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「街と共存・成長するホテル」ー街と観光地の間にある立地から導き出されたホテルコンセプトの話(リエッタ中山)
本日は、2015年頃にお伺いしたリエッタ中山のコンセプトに繋がったお話しです。
それはある温泉地でのお話でした。
昔から続く温泉街に大型のホテル計画が出てきました。
地元の方々は、大変期待をしました。
完成したホテルは、客室は300室を超える宿。
施設の中には、温泉・和洋中など様々な料理が楽しめる飲食店・カラオケルーム・バー・プール・サウナ・スポーツジム・ショッピング会場など様々な店舗が入りました。
たくさんのお客様が来店し、ホテル内のサービスを楽しみました。
しかし、街にはお客様が行かなくなりました。
街は静かになりました。
その内、ホテルも静かになりました。
さて、この話を聞き、それまでホテルはフルサービスが基本だと思っていたのですが、大きな変化が起きました。
改めて、立地を見た時、
沖縄県名護市為又という場所は、街と観光地が隣接しております。
フルーツランドを始め多くの観光施設と近い距離に飲食店やスーパーなど街が広がっています。
つまり、この立地に建つホテルは「街と共存・成長するホテル」
具体的には、宿泊特化型ホテルというコンセプトに至りました。
現在、リエッタ中山にご宿泊のお客様は、街の飲食店を利用したり、スーパーで買い物をし、お部屋で料理したりします。
もちろんフルーツランド内の飲食店もご利用頂いております。
「街と共存・成長するホテル」
これはフルーツランドの「街づくり計画」にも引き継がれており、フルーツランド内にも多くの店舗が入店し、小さな街のようになっております。
リエッタ中山・沖縄フルーツランドは、これからも街と共存・成長して行きます。