上がりの有望株
1軍 ABL選手もプレー、外国人枠あり


ABLのシーズン(11〜2月)以外は
彼らが調整でプレーするので、
そこもおもしろいところ。


WBC オーストラリア代表との対戦も
あります!!


外国人枠

都市によって異なります。

僕が拠点としているシドニーが1番少なくて、
1チーム2人(ワーホリビザ、観光ビザ適応)

※学生ビザだと外国人枠にカウントされないので、採用されやすいです(後述します)

ちなみにキャンベラは4人。
野球人口が少ないので外国人呼ばないと
回らないんですって。

その辺も参考に。

他の都市もそのくらい。


ABLにいける可能性は?


ゼロではないけど限りなく低いです。

練習参加やトライアウト受験は
何とかできますが、採用となると
相手がNPB選手やアメリカ独立リーグ選手
なので、、、


そもそもそのレベルの選手なら
オーストラリアじゃなくて
そっちでプレーしてますよね、って。



可能性あるとしたらピッチャー
特に左。


コントロール良くて
アベレージ140投げれて
空振りとれる落ちるボール投げられれたら
27.8歳でもチャンスあります!



日本人から見たオーストラリア野球⚾️


一年中野球ができる

※あくまで都市によりますが。
アデレードやブリスベンは7〜10月は結構寒いかも。

東海岸、西海岸のパースは冬でも暖かい。



打者のレベルは普通に高い

打つ技術が結構高いです。
シンプルに打つので。



夏冬でチームが違う

これもおもしろい部分。
ピッチャー本職の選手が冬は内野手をやる。
とかが普通にあります。

これはかなり良い影響ある。
肩肘休養できるし、
プレーが丸くなるし、
気分転換にもなるし、
goodです。

投げる能力が、、、


これは教える人がいないから、かな。
キャッチボールの意識がね。
伸び代です。


細かい野球の戦術や知識は乏しい


アメリカ、中南米と比べても
だいぶ劣ります。


はい。


審判のレベルが低い


これは結構早く改善した方良い問題だし、
これから来る選手は理解しておいた方が良い。

レベル感、日本のボーイズリーグの方が
500倍レベル高いです。


ストライクゾーンもそうですし、
審判がルール分かってないってことが
度々発生するので、免疫が付くまで
時間かかるかも


可能性は無限大


そんなこんなで、改善できれば伸び代たくさんの
オーストラリア野球を僕は愛しています。


これからもこの国のために頑張ります。


こんな選手にはおすすめ


豊かに暮らしながら野球をやりたい


好きな都市を見つけて、
そこでプレーするっていうのもおすすめです。


生活と野球を良いバランスで
やるのも悪くない。



冬の間で試したい、実戦を積みたい


ここは結構需要あって、
たくさん相談されるポイントです。


メインシーズンのための準備や調整
として使いたい。

打席数、イニング数を確保したい。



留学➕野球

これが最近一番おすすめしている形です。

語学学校でも良いので学生ビザで
英語プラスαで多国籍な学生と一緒に
学びながら、仕事と野球を両立できます!

仕事も最低限の生活費を
稼ぐくらいは可能です。


State league で結果を残して
ABLにチャレンジするも良し、
海外での実績を作って
別の国に移籍するも良し、

仮に野球を引退した後も
海外での人脈や英語力を生かして
日本で活躍するも良し。



現在の状況(Sydney)

現在は約10人の日本人選手が
State league でプレーしています。


英語が苦手な選手でも
現地の英語が堪能な日本人選手から
アドバイスをもらいながら
プレーすることも可能。



以上!


それでは

たくさんの挑戦をお待ちしています!!



Hiroki Iijima

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