ミィーティングのこと
今回は、10年以上前の社内ミィーティングでのお話です。
弊社の会議も多くの会社と同様、
売上・営業等に関する問題をはじめ多くの議題が上がります。
さて、当時の会議、
下のパターンになりがちでした。
1、売上が伸びない理由や売れない理由は、
時間が足りなくなる程たくさん出てくる。
2、「それを解決する為にはどうするか?」の話になると、
考え込み、なかなか答えに繋がらない。
(静かになる)
3、最後、次のどれかに進みます。
→ 次回のミィーティングまでの宿題としよう。
→ (夕方のミィーティングだと)お酒を飲みながら話を続けよう。
→ コンサルタント等に任せてはどうか。
さて、このパターン、
(当たり前ですが)何度やっても答えがでません。
つまり、逃げているにすぎないからです。
これをまず変えようと、
2012年、ある会議の開催を決意します。
その名前は、
「答えが出るまで帰らない会議」(毎週1回)
参加メンバーは、私を含め社内外の多種多様なスタッフや社長様。
(コンサルティング・デザイン・IT・製造業など)
記念すべき初回は、
13時に始まり・・・、
終了は23時でした。
ヘトヘトでしたが、清々しくて良い感じ、
次の週以降も続けていきました。
さて、重ねていくとある大きな変化に繋がります。
1、「答え」と「進むべき道」が見えてくる。
会議の始まりから3時間ほど経つと眠気が来たり、頭が働かなくなります。
しかし、それを乗り越え、追い込んでいくと、不思議な事にアイデアが出てきて、
弊社の弱点にあった適切な解決方法(答え)が生まれてきます。
更に、それを毎週重ねていくと長期的な弊社の「進むべき道」が見えてきます。
2、問題解決能力が育つ。
あらゆるパターンを想定するので、問題解決能力の成長に繋がります。
3、ストーリー化
思考が整理される事に加え、計画を具体化する際に起きた経験(問題や失敗や成功など)をストーリーとして話す事が出来る様になる。
4、チーム経営
何より大きかったものが、こうなりたいという形に向かうチームとしての動き、
つまり、「チーム経営」ができるようになりました。
おそらく、コンサルタントに全て任せてしまっていたら、
現在の形にはなっていなかったでしょう。
「任せるのではなく、自分自身も考え動き、チームとして一緒に創り上げていく」
今後もこれを大事に動いていきます。