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緑きょう病菌

硬化病の原因となる緑きょう病菌は 菌が寄生した幼虫をミイラ化してしまう菌類

白い菌糸に被われた幼虫
菌の分生胞子が幼虫の体表に付着し発芽 完全に死んでいてミイラと化している

菌の分生胞子が幼虫の体表に付着し 発芽
その際 菌は幼虫の「脱皮ホルモン」を分解する酵素を出して脱皮を阻害
その後 体内に侵入し菌糸を増殖

薄っすらと緑色の分生子(胞子)が確認できる


幼虫を致死させた後も体液を奪いながら白い菌糸は増え続け
最終的に幼虫の体表で緑色の分生胞子を作る



ボーベリア菌同様 殺虫剤としての効果が期待されることから農業での利用研究が進行中
自宅周辺では初秋ごろから幼虫のミイラがいくつか見つかっていたが 今ではあちこちで見つかるようになって ちょっとしたパンデミックになっている

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