永井食堂でもつ煮込み定食
群馬県といえばモツ煮が美味い。
中でも「永井食堂」のは別格に美味いらしい。
ちょうど赤城自然園の生活の森というところを貸し切って、グループキャンプをやる予定があったので、キャンプ前の昼飯がてら行ってみた。
とりあえず関越道を走る
まずは群馬まで行かないと話にならない。
自宅からだと練馬インターが最寄りなので、首都高や外環にのらずに下道で向かう。
このあいだの北海道行きのときは真夜中だったので道は空いていたが、今回は土曜日の朝だ。まだ7時台なのに車が多い…。しかも鶴ヶ島のあたりで事故渋滞が起きているらしい。なんてこった。
高坂サービスエリアでひと休み
小腹がすいたのと、事故渋滞のノロノロで少し疲れたので、高坂サービスエリアでひと休みすることにした。
このサービスエリア、キャンプ用品を売っている。
ゆるキャンのレトルトとか、スパイスとか、メスティンやテントまで売っている。これからお出かけするのに忘れ物をした人を狙ってるのだろうか…。
いやいや…ラーメンは基本的に罪深い。
罪悪感なしに食えるなんて幻想だ。
永井食堂に到着
再び関越道をひた走り、赤城インターで降りる。
ここから赤城自然園は目と鼻の先だが、今の目的地はそっちではない。
ナビに従ってすすみ、永井食堂に到着した。
時刻は10時40分。ポツポツと雨が降りそうな天気だが、店の前には既に行列ができていた。
なんでも土曜日の昼にトライするのは無謀であるそうだ。そんなことを言われても、休みが土日なのだから致し方ない。さっさとバイクを止めて、列の最後尾に並ぶことにした。
もつ煮込み定食とご対面
店はカウンターのみ。相席だとか人数分空席ができるまでとか、そんな甘い要望は通らない。空いた席にどんどん案内されていく。しかもほとんどの人がもつ煮込み定食を頼んでいる(他のメニューも一応あるのに、だ)。
もっと待つかと思ったのだが、20人ほどの先客はあっと言う間に捌けてしまい、自分の番が回ってきた。
予め女将さんに注文を聞かれていたので、着席後すぐに配膳される。早くて良い。
お盆は縦置き。これがこの店のルール。限られたスペースを有効利用するためらしい。
写真を撮ったら早速もつ煮込みに箸を伸ばす。
しっかりとした味噌味。よく煮込まれて柔らかいモツ。味の染みたこんにゃく。実に美味い。
もつ煮が口にあるうちに白飯を口に入れる。ヤバい、美味い。
あとはもう、ひたすら喰らうのみ。もつ煮の汁を飯にかけても美味い。話しながら食べるなどは邪道。モツ煮が冷める前に食い切るのが礼儀というもの。
食い方に品がなくても無問題。店員が素っ気なくても無問題。美味いのと大盛りでも770円と高コスパなのがチャラにする。
食べ終わる頃には汗だく。
とはいえ汗が引くまで長居するのは無粋。素早く会計を済ませてあとの人に席を譲る。
余韻に浸るのは店を出てからゆっくりと。
テイクアウトの「もつっ子」が1000円で売られていたので、今度冬キャンプをする前に買いに来ようと思った。いや、それくらい美味い。
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