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あえてみけねこ(旧るしあ)を応援する

とはいっても今のところYouTubeの検索ウインドウをタップするときに若干意識するという程度で、本人にスパチャをおくったりはしていない。

応援というか経過観察と言う方が今のところ近いかも。


彼女がホロメンとの関係を匂わせしようとすれば、一部のホロリスが大騒ぎするのは相変わらずだが、以前よりも風向きが変わったようにも感じられる。


今なお「思い出を汚すな」と叩くアンチ勢もまだいるが、ホロライブの切り抜き動画で彼女を叩く論調は以前より少なくなった気がする。

解雇されたことをしらない新規が増えているせいも理由の一つだろう。


総視聴長時間は去年と引き続きぺこらが今のところトップであるが、登録者がマリン船長の方が伸び続けているのはtiktokから流入した中高生にうまくアプローチできた成果だろう。

彼らはるしあの騒動についてあまり詳しくは知らない。

卒業組をあえて応援する理由


今後のみけねこを注視する理由は、今のカバーの方針がはたして正しかったのかを知るカウンターとして必要な存在だと思うからだ。

ちょっと話題はそれるが、中国問題で炎上した元桐生ココ(kson)のその後とカバーの対応を比較したい。

中国問題で炎上の火種となって卒業したkson本人はその後「台湾でファンミーティング」を開いて台北、高雄、台南と旅行をして、当地のファンとの交流やプレゼントの開封配信も行い、ニュースで取り上げられている。

一方で現地のファンから強い要望があるにもかかわらず、カバーの運営はグッズの代理店がある「台北」限定ストアでさくらみこを街頭広告させたくらい。「台北の35P」と表記しているのは、あくまで中国の一都市の「上海」「北京」と同様の扱いですよ、ということだろう。


気を遣っているのか自主規制なのか分からないが、「台湾」というワード自体が「言ってはいけない言葉」にされているのは、一部のファンからすればモヤモヤするかもしれない。


レピュテーションリスクを加味しての結果だろうが、cyberbullying(ネットいじめ)に集中的に合い、引退したkson本人が現地に向かっている一方で、運営は中国資本のRiotであるヴァロラントとプロジェクトチームを組んで新ブランドの立ち上げ。

別にチャイナマネーが、とか言いたいわけではない。

会社の判断として必要なアライアンスもある。

ただ、それが結果として表れるかと言えば、、、どうなのか。


その結末を知りたい気持ちが自分の中にある。


みけねこ(旧潤羽るしあ)の場合も同じだ。


彼女の場合は本人が認めていない情報漏洩があったのかどうか、外野からすればどうでもいい話なので、どちらが正しかったのかは結果と事実が示すとして、自分が興味を持っているのは「彼女のやり方」「今後のホロライブの方針」のどちらかが支持されるかが見てみたいということだ。


みけねこ自身が再び実力でスパチャ世界一を取り戻し、あの騒動を期に、手のひらを返した連中を見返したい、という気持ちがあるのかはわからないが、もしそうなったら個人勢の夢が広がるだろうな、と期待している。

今の彼女を推すリスナーのモチベーションはそれもあるのかも。

みけねこ復活のストーリー

自分は彼女にはまだまだ可能性があるとみている。

なぜなら海外で多くのファンが彼女の支援をしているからだ。

英語圏には「自由を重んじる」価値観が強く、中華圏では「恩徳に報いる」という価値観がベースにある。


それは規律を遵守して組織を守る、という現代日本人の律法主義的なものの考え方とは根本が違う。


善し悪しは別に、上辺の理想像を描いて、彼女に愚痴をこぼす人はまずファンの価値観の違いを理解した方がいいだろう。

この話題になった動画。
エモいと捉えるかどうかは貴方次第。

みけねこ本人はカバー社とのNDA(秘密保持契約)があるため触れないようにしているが、そのうち切り抜き勢が「るしあ」や「ホロライブ」のタグをつけ出すと導線が生まれる。


すでに海外勢はかなり踏み込んでいるが、切り抜き動画では動画の評価に関わるアンチコメントは消されるので、次第に切り抜き勢も取り込むことができるだろう。

これなら「ホロキュア」や「Idle showdown」だけでなく、過去の「るしあ切り抜き同時視聴」や「るしあファンアート」の回想企画も期待できる。

tiktokの切り抜きより

新規層は三期生の繋がりをエモく感じられるのかも。

ホロライブの遺産も十分効果があるということが分かる。

これはカバー運営が(るしあ=みけねこ)を首肯できないことを、逆手に取った方法だ。本人が直接言及することは契約上問題があるが、第三者が言及したところで何の対応もできない。


たとえ匂わせについて声明文を出したところで「みーちゃんをいじめるな」になるので逆効果。

著作権を理由に動画を消すのが精一杯だろう。


まとめサイトや読み上げ動画で取り上げられたら、逆にリスナーを取り込んでしまえばいいという気概が必要ではあるが、修羅場を乗り越えた彼女なら出来ると踏んでいる。

ピンク色のエンゲージリングを発売するくらいに突っ切ってしまえば大いに話題になること間違いない。

そこまで開き直れば過去のるしあファンも戻ってくるかもしれない。

スパチャ世界一の道~なろうの悪役令嬢追放ものを現実に

さらに再びスパチャ世界一になることも夢ではないと思っている。


メタな話、彼女は炎上したときに歌い手に捨てられたアラサーといういわゆる「不憫キャラ属性」が付属されている。


上手く自虐ネタに活用できれば、これまでVtuberから縁遠い女性リスナーからも「自分に夢を与える存在」として幅広い支持を得られる可能性がある。


いままで散々叩かれてきたキャラがパワーアップして蘇る展開は、まるでなろうの悪役令嬢追放ものの主人公を思わせるだろう。

負けヒロイン属性は女性から共感を生みやすく、一緒に「箱の若い女Vを倒す」というパワーに向かえば、野次馬も増えて面白いことになりそうだ。


ただ色々と辞め方に問題があったので簡単な道ではないのは確か。

過去の言動を掘り返されても身から出た錆と持ち前のメンタルの強さで割り切るしかない。


注目を浴びればそれだけアンチも多くなるかと思うが、ホロメンや新規リスナーは次第に応援してくれるだろう。


配信のモチベーションがリスナーと共鳴できれば、再びスパチャで世界一の座を奪うことは不可能ではない。

おそらく既に水面下で進んでいると思われるが、世界への道が見えてくれば自ずと声優の話も舞い込んでくるはず。

正々堂々と異世界の魔女や鬼を退治して、世界一に復活したとき、ホロライブかみけねこか、どちらの決断が支持されたかどうかが結果として証明できるだろう。

一株主としてはもっとカバーに頑張って貰いたいという気持ちもあるし、みんなが特別なナンバーワンという考えもごもっともだが、一方で観客席から推しを応援する立場からすれば、相互に無関心になり、発展性がなくなって、ユーザー目線の面白みに欠けているのが、昨今の界隈をみる率直な感想だ。

ホロライブのカウンターとして、彼女には徹底したユーザー目線の姿勢を貫いて新しい未来を開拓していくことを期待したい。

鬼と魔女と悪魔の具体的な倒し方

ほぼご本人様オンリー

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