日本シリーズ🇯🇵考察
Wシリーズ🇺🇸と日本シリーズ🇯🇵を平行して
観ていて、色々考えることがあったので
考察していくよ。
昨日Instagramで投げたやつ。
詳しくはストーリーをご覧ください。
今回もあくまで偏った、ね。
偏った考察を。
どうぞ。
野球をわざと小さくするんだ
この見方をした人がどのくらいいるだろうか、
と思うんだけど。
トーナメントやってる指導者なら
共感できると思うんだよね。
だからその辺、まだNPBの人たちも
『本当の意味での短期決戦慣れはしていない』
と上から目線で言うね🤪😂
これはどういうことか、
って言うと
一点の重みを強調すればするほど
監督も選手も慎重になり
選手の動きは堅くなる
という現象。
例えば、良い投手が投げてて
序盤から送りバントする、みたいな
ゲーム展開だとそもそも点数が入らず、
ロースコアになるよね。
これって、
投手が良くて、
打てなくて結果的にロースコアというより、
初めからロースコア狙い
打てなくて良いよ
打てないもん
打てないでしょ
って指導者の頭の中が
グランドの選手のプレーに
影響しちゃってる。
ってことがアマチュアでは
よく言われるんだけど、
同じことがプロでも起こってるなって
感じた。
好投手攻略の鍵は
この逆だったりすんだけどね。
自分がプレーするわけじゃないから
難しいのよ。
元スーパースターのNPB監督さんたちが
この現象をどこまで理解しているかは
謎ではある😇
MLBのポストシーズンと比べたら
野球の大きさの違いが一目瞭然。
NPBの方がシーズン中よりも
プレーが小さい、小さい。
これは選手が勝手になってしまうのも
あるし、指導者がそうさせてしまうのも
あります。
トーナメントで勝ち続けている指導者は
その辺のコントロールが抜群にうまいです。
まあ、シーズン中
その技術をさほど求められない
NPBの監督にポストシーズンだけ
それをしろというのも酷な話ですが、
だからある意味できなくて当然。
というか、さすがに元プロさんでも
監督はそんなに甘くねえよ
と思ってもらえれば良いし、
視聴者の方にもそんな風に
理解してもらえたら良いかな、と。
トーナメントで勝ち続ける監督と
リーグ戦で勝ち続ける監督と
良い選手を育てる監督は
全部、求められるスキルが違う
ということ。
同時に、それらは
同じ直線上にあるわけではない
全て別路線に考えるべき
だということも言える。
ホークス投手の四死球
多いよね。
負けてる試合は全部7.8個出してる。
普段じゃあり得ないことだけど、
実際に起きている。
原因は?
大きく分けて2つ。
僕は最初に言った
プレーが固くなる
ってやつが大部分を占めていると
思うよ。
ゾーンにアバウトに
155キロとフォークを
ぶん投げて結果出してきた投手が
いきなりコース狙い出したらどうなりますか?
ということ。
まぁ打たれなくない
って思うのは仕方ない。
無理もない。
そこをシーズン中とまったく同じように投げろ
って言うのはプロでも難しい。
じゃあメンタルのその落とし所を
どこに持って行ってあげるのか?
若い投手にはその指導が必要ですね。
もう一つは
メカニックが狂うやつ。
これは結構厄介で
ブルペンではちゃんと投げれてたのに
リリーフでマウンド行って、
投球練習始まった瞬間、投げ方違くて
凍り付くやつ。
高校生教えてるとき、
何度経験したことか笑
緊張で力むパターンの選手と
逆に頭の中真っ白で意識するポイント忘れて
ただぶん投げ出す選手と
動きがめっちゃ遅くなる選手
(全部を慎重にコントロールしようとするから)
みたいなパターンに分かれると
分析しているけど、
まあとにかくストライクが入らないのよ笑
ホークスのリリーフ投手たちも
この2つのパターンの
どっちかに当てはまっている。
これを何とかするのが
捕手と投手コーチの仕事。
捕手は
甲斐くん、海野くん、嶺井さんが
一通りマスクかぶったので
最終章、どう捲ってくるのか見ものです。
それと
試合中の倉野投手コーチの表情を
よく観察してみてください。
心中お察しします、と
思いながら、同時に大変な仕事やなあ、と。
でも決まって勝ったときは
最高に気持ち良いんだろうなぁ、と笑
ヘルナンデス、オスナは8.9限定なの?
ホークスの負けてる試合を観ていると
勝負所が中盤に来てて、
全部その辺りで勝敗が決まっている。
そこに若い投手がいってやられる
を繰り返しているんですよね。
これ観てて、
リーグ戦なら良いよ。
でも短期なんだから勝負所を
見極めるのが監督の仕事なわけで、
起用法が決まっているなら仕方ない
(本人がそこしかいきたくないって言っているとか)
まあプロでしかも外国人なので
契約とかお金とか
諸々の問題があるのも頭に入れた上で
話しますが。
特に第5戦とかなら
2人とも3日以上空いている、
次の日休み
ってことを考えたら、
『今日は最後じゃなくて、中でいけるか?ビハンドでもいける?って確認したら、アイツら普通に投げるって言うと思うんだけどな。』
あと1点いかれたら
大方決まるってところで
若い子出てきて勝負決まるってのが
この2試合だったから余計に思ってしまったよ。
一番打者問題
一番打者問題は
ずっとホークスの謎の一つだったんですよ。
工藤さんが監督やられているときから
2〜6くらいが固定で1番が流動的。
これは1番打者を最も大事にする
僕の理論とは真逆をいくので、
とても興味を持って、
ホークスの関係者とかNPBの人に会う度に質問してました。
今シリーズは
この1番打者を固定しないこと、
そしてその時々の1番打者が
良い仕事を出来ていないことが
ホークス打線の低調の一番の原因では
ないかな、と思っています。
今回は短期決戦なので
トーナメントと同じような感覚で打順を
組んで良いと思うんですよね。
だから
1番打者で大事にするのは
出塁率とか打率の
数字ももちろんなんですが、
一番は雰囲気。
相手のベイスターズの桑原選手を
見てもらえればわかると思います。
雰囲気w😂
そう勢いを付けるとか
みんないくぞ!
って言うメッセージ的なのを
プレーでも表現してくれる選手が良い。
でもシーズン143試合、あのテンションで
コンスタントに数字を残すことは難しいから、
桑原選手はシーズンは、
違った使われ方をしたり、
数字が残せてなかったりします。
そこがトーナメントとリーグ戦の
適材適所の違いです。
ずっと柳田選手で
良かったと思うんですけどねえ
あまり良くないなら
調子良い今宮選手とか。
どらちらにせよ、
最悪ドツボにハマるパターンがあるので、
1番打者の1番手、2番手、3番手
くらいまでは作って、練習しておくことが
大事ですね。
そしたら本人も準備できますし、
だから第5戦の笹川選手の1番起用は
紙一重なんですよ。
前日9番でスタメン抜擢されて
良い感じで打ってたとはいえ、、、
1番打者にそこまで
重きを置いていないホークスだから
組めるオーダーなのかな、と思いました。
僕ならようやらんです。
そんな意味でも今日以降の
両チームの1番打者対決は注目ポイントかな、
ホークス先行になるし、余計!
ベイスターズは逆に?
ベイスターズ26年ぶり?
の日本一大手です!
ベイスターズファンの僕としては、
もし勝って“しまったら”どう喜んでよいのか
わからないので、やめてほしいです笑
しかもシーズン3位からの
日本一とか、喜び方がよくわからないので
ちゃんとホークスにチャンピオンに
なってもらいたいってのが複雑な本音です。
ベイスターズの戦い方でいったら、
受け身にならないこと
守りにいかないこと
明日もある、とか思わないで
なりふり構わず今日決めにいくこと。
ベイスターズにとっては、
先に取られて始まった今シリーズ。
選手の気質的に
この追いかける展開の中で
良くなって行った印象なので、
大手をかけた今、受けに入らないで
そのままいかせてあげた方が良い。
2日休みが入って、どうなるか。
だから大事なのは
先発大貫投手の立ち上がり。
前回やられてるだけに、
本人は気合入っていると思いますが、
ベンチは最悪の想定、何点まで我慢するか。
2.3点ポポンて取られたら、
速攻代えるべき。
1巡目の打席で代打送るのも準備して、
ロングいける投手をベンチに入れて。
大事なのは先取点。
今シリーズここまでの雰囲気だと
先取点で決まる。
この出来上がった流れみたいなのを変えるのって
結構至難の業だったりする。
だからこそ、前半3回。
守備も攻撃もフルパワーで!
大貫投手には
3回50球フルで良いよ。
くらいに言ってあげても良い。
そのくらい大事。
あとは調子良い投手から
どんどん注ぎ込む!
ここは投手コーチの腕の見せ所!
打線はセンスが出るからね。
楽しみだ。
あとはInstagramのストーリーの方で
ごちゃごちゃ言ってますので、
そちらもご覧ください。
Go for it !
Vamos !!
Hiroki Iijima