自信のなさは意志の問題ではなく、成功体験の少なさに過ぎない
こんにちは、今日は「自信がない」という気持ちに悩んでいる方に向けて、僕の経験を踏まえたお話をしようと思います。
自信がない理由、あなたはどんなことを考えますか？
「自分に才能がないから」
「他の人と比べて劣っているから」
「何かを始めるのが怖いから」
そんな風に考えている方、多いのではないでしょうか？
でも、正直に言うと、自信のなさは意志の問題ではありません。自分に対して「できる！」と思えないのは、単に成功体験が少ないからなんです。これを理解するだけで、自信がない自分を少しだけ許せるようになると思います。
①小さな成功体験を積むことから始めよう
20代で看護師として働いていた時、私はとても自信がありませんでした。いつも何かをやる前に「自分にできるのだろうか？」と不安が先に立って、仕事も上手くいかないことが多かった。特に先輩に怒られるんじゃないかと思ってビクビクしていました。
でも、ふと気づいたんです。「自信がないのは、成功したこと感じたことが少ないからだ」と。ここでいう成功体験とは小さいことでも当たり前のことでも良いのです。ポイントは成功だと感じることです。周りは関係ないです。自分の中で今まで出来なかったけど出来るようになったことを少しでも探す癖をつけましょう。それを褒めてあげましょう。そして他人から小さなことでも褒められたら、「私って役に立ったんだなー」と思ってください。自分がくだらない、当たり前っと思っていることでも、誰かのためになっている事を感じましょう。これが成功体験の小さな第一歩です。
②失敗した自分を責める必要はない
「失敗すること＝恥ずかしいこと」と思っていると、行動するのが怖くなります。私も看護師時代、失敗が怖くて何度も怒られました。そのたびに自己嫌悪に陥り、朝からワインを一気飲みして忘れようとしたこともありました。今思うと、あれらの経験がなければ今の自分はなかったし、あの経験で色々な気づきを得る事ができました。
命の現場においては失敗することで患者さんの命に影響する可能性があり、医療ミスで裁判を起こされたり、看護師の資格がなくなることもあります。ただ、看護師も人間です。失敗することもあります。失敗はしてはいけませんが完璧にすることもできないので過度に意識しすぎないで下さい。僕も大きなミスを起こしてしまったことはありますが（結果何事もなかったです）、自分がある程度の最善を尽くして失敗が起きてしまうことはコントロールをすることは出来ません。なぜその失敗をしたのかを冷静に分析し、解決策を見つければ良いのです。自分を責めすぎないで下さい。
③相手を評価してしまう
自信がない時、無意識に相手の意見に合わせたり、顔色を伺ったりします。特に看護師の仕事をしていた頃は、周りの目を気にしすぎて、自分の意見を言えないことが多かったです。それは、自分が評価されるのが怖かったんだと気づきました。
この「相手の顔色を伺う」こと、実は自信がないからこそ起こることだと思います。「自分がどう評価されているのか」という不安から、意見を通すのが怖くなるんです。この場合、自分が相手の顔色を伺って評価していることも多いです。出来る人を見て自分が劣っていると感じ、出来ない人を見て自分が出来ているという優越感に浸る。相手の比較の中で自分を定義するのは自信がない証拠です。自分が発している言葉や態度に注意を払って、時には相手にフィードバックをもらいながら、自分の言葉や態度を見つめ直してみることが大切です。
④ 自信を持つために大切なのは「自分を知ること」
私は、看護師時代は「自分の強み」や「自分にできること」を見失っていた時期がありました。でも、振り返ると、自分を知ることが自信を持つための一番の鍵だと感じています。
自信がない人はどうしても自分のダメなところに目がいきがちです。そればっかりを見て他者と比較してさらに落ち込む。きっとダメなところだけじゃないはずです。視点を変えて自分が出来ることだけに集中しましょう。自分が何をしたいのか、何に情熱を感じるのか、何が得意なのか、少しずつでも意識していくことが大切です。自分の強みや得意分野に焦点を当てることで、どんな状況でも自信を持つことができるようになります。
そして、自分を知り、受け入れることができれば、他人の意見にも振り回されなくなります。自分の価値を他人に依存しないで、自分で決めていく。最後に必要なのはどんな結果でも受けれいる覚悟なのかもしれません。
5. 最後に
自信を持つために大切なのは、意志の強さや無理に自分を押し通すことではなく、自分の小さな成功体験を積み重ねることです。自分の出来ることをに集中し、自分を受け入れ、少しずつでも前進することが、最も確実な方法です。
「自信がない」という気持ちを持っているあなたも、少しずつ変わることができます。小さな事でも構いません。まずは自分が出来ること、今までしたことを書き出しましょう。あなたの中に気づいていない力が必ずあると思います。
自信を持つために、今日からできることを少しずつやっていけば、きっとあなたも変わっていけますよ。
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