オスマン帝国のすごさ~トルコ至宝展
20世紀初頭まで約600年間、栄華を極めたオスマン・トルコ帝国。その宝飾品や美術工芸品約170点が展示された「トルコ至宝展」は十分見ごたえのあるものだった。
わざわざ京都にまで出かけてみる価値は十二分にあった。
今回、僕がトルコ至宝展を見ながら思ったことは、オスマン・トルコ帝国のすごさである。世界遺産でイスラム教寺院のブルーモスクを始め動かせないものがたくさんある。
それを補ってなお、当時を偲ぶ見ごたえのあるものが沢山あったことだ。
もう一つの特徴としてはチューリップの宮殿といわれるトプカピ宮殿に展示されていたものだ。
歴史に詳しい人に言わせれば笑われるかもしれないが、僕はなにしろチューリップ=オランダと思っていたのだ。
調べてみるとチューリップはトルコの国花。チューリップの原産地がオスマン帝国領土内で、チューリップはトルコ語でラーレ、アラビア語のスペルを並び替えると(アッラー)、ラーレを逆さまから読むと三日月(トルコ国旗のシンボル)になるという。
展示品は宝石だらけで、目がチカチカしたが、展示品が買えるわけもなく、僕が実際にお土産で買えたのは額皿と絵ハガキぐらいだ。
いずれにせよ、オスマン帝国の歴史のすごさが実感できたことは間違いない。
歴史を知らなくても、宝石好きの人はぜひ足を運んでみてほしい。
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