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2020未来を感じた映像3選。

1月2日



朝食にはおせちの残りと、煮つけた刺身が並んでいる。
それをつまみながら、コーヒーを飲む。



特にすることもなく
iPhoneの写真フォルダーを一気に下にスワイプして、昔の写真を遡る。

そこでふと止まった写真が、忘れていた記憶を思い出させ、じわじわとその時の感覚が蘇ってくる
そして、またスワイプするとまた違う世界に移動してゆく。
過去と未来を行ったり来たり、



今日は2020年見て刺激を受けた面白い映像を、時間軸ではなく、パラパラと忘れた記憶の様に考えてみる。


テーマは「SF」

■PUNPEE 配信ライブ■
「Sofa Kingdomcome」


何気なく買ったライブ映像だったが、アイディアが詰まっていて、とても面白かった。

生放送で、冒頭PUNPPEは渋谷の街におり
宇多川のマンハッタンレコードの前から歌いながら、渋谷の街を練り歩く。
そのまま、数曲を歌い渋谷wwwまで歩いてゆく
その中では、ARで計算されたグラフィックの中でライブハウスの中はジャングルになったり、海の中になったり、タイムスリップしたりする。

生放送の渋谷という究極のリアルの中から、
ARの近未来の世界に移ってゆく様は、何か新しい時代の入口を見た気がした。

■Amazon prime■
『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』

近未来、仮想世界で死後を生きることができる
けどそれもお金が必要という世界での恋愛。

死後は流石に無理でも、仮想世界で生活をする日が来る気がするし、そんなに遠すぎないSFな気がして。ワクワクした。
生きていようと死んでいようと、愛で繋がっているものが素晴らしいドラマ。



■Tinder■
『SWIPE NIGHT』

マッチングアプリの動画企画だが、動画を選択しながら進んでいくインタラクティブなコンテンツ。
もちろん、Netflixの「ブラックミラーバンダースナッチ」が代表的なものでクオリティは素晴らしかった。
この動画はそこまでクオリティは高くないが
選択してたどり着いたそれぞれのゴールが同じ人同士がマッチングするというシステムだった。
究極状態で同じ選択をした人同士が、現実で知り合えるというもで、とても新鮮だった。


まとめ

印象に残っている3本のSFを挙げてみたが

SFは昔から好きで好んで見ていた。
宇宙の旅、ブレードランナー、ガタカ、TIME、LOOPER、
全て好きな映画でワクワクさせられた、未知のものに触れている新しい感覚にいつもさせられる

例えば数年前の"レディ・プレイヤー1"は
既に自分もOculus Goを持っていたし
アバターの世界みたいなものが当たり前になっていたので、未来の話をしているようで実はそう遠くない未来な気もして、とてもワクワクした覚えがある。


"アップロード"も少し未来のあり得そうな、世界を描いている

しかし、Tinder Swipe Nightは未来の話ではなく
現代の話である。

この作品で重要なのは、ドラマの中に出てくる未来の登場人物ではなく、このドラマをスマートフォンでスワイプしながら見ている自分達であり、自分達が主人公である。

このドラマは動画が終わっても続いていく、ここで出会った人達が現実でも繋がりあい、新しいドラマが生まれてゆく。

PUNPEEライブでは、PUNPEE自身が過去と未来を行き交い

アップロードでは、現代と死後の世界を話が行き交うが

Swipe Nightは、未来の世界から現代の自分達への話と続いてゆく

作品と自分達が繋がっているのだ

同様にインタラクティブなコンテンツとして
ポケモンGOをあげるが
僕らはスマホゲームにここまで誘導されるのだと驚いた

僕自身も数ヶ月間ポケモンGOをやっていたが
ポケモンを探す為に、普段歩かない所まで歩きデジタル世界を冒険した。
と同時に普段足の踏み入れたことのない、地域を歩いていた。

それはネット上、現実、同時に2つの新たな冒険をしていた。

もちろん、それぞれに怖い面もあるが
僕はこの冒険を有意義なものだとも感じた。

1月10日

このnoteの文章は何個か同時に進行して書き進めている。そして、その書いている瞬間もあえて残しながら進んでいる。

もう、僕は東京に戻ってきている。
描き始めた時はまだおせちを食べていたが
今はセブンイレブンのお弁当を食べている。

もっと、幸せな生活とは何かを考えなければならない。

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