ホロライブは企画部会の連携が取れてないのではないか問題
前々から思っていたが、カバーはプロジェクトを立ち上げすぎて、企画部署事の横の連携が取れてない気がする。
新モーションでハート目、舌出しさせてアバンチュールホリックする一方で、ホリゾンタルでホロスタとfpsをやらせるわで、箱のブランドが右往左往で、どこを向いて舵取りしているのかファンからは全く見えてこない。
勝手な想像だが、新入社員が「コレやりたい」と手を挙げて、グループの中でディスカッションを進めるうちに、プロジェクトチームを作って、ホロメン抜きに勝手に企画を進めてるイメージがある。
しかも別のプロジェクトチームと同時並行して進行させているせいで、似たようなグッズが大量に増えたり、イメージと違う案件を立て続けにやらされたりと、ノンストップストーリーで宇宙の果てまで、もはやどこに向かって進んでいるのか、リスナーからしても訳が分からなくなっている。
タレントの自主性を尊重して、マーケティングを進めた上でプランニングするならともかく、最近のPVについては肝心のホロメンからも「よく解らない」といわれる始末。HPの採用募集の要項をみてもやりたいことが散らかりすぎて、ホロメンの負担が増える一方になっていないか、正直心配になってくる。
株価が上昇しているうちは運転資金にまだ余裕があるかもしれないが、このままだといずれ事業や人員を増やしすぎて、にっちもさっちもいかなくなったUUUMの二の舞になってしまう。
そうならないよう、そのうち運営は傷口が広がる前に事業整理すると予想している。というか、そうしないと生き残る道はない。
ブランド力を維持するというのは、多大なコストと地道な活動の積み重ねが必要になるからだ。
箱を分割して姉妹グループをつくるのもアリだと思う。
「挑戦」というワードを使い出すと不安しか生まれない。
最近の運営の事業方針をみると「アバター社会+現実社会とのトランスソーシャル」をテーマに挑戦していると窺える。
以前はオタク君に3Dメガネの購入を促して、オープンワールドでホロメンと交流、コンテンツの販売をするというビジョンがふわっとした主軸にあったのだと思うが、最近は逆からのアプローチが目立つ。俗に言う男女混合の「一般化」路線というやつだ。
結局その「挑戦的な試み」のしわ寄せはホロメンにくるわけで、体調不良が続出する人が多いのも納得である。
互いの部署の連携が取れていないから、あれもこれも手にかけようとしてホロライブ全体が何処へ向かうのかが迷子になる。結果ファンが離れて、ヘイトを向けられたホロメンがストレスによって休止する。その繰り返しだ。
おおかた若い社員が頑張って立ち上げた挑戦的なプロジェクトにノーと突っ返せないんだろう。なんとなくだが谷郷社長の人のよさが、優柔不断や決断力のなさという悪い面で表れている気がする。上に立つ者は支える人の気持ちは汲んでも、媚びるようなことをしてはならない。
場合によっては守るべきことのために冷酷な判断も必要になる。
ホロライブはAKBをモデルにしているので、もちろん構想にはあるだろうが、人数が増えすぎたタレントの負担軽減と導線の見直しも兼ねて、ホロックスのような半端な形でなく、メンバーを完全に「オタク向け」と「一般化路線」の姉妹グループとして分割するのも手だと思う。
ビジネスとしてどちらの路線が正しかったかは、さほど遠くないうちに事実と結果が示すだろう。
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