今年は流石に変わりましょう
明日やろうは馬鹿やろうだと、定型文を唱え続け気づけば社会人8年目の30歳になっていた。
決してこれまで人生の選択肢を大きく間違えてきたとは思わないし、「だったら替われや」と言われる程度のステータスにあるのだろうとも思う。
ただ、漠然と「何かしなくては、何とかしなくては」とよく分からない焦りを感じ続けているのは間違いないし、そう思い始めた社会人5年目あたりから無為に3年以上過ごしてしまっているのも事実だ。
整理しよう。
現在のステータス
職歴
・大学卒業後(文系学士)に元国営の大手通信インフラ会社へ入社
・入社〜3年目まで事業部で中堅・中小企業の営業を担当
・4〜6年目は本社で労務担当として組合折衝を担当
・7年目〜現在まで事業部で人事制度・育成の運用を担当
保有スキル・資格
▼語学
・英語(ビジネス上級程度)※幼少期に7年程度海外滞在
・実用英語技能検定1級
・TOEIC 985点
▼その他
・第一種衛生管理者
・メンタルヘルス・マネジメント検定II種
・ビジネス実務法務検定3級
・RPA技術者検定アソシエイト
日々の過ごし方
・ジムに週3程度通いトレーニング
・食事を全て記録し、体組成を適正に保つ
・なんとなく興味のあったプログラミングに手を出し、素人止まりの勉強だけを続けている
書き出してみると、社会人生活8年で、もっと言えば大学生活も含め10年以上費やしてたどり着くのがこれかいな、と普通に凹む。
今の会社や仕事内容に文句はないし、逆にフルリモートワーク中心の働き方にシフトできたのも、会社の資本力と、たまたま自分がスタッフ系の業務に従事していたタイミングが幸いし、至極快適に日々過ごしている。
無論、8年間の業務を通して「特別な」スキルが身についたかと言えば全くそんなことはないし、事務作業一つとっても効率化の手段を自分で調べる発想がない人々が信じられないほどの残業をするのを横目に、自分もこのままでは10年後、口を開けて会社に食べさせてもらうだけの生き方をしているのではないかという恐怖はある。
今の自分の市場価値
資格は入社以降に会社に推奨されたものを淡々と取得しているが、基礎教養の類が中心で、正直価値のある資格はほとんど持っていないのが実態だ。
強いて言えば国家資格の衛生管理者くらいだが、社員が日本トップクラスに多い自社で活きるほどの内容でもないし、客観的に見て「へぇ、持ってるんだね」と少し気づいてもらえる程度の市場価値だろう。
社会人8年目にして、結局自分の価値を一番高めたのは体調管理と日々のトレーニング習慣化だった。
不摂生でメタボデビューしつつあった頃から1年半近く、体重・体脂肪それぞれ10kg・10%減を実現したのは相当のコミットメントがなければ無理だったし、努力を継続させられたという自信にもつながっている。
総合すると、英語が話せるだけで、特に目を引くスキルも経験も有していない中途半端なヤツ、というのが今の自分だ。
「筋トレ継続力」で評価されるのはトレーニング界隈くらいだろうし、マクロ組んだり簡単なプログラム書けて事務作業が人より早い程度では、人材派遣スタッフを雇う方が安上がりで、付加価値としては弱い。
何を焦っているのか
なぜ焦りを感じ続けていたのか、とちゃんと向き合うべきだろう。
大学の同期やその他知り合いが自由な社風の外資系ITに転職をした、ベンチャー企業を興した、というよくありがちな話は僕もしょっちゅう目の当たりにする。
凄いな、自分とは大違いだな、と感じるけれど、羨みを感じるポイントは収入面や華やかさだったことはない。実際に今の自分は(統計上の問題はあるだろうが)日本の平均年収を上回る状態で、残業もほとんどしていないからだ。
はっきり言って、自分は「凄い彼ら」が背負うリスクとは無縁の世界で、不自由しない生活を享受している。
だったら何を羨み、今を焦っているのかといえば成長スピードの違いだ。これだけは思い込みではなくはっきりと分かる。資格取得やスキル習得は当然のようにこなしていく彼らは、「自分の専門領域の拡大」に余念がないし、はっきりとした方向性を持ってスキルアップを図り、実業務でそれを発揮している。
今の自分の有様は完全に自業自得だ。
会社は確かに専門性の高い業務はほとんど外注・委託していて、書類上の経歴>実務の精通度 なので、スキル向上を本質的には評価していない。
そこに甘んじてダラダラと過ごし、中途半端に生きてきた自分を変えたいと強く思う。
2022年度のロードマップ
具体的に何をするのか。以下を設定してみる。
①実践内容のアウトプット(note・Twitter等)
②方向性を持った資格/スキル取得
③パブリックスピーチ力の強化
④自分の市場価値の再確認
①実践内容のアウトプット(note・Twitter等)
今回初めたnoteも、少なくとも今より読みやすい文章が書けるように続けていきたいし、何より日々の実践内容を定期的に棚卸ししていくことで自分の立ち位置を常に意識したい。
②方向性を持った資格/スキル取得
正直に言えば、アイデンティティをはっきりさせたい。自分が本当に何をしたいのか、で言えば収益(フィードバック)につながる現状把握と改善だ。いわゆるコンサルなどではなく、当事者として組織を動かしたい。そのためには、プロジェクトマネジメントの能力と、該当業務の専門性が必要。
専門分野は、「なんとなく好き」で終わっていたIT分野に絞り、しっかり基礎から叩き込んでみよう。
具体的な資格やスキルは別記事で纏めることにする。
③パブリックスピーチ力の強化
元々人前で話すことは苦ではない。そこまで沢山の機会もなかったが、人事として新制度の説明会を開いたり、新入社員のオリエンテーションをすることだってあった。
ただ、魅せる話術が身についたかといえばそうでもない。
これは個人的な興味でもあるが、今年はStand-up Comedyのステージに立つことを目標に努力してみたい。
もとより英語は話せるのだから、場を操り笑いまで引き出せるようになれたら、話術という観点では向かうところ敵なしだろうという拙い発想だが、個人的なチャレンジとして楽しみながらやりたい。
コロナが落ち着きオープンマイクが再開する頃、日本では数少ないStand-up Comedyのステージに立つことを今年度の目標としよう。
④自分の市場価値の再確認
これははっきり言って難しい。市場価値は自分が査定するものではなく、第三者が見極めるものだからだ。
手っ取り早いのは転職活動などだろうが、まずはスタートラインに立つためにも最低限の素養を身につける必要がある。スキルアップする中で考えが深化することもあるだろうし、別の活路が見出せるかもしれない。
ただ、選択肢としては外せないし、遠からずのタイミングで必ず向き合わなければならない課題だ。
長々と抱負(?)を述べてしまいましたが、今年度こそ流石に変わりたいよ、という自分の想いに応えるべく、アクションを起こしていきます。
頑張るぞ!
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