DATA Saber 修行録(概要)
DATA Saberって何よ?という疑問はごもっともで、メジャーな資格や団体名ではないので知らなくても無理はない。
ただ、名だたるコミュニティが最初は小さな勉強会から始まり、業界のスタンダードへと成長していくのも事実で、DATA Saberはその一つになり得るのではないかと思う。データ分析界隈では既にそうなのかな?
前置きはこれくらいに、DATA Saberについて紹介していきます。
DATA Saberとは
DATA Saberとはデータ分析スキルの習得・向上のためのコミュニティです。
概要は以下の通り。
・Tableau(BIツールの一種)のユーザ有志により結成
・TableauのスキルとBIツールベストプラクティス習得のための取り組みで、トレーニングと試験に合格した者は「Knight of DATA Sabers」に認定
※非公式資格なので、公式資格についてはTableau社の認定制度を参照
要するに、なんとなくTableau等のBIツールを使ってデータ分析をしている人、基礎がフワっとしていて漠然と不安を抱えている人からすると滅茶苦茶ありがたいトレーニングコースなんです。必要な費用はゼロ。
ちなみにDATA Saberで使うBIツールはTableauですが、他のBIツールを使っていたとしてもBIツールを用いたデータ分析のベストプラクティスを学べるのでオススメです。
ApprenticeにApplyしました
いきなり知らない用語並べてきましたが、DATA Saberが某ST●R WARSのオマージュであることを踏まえると、要は弟子入りしましたってことです。
この後フォースに導かれて膨大な集計手作業(銀河帝国)と惰性でやっている効果なきデータ分析(ダークサイド)と戦っていくわけですね。
Applyするためには、まず師匠を探す必要があります。伝手がない場合は、Twitterなどで師匠を探してみるのもアリかもしれません。
ただ、師匠を引き受けてくれるかどうかは師匠側のジャッジになるので、もし師匠になってくれる方がいた場合は、感謝の気持ちを忘れずに。
私の場合は、社内にMASTER of DATA Saber(弟子を10名以上育て上げた称号)の方がおり、業務繋がりの接点から弟子入りを承諾していただけたのでスーパーラッキーでした。
ある意味ここが難関第一号なので、師匠と巡り合い、師匠を引き受けてもらうために「学びたい姿勢」はアピールしていきましょう。
DATA Saberの修行期間は3ヶ月間で、つまりは師匠側も3ヶ月間育成に取り組むということです。「無駄な拘束時間」と思われないよう、データ分析の能力を伸ばして何をしたいか、しっかりアピールするが吉です。
ST●R WARSのメンタリティですね。
DATA Saberに認定されるには
基本、ハンズオンでの学習になるので、知識だけあっても認定されることはありません。それ故に、非公式資格ながらTableau界隈ではDATA Saberのバリューがどんどん上がってきているように思えます。
認定条件
・技術力の証としてTableauでViz(データ分析画面のこと)を作成し、それに関連する問題集(Ord)を全て満点合格 ※期間中何度でも解答が可能
・他者を導く力量の証として、コミュニティ活動を所定量実践
※実はこのnote記事投稿もコミュニティ活動の一部です
・師匠から最後の試練(技術認定試験・口頭試問)を受け合格
この全てを開始日から90日以内に満たして初めてDATA Saber認定となります。
ぱっと見、かなりのコミットメント要求でハードル高すぎない?と思われるかもしれませんが、その分、教材(動画)が充実しており、DATA Saber同士のコミュニティも賑わっているので、サポートに困ることはありません。
問題集(Ord1~10)の解答をネット投稿などで開示することは御法度なので、具体的な内容は記載できませんが、取り組み概要などについては別記事で書いていきたいと思います。
あらゆるソフトウェアについて言えることですが、アップデートにより技術仕様が変わってしまったりと、本取り組み上で躓きかねない箇所もあったりするので、それについても触れていければ幸いです。
私自身、2022/04/01にApplyしたばかりで未認定ですが、合格に向け精進します。ご興味のある方は、公式サイトをチェックしてみてください。
それでは、また次回。
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