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こんなに補助金じゃふじゃぶ…国営企業にするつもり?

日銀がETFをこんなにも買い入れて、もはや国営企業なのでは?


こんなつぶやきをTwitterで見かけました。ここにリンクさせようと思ったけど、見失ってしまった… 

上場企業は国営企業??



アベノミクス以降、日銀の買いオペにより、株価は下支えられています。

で、買い入れる時、国策に沿っている企業の株を買ってるみたいなんですね。SDGsに取り組んでるとか、DXに貢献する業種とか。
自社の株価が上がると企業は、資金調達しやすくなるので、積極的にいろんな取り組みができるというめりっとがあります。

ですが、間接的に日銀が主要株主となるわけで、それはもはや、国営企業なのでは?というのが、そのTwitterの趣旨です。

非上場の中小企業も国営化??

で、このTwitter見て思ったんですが、我が社のような非上場企業の場合、日銀の買いオペの恩恵にはあずかれませんが、中小企業向けの補助金の恩恵にあずかれます。
補助金の加点や要件をみれば、日本政府が求めている中小企業のあり方が、露骨なまでに解ります。
国策に沿う中小企業には、補助金あげるよって…もはや買収されてる。

補助金は雑収入計上されるので、株主割合に、影響するわけではないことは、承知してます。
でも、額が大きすぎる。
我が社は、年商1億円の会社ですが、直近5年間で、もの補助金やら事業再構築やら、厚生労働省の、助成金やらで総額8000万円弱を貰ってます。

これが、「政治家にコネがあるから甘い汁を吸えてる」というなら、まだ分かる。

実際は、コネなどなく、事業計画も見よう見まねで事務員が徹夜で書いたつけ焼き刃で採択されてる。

「私もコンサルなしで、補助金の採択されたい!」と強く願う人がいれば、「大丈夫できますよ。私でもできたくらいですから」とお伝えするくらいに、ハードルが下がってます。

すっっっごく違和感ありますよね。

この流れいつまで続く?


この補助金じゃぶじゃぶ現象は、金融緩和政策の恩恵なのかと思ってましたが、そうじゃないのかもなぁ…と思うことがあります。
資本主義という建前は崩さずに、実質は国営企業を増やすための策なのかしら?と。

中国人の友人が言うのに、「日本は資本主義じゃない、社会主義だ」と。
私にとってこれは目から鱗だったので、また別の日に記事にしてみますね。

この中国人の話を聞いたから、国営化にするつもり?と疑ってしまってるのかもしれません。

日本の補助金政策の意図が分からないから怖いですが、霞ヶ関の官僚の方々を信じるしかないですね。
補助金をばら撒き続けて、日本はどこへ行こうと言うのか…


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