幸せな記憶と記録。
2021年1月1日
石油ストーブの不完全燃焼の匂いで目覚めた。
いつもは1人静かな目覚めだが、部屋の外から足音が聞こえる
いつも亡くなったあの人の話や
みんなが老けたという話
誰も結婚していなく、子供が居ないという話
少しずつ記憶が曖昧になり、記憶の引き出しに霧がかかる
昔は秋のお祭り、年始の挨拶、春は地元のお祭りがあり、夏にはみんなで苗を植え、山に登り、何度も顔を合わせていたが
今は年に一度くらいしか集まらない。
しかし、毎年顔を合わせて同じ様な話題で笑い合う、記憶が曖昧になってきたことでさえ笑いあった
去年の11月某日
いつものように編集作業をしながら、部屋で音楽を聴いていた
秋はJAZZな音楽が聴きたくなる。彼らはオルタナティブにJAZZグループ。
この曲では"Junoh Yano"がフューチャリングしている。
この時は彼がどんな人なのか全く知らずに聴いていた。
好きなジャズの話はまた今度するが
Junoh Yanoが気になり、Spotifyでアルバムを聴いていたら気になる曲があった
それは"shoes"という曲だっだ
ジョナヤノは幼い頃は日本に住んでいたが、父と離別して母親とカナダに移住、そこで母に育てられた。
15年ぶりに広島に戻り父親と再開し、コラボした曲がこの"shoes"という曲
そのMVが最高だった。
人生の中で特別な瞬間。
派手な演出も何もないが、人と人が再会し
抱き合う
僕らは、彼らの時間の中にあったものを知らないけれども
再開して、共に過ごす父と子の姿が何か懐かしい気持ちにさせる。
夕暮れに靴を買う
子供靴を買う
ウル卜ラマンの1 6センチ
あいつが言うとったのこれか
1月1日
新しい地図の7.2で元SMAPの森くんが出演していた。
慎吾ちゃんと対談をしていたが、森くんはオートレースで日本一にならないとメンバーに顔合わせをできないと思っており、日本一を取ったから今回こうして会いにきたと。
森くんが
"ハグしたいよ 慎吾ちゃんと..."
と言っておりグッときた。
コロナ禍で人と人との距離感が変わっている。
コロナ前の映像を見ると、マスクをしてないことや、人々の距離感を見ると、懐かしささえ感じるようになった。
この曲も去年よく聴いていた。
何気ない瞬間が詰まっているMVでとても好きなビデオ。
記録して見返して初めて気づくこともあるけど
それでも全然遅くない
自分も日々そんな気づきの中で生きている
今日もそんな幸せな瞬間を実感した。